気になるオーディオグッズ

安価で高音質なオーディオプレーヤーを持ち歩こう

  • 文・武者良太
  • 2018年7月10日

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1980年代のミニコンポで使われていた懐かしき「private」の名前がキラリと光るパイオニアの「XDP-20」

  • シャープなデザインにシャープなサウンド。楽曲の魅力を引き出してくれるFiiOの「M7」

  • 可愛らしいスタイルだが直感的に操作できるUIを持ち、聞き疲れしにくい音質を持つACTIVOの「CT10」

  • 内蔵メモリー16GBのモデルならば2万円ほどで購入できるリーズナブルなソニー「NW-A45」

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デジタル音楽配信時代のいま、CDではなく、スマートフォンをプレーヤーとして音楽を楽しんでいる方がほとんどとなりました。特に近年のスマートフォンは音質も向上してきており、熱気のあるロックも重厚なクラシックも分け隔てなく楽しめます。

しかし音楽再生に特化したオーディオプレーヤーと比較すると、その音質はまだまだといったところ。アーティストの息遣いや、細かなニュアンスも漏れなく聴き込みたいというのであれば、オーディオプレーヤーで音楽再生を楽しみたいものです。

またスマートフォンで音楽再生しつづけると、思わぬところでスマートフォンのバッテリーが切れてしまうこともあります。緊急時の連絡手段・情報収集ツールとして、スマートフォンはいつでも使えるようにしたいところですよね。だからこそ、音楽再生に関しては専用のオーディオプレーヤーにまかせようじゃないですか。

現在発売されているオーディオプレーヤーを見ると、価格帯は数千円~数十万円とピンからキリまで。でも1万円以下のモデルは音質がスマートフォン級のものが多く、使い勝手もよくはありません。半面、10万円を超えるような製品は極めて高い音質で耳を楽しませてくれますが、ちょっとその価格が現実的ではないかもしれません。

そこで注目したいのが3万円前後のモデルたちです。デジタル技術と音作りに長けた各メーカーもこの価格帯のモデルを多く作っており、ユーザーとしても選びやすいのです。※価格は「価格.com」2018年7月3日調べ

カジュアルなスタイルだが性能は上位機種クラスのパイオニア「XDP-20」

1980年代のミニコンポ全盛期、オーディオメーカーであるパイオニアは、privateというペットネームを持つミニコンポをリリースしました。小型なのにフルサイズのステレオコンポと同等の音質で大ヒットしたモデルです。「XDP-20」にはそのprivateの名が刻まれています。手で握れそうなほどコンパクトでありながら高性能を実現しており、DNAを受け継いだモデルなのだと感じます。

キーポイントはmicroSDカードのデュアルスロットです。1スロットにつき256GBまでのmicroSDを挿入できます。内蔵の16GBメモリーと合わせると、最大で528GBまで拡張可能。多くの音楽をフルに収録できるでしょう。またバランス出力端子も備えています。バランス対応イヤホンを用いれば、セパレーションに優れ、楽器の位置関係が明確に伝わってくるサウンドが楽しめます。

ユニセックスでポップなデザインを身にまとったモデルですが、内部機構は5万円クラスのオーディオプレーヤーと比較しても遜色ありません。平均価格は35,759円です。

FMラジオチューナーを内蔵、Bluetoothの音質も極めてきたFiiO「M7」

多機能性で選ぶなら、FiiOの「M7」に注目しましょう。コストパフォーマンスの高いオーディオプレーヤーを作り続けてきたFiiOですが、この「M7」は新世代モデル。Android 7.0ベースとしたOSを搭載し、使いやすいUIを実現しました。高音質BluetoothコーデックのaptX、aptX HD、そしてLDACにも対応しています。

特に推したい機能はFMラジオチューナーです。有線イヤホンがアンテナ代わりとなるため、受信感度に優れています。ラジオ局のサーチ機能も備わっており、目的のチャンネルをすぐに探し出せます。またバッテリーのマネジメント性能も高く、有線イヤホン接続時は最大20時間、Bluetoothイヤホン使用時は最大26時間も鳴らすことができます。待機時間はなんと40日間! 通勤時などに使うとしても、1週間は充電を必要としないのではないでしょうか。

microSDカードは一つですが、512GBのmicroSDカードも使えます。扱いやすいUSB Type Cポートの採用も高く評価したいところ。平均価格は31,787円です。

最高級オーディオプレーヤーAKシリーズの音を受け継ぐACTIVO「CT10」

ACTIVOという名前をはじめて聞く方も多いでしょう。これはハイレゾ専門音楽配信サイトgroovers Japanのオーディオブランドで、リーズナブルかつカジュアルにハイレゾ音源を楽しんでもらいたいという思想によって作られました。その第一弾である「CT10」は、数十万円級のオーディオプレーヤーもリリースしているAstell&Kern の技術が投入されたモデルでもあります。いわば、AKシリーズの音が4万円以下で手に入る、ハイコストパフォーマンスなモデルなのです。

実際に聴いてみると、優しいながらもエネルギッシュなサウンドです。7万円台のAK70 MKIIを思わせるところもありました。BluetoothだけではなくWi-Fi機能の搭載、「CT10」単体でgroovers Japanのハイレゾ音源を購入可能な機能、USB DACとして使える機能など、トータルの性能もAK70 MKIIに近いところがあります。

使用できるmicroSDカードは400GBまで。内蔵の16GBと合わせて416GBの容量を持ちます。112gという軽量ボディーで持ち運びしやすいところもポイントですね。

リーズナブルさを重視するならソニーのウォークマン「NW-A45

もうちょっと安価なモデルを求めるのであれば、ポータブルなオーディオプレーヤーの先駆者であるソニーのウォークマンがいいでしょう。ローエンドモデルの「NW-A45」ならば、2万円ちょっとの価格で購入できるのですから。またノイズキャンセリング機能が使えるイヤホンが付属した「NW-A45HN」も選べます。こちらの平均価格は29,262円となります。

もちろんハイレゾ音源の再生も可能です。さらにMP3などの音楽ファイルをハイレゾ級にアップスケーリングする機能も備えています。この機能があれば、以前から集めてきた音楽をもっとクリアでなめらかな音にすることができます。

BluetoothコーデックはLDAC、aptX、aptX HDに対応。有線接続時の再生時間は最大で約45時間(再生する音源や機能により変動)。約98gという軽量さも魅力です。

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PROFILE

武者 良太フリーライター

フリーライター。1971年埼玉県生まれ。オーディオ、IT、スマートフォンなど、多分野のガジェットに通じるフリーライターとして、雑誌・WEBを問わず多くの媒体に寄稿している。オウンドメディアの設計・編集・執筆にも携わる。元Kotaku Japan編集長。

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