写真のツボ

模型やフィギュアをスマホでかっこよく撮る

  • 文・写真 LockUP大塚
  • 2018年2月6日

フィギュアや模型をスマホでかっこよく撮ろう!

 一生懸命作ったプラモデル、つい買ってしまった食玩、どうしても捨てられない絶版フィギュア…そんな少年の心を忘れない大人におすすめなのが、スマホを使ったミニチュア撮影です。フィルムカメラの時代とは違い、その場で撮影結果を確認できるので特撮のような派手な写真も簡単に撮れるようになっています。

 今回は、フィギュアをよりかっこよく撮るためのアイデアをご紹介しましょう。

ミニチュア撮影は雰囲気勝負

 フィギュアや模型をかっこよく撮る、そのために大事なのは、背景も含めた写真全体の雰囲気作りです。プラモデルの作例などでは白背景で全身が写ったものが一般的ですが、これは資料としての撮り方。模型の詳細は分かっても、魅力を伝えるにはパワーが足りません。

 では、どうやってミニチュアの魅力を伝えればいいのでしょうか。ひとつの方法として、そのフィギュアや模型が実際に動くシーンをイメージして、その空気感を演出する方法があります。

 飛行機だったら青空と、車だったら街を背景に撮れば、より臨場感が増して楽しい写真になるでしょう。極端な話、雰囲気さえよければ「かっこいい写真」としては成功なのです。

 まずは簡単な例として、背景の色と照明の位置を変えて、SFアニメの人形を撮影してみました【作例1】。左は白背景で正面からライトをあてたもので、細部まできれいに写っています。過不足はありませんが、カタログ写真のような「普通」の写真ですね。

【作例1】背景色とライトの位置を変えるだけで、同じ人形でも印象がガラリと変わる。

 これを黒背景にして、斜め奥からライトをあててみましょう。すると、陰影がハッキリしてより印象的な写真に変身します。細部は影になって見えませんが、ダーク調の劇中イメージを演出するなら、こういった撮り方も効果的でしょう。

宇宙の表現も楽々!

 日常空間を使えば、それもリアルな背景になります。【作例2】では、日本を舞台にした警察ロボットの玩具を撮影しました。大きな橋を背景として入れることで、現実と非現実が入り交じるリアルなシーンが手軽にできあがります。

【作例2】ロボットは大型の建造物と相性がいい。

 こういったロボットなら、スケール感を意識して少し見上げるように撮るのがおすすめです。撮影時は地面に立てるのではなく、台座の上に置くとスマホの位置が自由に調整できます。

 でも、宇宙やファンタジーの世界には行けないし…という場合におすすめなのが、パソコンやテレビを使った撮影方法です。【作例3】では、宇宙で戦うロボットのイメージを撮影してみました。撮り方は簡単で、インターネットの素材配布サイトなどからイメージに合う画像を探して、モニターに表示、それを背景に撮影するだけです【作例4】。スマホのカメラで撮る場合は、少しズームして撮ると背景と模型のバランスが撮りやすいでしょう。

【作例3】モニターを使えば、宇宙空間から森の中までさまざまなシーンが再現可能。

【作例4】ロボットの玩具を台の上に置いて、モニターとの位置を調整する。

 現在は、素材の販売・配布や配布サイトも多く、使いたい背景を簡単に探すこともできるようになっています。著作権に注意して、イメージに合う画像を探してみましょう。

特撮にチャレンジ!

 最後に、最近SNSでも話題となった、派手なアクションシーンを簡単に演出できる撮影法「フィギュアに砂を投げる」をご紹介しましょう。

 【作例5】は、ティラノサウルスの化石の模型です。左側はそのまま撮ったものですが、右側は襲いかかってくるような動きのある写真になっています。実はこれ、単純に模型に砂を投げつけただけで撮影できてしまうのです。

【作例5】投げる砂は乾燥しているものがおすすめ。当然フィギュアは汚れるので、その点は注意が必要だ。

 撮影方法は、三脚にスマホをセットしたら、砂をフィギュアの足元に投げつけるだけ。それを連写(バースト)モードで記録して、一番砂がダイナミックに飛び散った瞬間を選びましょう。【連写(バースト)モード 参考:スマホで楽々! 子どもを楽しく撮る小ワザ】

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 アクションフィギュアなどを使って勢いのあるポーズで撮ると、より印象的な写真ができあがります。

 最近の模型や玩具はできが良く、ちょっと一手間加えるだけで楽しい写真が簡単にできあがります。ぜひみなさんもお気に入りのメカやキャラを、かっこよく撮影してみてくださいね。

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