使ってわかった

業務用なのに大人気! マキタのコードレスクリーナー

  • 文・コヤマタカヒロ
  • 2017年10月24日

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18Vバッテリーを搭載するマキタのコードレスクリーナー「CL181FDRFW」

  • 「CL181FDRFW」の本体。質量1.4kgと軽く、ハンディクリーナーとしても使える

  • 付属のT字ノズル。シンプルな構造で軽く、動きもいい

  • 18V、3.0Ahのバッテリーと充電器。残量や充電状態がわかる

  • 吸い込みテストを実施。左がカーペットで、右がフローリング。それぞれ粉と紙製の猫砂をまいた

  • 吸い取り結果。2往復ではわずかに残ったが十分に吸い取ったと言える。残りはピンポイントにノズルを当てて吸い取れた

  • 本体をあけるとダイレクトにゴミ捨てができる、カプセル式を採用

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 ベストなコードレス掃除機はどれか?と考えたときに、ダイソンやパナソニックと共に必ず名前があがる異色のブランドがある。それがマキタだ。マキタは主に業務用の電気工具などを手掛けるメーカーだ。このため、マキタの掃除機も一部の通販限定モデルを除くと、基本的には業務用となっており、家電量販店では取り扱われていないことが多い。

 しかし、それでもマキタの評判は高い。新幹線の清掃など、素早く確実に掃除するようなニーズでの採用例が評価につながっているようだ。今回はアマゾンでも人気のマキタ「充電式クリーナ CL181FDRFW」を、実際に使ってみた。

シンプルを極めたコードレスクリーナー

 マキタのコードレスクリーナーには、7.2Vタイプの軽量モデルから、18Vの強力なバッテリーを利用する上位モデルまでがラインナップされている。今回取り上げる「CL181FDRFW」は、フラッグシップとも言える18Vタイプだ。

 コードレススティック掃除機としての構造は非常にシンプルだ。本体後方にモーターを搭載しており、高性能フィルターでゴミと空気を分離。ゴミは本体前方のカプセル部にたまる仕組み。カプセルを外せば、ゴミをそのまま捨てられる。全体がコンパクトでカプセルの容量も少ないので、小まめにゴミを捨てる必要がある。紙パックを採用した「CL142FDRFW」などのモデルも用意されてはいるが、紙パックの容量も少なく小まめな交換が必要になる。このあたりは小型掃除機に共通した弱みと言えそうだ。

 動作モードは「強」と「標準」のふたつとシンプル。「強」ではモーター音が非常に大きく、業務用ならではという印象だ。連続運転時間は強モードで約20分、標準モードでは約40分だ。重量はバッテリーと本体で1.4kg。例えば人気のダイソン「V8 Fluffy」は2.61kgなので、くらべるとかなり軽く感じる。

 本体以外の付属品はT字ノズルと、延長用のパイプ、そしてすき間ノズル。別売りのオプションで、フレキシブルホースや棚ブラシ、じゅうたん用のノズルなども用意されている。

ノズル下のゴミは強力に吸引

 それでは、実際に掃除をしてみよう。実験では、カーペットには片栗粉を、フローリングにはすりごまをまき、さらに猫砂も混ぜた疑似ゴミを用意し、これらを付属のT字ノズルで2往復してみた。

 「CL181FDRFW」はT字ノズル内にブラシを搭載しておらず、ゴミを「かき込む」機能はない。あくまで吸引力だけで吸い込むタイプだ。カーペットではわずかに片栗粉が残ったものの、大半を吸い込むことができた。カーペットに張り付くのを防ぐためにわずかに浮かせたことで、そのすき間から猫砂も吸い込むことができたようだ。対してフローリングはT字ノズルをほとんど浮かせなかったため、猫砂の大半を押し出してしまう結果となった。

 ただし、たまったゴミの上に直接T字ノズルを当てると勢いよく吸い込むことができた。吸引力は高いが、T字ノズルのコントロールに工夫が必要なようだ。このT字ノズルヘッドは可動範囲が広く、ソファの下などの掃除もスムーズにできる。うまく使いこなせば、気持ちよく掃除できるだろう。さらに本体質量が軽いので、高い場所を掃除するのが苦にはならないのもポイントだ。

電動工具とバッテリーを共有

 そして、なによりマキタの魅力と言えるのが「バッテリー」だろう。外付け型で簡単に交換できるので、バッテリーを追加で購入すれば電池切れを気にせず部屋中を掃除できる。もちろん他のマキタ製電動工具にも利用できるため、DIY用の工具などを使用する際にもバッテリーを共有できるのだ。電動ドライバーやレシプロソーなどの工具だけでなく、草刈機や生垣バリカン、サーキュレータ、ワークライトなど、多彩なツールがあるので、生活を便利に変えるきっかけにもなりそうだ。これは電池内蔵型や専用バッテリータイプの掃除機には、真似のできない強みだろう。

 マキタのコードレスクリーナーは、軽く、ハイパワーで、スタミナも十分だ。大手家電メーカー製のコードレス掃除機のような、便利な機能は搭載せず少し使い方の工夫が必要ではあるが、掃除機本来の「ゴミを吸う」という実力は十分。軽く持ち歩いて、しっかりゴミを吸い取ることができる、質実剛健なコードレススティック掃除機と言えそうだ。

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PROFILE

コヤマタカヒロフリーライター

小学生の長女を筆頭に幼稚園児、未就学児の3女を育てるパパライター。専門分野はデジタル製品と家電機器なので、家事や子育てにもそれらを駆使して奮闘中。自宅事務所で働くフリーランスで、子育てにも積極的に参加中。

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