男の調理道具

質実剛健、パワフルなハンドブレンダー

  • 文・栗山琢宏
  • 2018年5月31日

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ブラウンの「ブラウン マルチクイック 9 ハンドブレンダー」は、開発以来50年あまりたつ同社ハンドブレンダーでもっともパワフルなモデル。これはフードプロセッサー機能のある「MQ 9075X」

  • 回転速度を自在にコントロールできる「スマートスピードテクノロジー」で、強く握れば高速に、弱く握れば低速にという微妙な速度調整を可能にしている

  • トマトとヨーグルトで作ったスムージー。皮をつけたままで作ってもとてもなめらかな口当たりにできあがった

  • ほかにもバナナとパイナップル、小松菜とリンゴなどのフレッシュな食材を使ったスムージーがとても簡単にできる

  • アボカドの種も一緒に一気に粉砕して作ったポタージュスープ。なめらかな口当たりでとてもコクのある味

  • フードプロセッサーに、ギョーザの具材である肉も野菜も全部一気に入れるので、たね作りが一瞬でできる

  • 焼き上がったギョーザ。野菜の刻み加減を調整することで食感も調整できる。具材に余った食材を利用して有効活用

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鍋やグラスなどにそのまま入れて食材を粉砕できるハンドブレンダーは、料理好きならぜひ持っておきたいアイテムだ。なかでもブラウンのマルチクイックは、強力なモーターによる粉砕力と、豊富なアタッチメントで人気の高いモデルだ。今回はこの製品を使って、調理やジュース作りにどれくらい役立つのかをチェックしてみた。

アボカドの種も一瞬で粉砕する

ブラウンはドイツの電気器具ブランドで、日本では電気シェーバーや電動歯ブラシなどで認知度が高い。だが、このハンドブレンダーも開発以来50年以上の歴史を持つアイテムで、その性能の高さとコストパフォーマンスの良さで高いシェアを誇っている。今回は同社の歴史上、もっともパワフルになった「ブラウン マルチクイック 9 ハンドブレンダー」を紹介する。

この製品の特徴は、従来よりパワフルになった500Wのモーターと、シャフトが上下に伸縮する「アクティブブレードテクノロジー」によって、硬い食材もあっという間に攪拌(かくはん)できること。アボカドの種、コーヒー豆、かぼちゃの皮、エビの殻までも、ブレンダーであっという間に砕くことができるようになった。

また回転速度を自在にコントロールできる「スマートスピードテクノロジー」もこの製品の特徴。多くのハンドブレンダーはスピード調整が高速と低速の2段階程度だが、この製品はスイッチ部分を握る力を変えるだけで、スピードを細かく調整できる。食感を残したり、なめらかに仕上げたりなどの微調整が、直感的に操作できて扱いやすい。

今回紹介する「MQ 9075X」は、ハンドブレンダーのほかにフードプロセッサーユニットが付属しているモデルで、アタッチメントを変えることで、スライサーとして千切りや薄切りができたり、こねベラでパン生地をこねたり幅広く活用できる。付属品の違いでフードプロセッサーの代わりに刻む作業のみできるチョッパーがついた「MQ 9035X」というモデルもある。

なめらかでおいしいスムージーがすぐできる

まず本体を使ってスムージーを作ってみた。付属の計量カップにざく切りにしたトマトとヨーグルト、はちみつを入れて攪拌。すると、ほんの数十秒でなめらかなスムージーができあがった。トマトも皮付きのままで入れたが、皮を感じることはまったくなく、とても口当たりのいい仕上がりだった。

続けてバナナとパイナップルと牛乳のスムージーを作った。これもパイナップルの繊維を感じることなく、とてもなめらかで美味。さらに小松菜とリンゴと牛乳のスムージーには、氷も一緒に入れてみた。ガリガリッという音はしたものの、粉砕するときに少し高速にしただけで、力がいるわけでもなく、あっさりとできあがった。どのスムージーも口当たりがよくなめらかで、これなら野菜が苦手でもおいしく飲める。

次に付属レシピに掲載されていたアボカドポタージュを作ってみた。アボカドの皮をむいたら、そのまま種ごと計量カップに入れて攪拌。種も一瞬で砕けてしまい、アボカドのなめらかなペーストができあがった。これに牛乳とヨーグルト、塩を入れて、ライムを搾って、ふたたび攪拌してできあがりだ。器に入れてライムのスライスをのせて、オリーブオイルとブラックペッパーで仕上げた。種も一緒に入れることでアボカドの風味がさらに濃厚になり、牛乳のまろやかさと、ライムのすっきりとした酸味がほどよくマッチ。とても混ぜただけのスープとは思えないゴージャスな一品になった。

フードプロセッサー機能も強力

次にフードプロセッサーを使った調理も試してみた。食材を一気にみじん切りにできるので、ギョーザ作りには最適だろう。今回は肉もひき肉ではなく薄切り肉を用い、野菜と一緒に入れて下ごしらえをしてみた。はじめに断続的にスイッチをオン・オフするパルス運転を10回ほど行ったら、中速くらいで10~20秒ほどで食材は十分に刻まれる。そのまま中から刃を外して、調味料を入れてたねを練り混ぜる。こうすれば必要以上に洗いものも増えないので一石二鳥だ。

あとは皮で包んで焼けばできあがり。皮の方もこの製品なら生地から作ることができるが、今回は市販の皮で包んで焼いた。ギョーザは大量の野菜を刻まなくてはならないので、たねの仕込みが面倒なのだが、これならとても簡単にできる。肉や野菜もちょっとずつ余っているものを使って刻んでしまえば、食材の有効活用にもなる。

ほかにもフードプロセッサーを使えば、肉をミンチにしたり、魚をつみれにしたりといった作業が簡単にできる。中のアタッチメントを換えると、千切りや薄切りなどのスライスも一瞬だ。下ごしらえは、本製品があればとても効率的にできるだろう。

モーターがパワフルなこの製品なら、フードプロセッサー機能は、据え置き型のものと同じくらいのパワフルさで使える。さらにハンドブレンダーなら、鍋の中に直接入れて攪拌したり、グラスに食材を入れてスムージーを作るといった使い方もできる。清掃も本体だけなら計量カップに水を入れて、空回しすればそれですむ手軽さがある。

ブラウン マルチクイック 9 ハンドブレンダー」は、硬い食材も一気に粉砕するパワフルさと、微妙なスピード調整のできる繊細さを持ち合わせた使い勝手のよい製品だ。ハンドブレンダーの便利さを体感するなら、この製品は有力な選択肢になるだろう。

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PROFILE

栗山琢宏ライター

パソコンや家電製品などのほか、調理器具やベビー用品などモノ全般を得意とする雑食ライター。調理家電のレビューを行ううちに料理に目覚め、料理道具への偏愛もはじまる。料理道具は実際に料理してみた、リアルな使い勝手を重視する。Windows以前からパソコンを使いはじめ、デジタル機器や家電の動向を追い続けている。商品を買うときに比較検討しているときが至福。

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