写真のツボ

料理も夕焼けも色鮮やかに! 写真のチョイ足しテクニック

  • 文・写真 LockUP大塚
  • 2018年7月12日

【写真(1)】オートで撮ったままの料理写真はボンヤリしていることが多い。明るく鮮やかに調整しよう

美しい夕焼けやおいしそうな料理。でも、写真に撮ったらなんだかイマイチ……とがっかりしたことがある人も多いのではないでしょうか。

そんなときに活躍するのが、今回ご紹介するチョイ足しの小技「色補正」です。ひと手間かけるだけで、イマイチだった写真が鮮やかで印象的なものに変わるので、SNSウケもばっちり。ぜひ試してみてください。

鮮やかさは、あとから足す!

【写真(2)】夕焼けは逆に暗めにして、空の色を印象的に見せるのがポイント

「色補正」とは、明るさや鮮やかさを調整して、写真の見栄えをよくするテクニックです。以前は高価な写真編集ソフトで行う作業でしたが、今ではスマホの標準機能でかなり高度な調整が可能となっています。

【写真(1)】では、撮ったままではパッとしない料理の写真を調整してみました。少し明るくして鮮やかさをプラスするだけで、とてもおいしそうな見た目に変わります。

【写真(2)】は、夕焼けの写真を調整してみました。撮ったままだとなんだかあっさりしていた夕焼け空も、少し暗くして鮮やかにすれば、肉眼で見たときと同じように印象的な写真に変わります。

【写真(3)】青空も鮮やかに気持ちよく調整

【写真(3)】のように、なんだか曇りがちに見えていた空も、少し明るくして鮮やかさを足せば、青空が気持ちいい写真に変わりました。

調整にチャレンジ

【写真(4)】こういった調整機能付きのアプリは、多くのスマホに搭載されている

今回はiPhoneの標準アプリに搭載されている機能を使って、写真を鮮やかに変身させてみましょう。「写真」アプリから調整したい写真を選んで右上の「編集」をタッチします【写真(4)】。編集画面では、色やサイズなどの調整が可能です。

右上の「魔法の杖」マークは自動調整ボタンで、これを押すだけである程度調整してくれますが、思い通りにいかない場合もありますので、その場合は手動調整を使いましょう。

【写真(5)】画面を見ながら、イメージに合わせて調整しよう

下部の「ダイヤル」ボタンにタッチすると、自分で色の調整が可能です。「ライト」「カラー」「白黒」の3項目があり、「ライト」は明るさを、「カラー」は鮮やかさを、「白黒」は文字通り色の有無を調整できます【写真(5)】。それぞれをタッチすると調整バーが表れますので、それを左右にスライドしてちょうどいい色味のところで止めてみましょう。

また、それぞれのメニューアイコンをタッチすると、より細かな調整も可能です。慣れてきたらいろいろ試してお好みの色味を見つけてください。

【写真(6)】料理写真は、野菜の緑や赤が鮮やかに見えると、おいしそうになる

どんな色に調整するかはもちろん自由ですが、食べ物を撮るなら「明るめ/鮮やか」、人がメインなら「明るめ」、夕焼けなら「暗め/鮮やか」に調整するとSNS映えする写真になりやすいでしょう【写真(6)】。

ホワイトバランスを使って遊ぼう

撮影時にちゃんと色を設定したいなら、「ホワイトバランス(WB)」の設定機能を使いましょう。こちらは残念ながら標準カメラアプリのオートモードでは使えないことが多いのですが、ちょっとしたこだわりカメラアプリや一般的なデジカメなら設定項目があるものです。

このホワイトバランス(WB)は、もともとは「白いものを白く撮る」ための設定機能です。例えば、レストランの電球の下で白いお皿の料理を撮影したときに、あとから見ると真っ黄色になってしまって困ることがあります。これを回避するために、今の光の色をカメラに教えてあげる、というのが標準的な使い方です。晴れ、曇り、電球、蛍光灯など、光の状態を表したアイコンが並んでいる場合が多いので、その場の光に合わせたアイコンをセレクトするだけで、正しい色味で撮影できるのです。

この機能を使えば、写真の色味も調整ができます。夕焼けを撮るときに色が物足りなければ、ホワイトバランスを変更してみましょう。曇りなどにすると赤く、電球などを選ぶと青く色が変わるはずです。数字(K/ケルビン=色温度)で変更できるものは数値が小さければ青めに、数値が大きければ赤めに撮影できます。

【写真(7)】ゲームの世界のような色味も自由に作り出せる

さらにこれを応用すれば、色セロハンを使ったように写真の色を変えて遊ぶこともできます。【写真(7)】では、工場夜景のホワイトバランスを変更してみました。2000K前後だとファンタジックな青みのある景色に、3800Kで肉眼に近い色、6000Kでは映画のワンシーンのような赤みの強いイメージになりました。明るさ以外に色味も自在に調整できれば、写真の幅がかなり広がりますよ。

このように写真表現にルールはありません。自分の好きな雰囲気を目指して、どんどん加工して遊んでみましょう。

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