使ってわかった

デザインの良さ以上に使い勝手の良い加湿器

  • 文・コヤマタカヒロ
  • 2018年1月25日

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タンクレス構造の気化式加湿器Rain(Wi-Fiモデル)

  • 本体内部の加湿フィルターと酵素プレフィルター

  • 加湿用の水は有機ELディスプレイに向かって注ぎこむ

  • 回転させて設定するコントロールリング。動きの心地よさはさすがバルミューダ

  • オートモードで動作しているときの画面。水量も表示する

  • Wi-Fi接続ができる「UniAutoアプリ」の画面。宅外からも使える

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 冬場から春に向けて欠かせない家電として人気なのが「加湿器」だ。空気が乾燥しやすい冬場は、インフルエンザが猛威を振るう危険な季節でもある。厚生労働省のWebサイトでは、インフルエンザ予防として湿度50~60%を保ち、気道粘膜の防御機能を低下させないようにする対策が紹介されている。さらに春先になると花粉が浮遊し始める。花粉も室内を適切に加湿することで重くなり、浮遊せず床に落ちやすくなる。乾燥対策から風邪、そして花粉症まで、加湿器が大活躍するシーズンなのだ。今回は、そんな加湿器の中でもネット対応の最新モデルを使ってみた。

 今回取り上げるのはツボのようなフォルムが特徴的なバルミューダの加湿器「Rain(Wi-Fiモデル)」。2017年秋にWi-Fiに対応したモデルが発売されたばかりだ。

 Rainは濡れたフィルターにファンで送風することで自然に湿度50~60%に加湿できる気化式を採用。特徴はタンクレス構造となっていることで、一般的な加湿器のようにタンクを取り外して持ち運んで給水するのではなく、ヤカンなどに水を入れてRain本体に直接注ぎ込む仕組みとなっている。

 本体内には4.2Lの水を貯めることができ、乾燥した部屋でもしっかりと加湿できる。加湿能力は最大風量で約600ml/hに対応。適用畳数目安は約17畳。広めのリビングでも対応できる。

リングを回すだけで湿度や風量を設定

 実際にRainを使ってみた。ヤカンで水を注ぎ。スイッチを入れる。すると本体上部の有機ELディスプレイに運転モードや現在の湿度が表示される。Rainで面白いのがその操作方法だ。本体上部のコントロールリングを回転したり、押し込むことで各種設定や加湿量の調整などが可能。目標とする湿度に合わせて運転するオートモードでは目標湿度を、マニュアルモードでは風量をコントロールリングで設定できる。

 テストした部屋は何もしていないと湿度は30%を切ることもあるような乾燥した状態だったが、目標湿度を50%に設定するとかなり勢いよく加湿が始まった。オートモードでは湿度が足りていない場合、かなり強めの風量で加湿を行うようだ。

 動作をマニュアルモードに切り替えると、風量が5段階で設定できる。風量4と5はかなり強く、テレビを見ていても風の音が気になるレベル。日中なら風量3であまり気にならなくなった。就寝時なら、1か2が良さそうだ。

 そして、Rainならではの機能が専用アプリによるスマートフォンでのコントロールだ。加湿器をわざわざ離れたところからコントロールする必要があるのか疑問ではあったが、本体内の水量表示や給水アラートもスマートフォン上に通知を出してくれ、加湿状態が把握できるのは便利だった。また、ベッドに入った後に風の音が気になったときに、その場で設定が変更できるのも意外とうれしい機能だ。

 湿度は日常的にはなかなか体感しにくいが、Rainでの加湿をスタートしたあと、部屋の湿度は40~50%に上昇。夜寝るときに給水しておけば、朝までその湿度をキープできる。その結果、起きたときに口の中が乾いていたり、鼻が詰まっているということがなくなった。

メンテナンスも簡単、キレイな水で加湿してくれる

 ツボのようなフォルムの本体は、いかにも倒れそうで心配だったが、加湿用の水が本体の底部に溜まるため、低重心で安定感があった。気化式のため仕方がない部分ではあるが、水を含んで放出される空気が若干冷たいため、ベッドサイドやソファのそばなどには置かない方が良さそうだ。とはいえ、超音波式のように、床を濡らしてしまうような加湿はしないので寝ているときも安心して使える。離れた場所に置いていてもスマホから操作できるので、注水時以外は近づく必要もないのだ。

 定期的なフィルターメンテナンスは必要だが、これも本体がバラしやすい構造なので、手軽にできる。また、同社の空気清浄機AirEngineと同じ酵素プレフィルターも付いており、吸い込んだ空気を酵素の力で除菌した上で給水するため、キレイな水と空気で加湿できるというわけだ。

 「Rain(Wi-Fiモデル)」はバルミューダというブランド、そしてその形状からどうしてもデザイン優先と思われがちだが、実は機能的な加湿器だと言える。もちろん、来客の多いリビングにも設置できるデザインで、主張しすぎないのもいい。

 デザインの良さと、実は機能面でも優れていて、さらに使いやすい。Rainなら目立ちすぎることなくしっかりと部屋を加湿し続けてくれるはずだ。

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PROFILE

コヤマタカヒロフリーライター

小学生の長女を筆頭に幼稚園児、未就学児の3女を育てるパパライター。専門分野はデジタル製品と家電機器なので、家事や子育てにもそれらを駆使して奮闘中。自宅事務所で働くフリーランスで、子育てにも積極的に参加中。

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