使ってわかった

ホントに使える!? 話題のスマートスピーカー

  • 文・コヤマタカヒロ
  • 2017年12月21日

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「Google Home」を設置したところ。小さめのペットボトルぐらいの大きさだ

  • よりコンパクトな「Google Home mini」。寝室などに置くのにちょうどいい

  • Google Homeを接続したら、専用アプリを使ってGoogleアカウントと連携させる

  • Google Homeでできることの一覧。調べものや音楽をかけること、アラームのセット、天気予報の確認などさまざまなことが音声だけでできる

  • 音声での操作だけでなく本体上部にタッチすることで操作も可能。上部をくるっとスライドすると、ボリュームも変更できる

  • 本体底部にあるベースを外すとスピーカーが登場する。2基のパッシブラジエーターを搭載しており、低音もしっかりしている。ハイレゾサウンドのストリーミング再生にも対応

  • 家電との連携画面。フィリップスのHueと連携しているのがわかる。追加画面ではさまざまな家電メーカーの名前が表示されているが、日本国内で利用できるものはまだ少ない

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 この秋、これまでにはなかったまったく新しいデジタル機器が日本市場でも発売された。それが、話しかけるだけで操作ができる「スマートスピーカー」だ。Googleの「Google Home」もそんな製品の一つ。Androidスマートフォンにも搭載されている音声アシスタント機能「Googleアシスタント」が搭載されており、『OK(ねえ)、Google』と話しかけるだけで、さまざまなアクションができる。

 今回、発売されたのは本体下部に、2インチドライバと左右に2インチのデュアル パッシブ ラジエーターを配置した「ハイエクスカーションスピーカー」を内蔵する「Google Home」(実勢価格1万5000円前後)と、コンパクトサイズの「Google Home Mini」(実勢価格7000円前後)の2製品。基本機能は共通で、違いはスピーカーユニットの音質だけだ。それでは、さっそく「Google Home」の使い勝手を紹介しよう。

今日のニュースや天気、スケジュールを音声で

 「Google Home」の設定は簡単。スマートフォンに設定アプリをインストールして、アプリから室内の「Google Home」を検索。ネットワーク接続や設置場所、連携アプリなどを設定していくだけだ。

 設定が終わったら話しかけてみよう。例えば『ねえ、Googleおはよう』と話しかけると、「おはようございます、〇〇さん」と答え、住んでいるエリアの気温や天気、そしてGoogleカレンダーに入力されている、その日の予定を教えてくれる。また、そのまま音声ニュースも読み上げてくれるので、朝の準備をしながら予定や最新ニュースが聞けるというわけだ。

 また、音声で検索もできる。例えば『織田信長って誰?』と問いかけるとWikipediaに記載されている内容を抜粋して読み上げてくれる。ただし、この質問は聞き方にシビアで、『織田信長について教えて』では答えてくれなかった。この辺りはまだまだ成長過程といえそうだ。このほか、近隣の施設を探したり、外国語に翻訳したり、単位換算や計算などもしてくれる。

2ヵ月使って便利だったのが「アラームやラジオ」

 10月の発売から数ヶ月「Google Home」を使ってきて、便利だと感じたのがアラーム(タイマー)だ。これまではタイマー機能を使う時は、スマートフォンを操作して時間を設定、時間が経過してアラームがなるとタッチして止めるといった操作が必要だった。しかし、「Google Home」が来てからは、アラームは完全に音声で行うようになった。

 料理中なら『ねえ、Google、アラームを5分にセット』と、いうと、指定の時間にアラームをセットしてくれる。アラームがなったら『ねえ、Google、止めて』というか、本体上部をタッチすると止められる。そして、これは同じように目覚ましとしても使える。夜、布団に入った後で目覚ましをセットし忘れていたとしても、音声でセットできる。これが非常に便利だった。

 また、スマートスピーカーという名称の通り、「Google Home」も、高音質での音楽再生ができる。音楽再生はGoogle Play MusicやSpotifyに対応(SpotifyはPremiumサービス月額980円に加入することで、任意の曲指定が可能となる)。

 好きな曲名やアーティスト名をいうとその曲をかけてくれる。また、その時の気分やジャンルを指定して再生することも可能。残念ながらピンポイントの曲指定では外すこともあるため、テーマやジャンルで聞くのに向いている印象だ。

 そして、音楽関係で便利だったのが、インターネット経由でラジオが聴けるサービス「radiko」との連動機能だ。『J-WAVEかけて』というとラジオが再生できる。これまでもパソコンやスマートフォンから再生できたが、より手軽にラジオが聴けるようになった。

 映像方面ではテレビに装着したChromeCastとの連動が可能。『○○の動画をキャストして』というと、YouTubeの映像が再生できる。テレビ側が対応していれば、電源ONや入力切り替えまでも自動的に行われるのだ。

いまは照明のみだが、家電連携に期待

 スマートスピーカーのもう一つの活用方法が、各種家電を音声で操作するためのハブだ。例えば、フィリップスのIoT電球「Hue」がいち早く「Google Home」との連携に対応。「ライトつけて/消して」と話しかけるだけでオンオフができるのだ。この家電連携機能は今後さらに強化されていく予定。掃除ロボット「ルンバ」も対応予定で、「お掃除して」と話しかけるだけで自動掃除ができるようになる。また、テレビなどの赤外線リモコン機能を内蔵するIRユニットも登場予定。これらと連携すれば音声だけでテレビをつけたり、チャンネルを変えたり、などといった使い方も可能となる。

 スマートスピーカーは、スマートフォンの登場により、インターネットの使い方が変わったのと同じように、家庭内での家電やコンテンツの使い方が変わるまったく新しい製品だ。

 他社製品も含めて、いまはまだ、音楽を聴いたり、ちょっとした質問を音声でしたり、といった使い方ができるだけだ。しかし、日々進化しており、できることはどんどん増えている。「Google Home」があれば、これから訪れるスマートホームな暮らしを先行体験できそうだ。

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PROFILE

コヤマタカヒロフリーライター

小学生の長女を筆頭に幼稚園児、未就学児の3女を育てるパパライター。専門分野はデジタル製品と家電機器なので、家事や子育てにもそれらを駆使して奮闘中。自宅事務所で働くフリーランスで、子育てにも積極的に参加中。

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