使ってわかった

家族の食事スタイルを変える新しい調理器具

  • 文・コヤマタカヒロ
  • 2018年7月26日

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非常にスリムなのでダイニングテーブルにも置きやすい「IHデイリーホットプレート」。明るい色でさらに高さもないので圧迫感がない

  • 「IHデイリーホットプレート」は非常にシンプルな構造。IHヒーター部と、専用プレートそしてフタの3点で構成されている

  • 前面パネルにあるレバーを左右に倒すことで温度を設定できたり、下に押すことで加熱のスタートができる

  • 自宅焼き肉のワンシーン。肉や野菜もしっかりと香ばしい焼き色がつけられる

  • 朝食に子供たちのためのホットケーキを焼いた。この写真はやや焼き色が強くなってしまったがおいしく焼けている

  • プレートを外して鍋なども楽しめる。IHコンロとして使えるのも「IHデイリーホットプレート」の便利なポイントだ

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多くの家庭が一家に1台持っている家電の一つ。それがホットプレートだ。多くの場合、焼き肉やお好み焼きなど限定的なメニューのときに取り出す、といった使い方が多いだろう。しかし、最近ではそれとはまた違ったホットプレートの使い方が始まっている。それを提案するのがパナソニックの「IHデイリーホットプレート KZ-CX1」だ。今回はこの製品を実際に使ってチェックしてみた。

生活スタイルを変えるホットプレート

「IHデイリーホットプレート」は一般的なホットプレートとは異なり、ダイニングテーブルに置いても主張しすぎないホワイトの本体と、シャンパンゴールドの専用のホットプレートを採用した製品だ。商品名にある「デイリー」とは、使うたびに出したり、片付けたりするのではなく、ダイニングテーブルに毎日出しておいて日常的に使うことを想定したもの。

この商品のために薄型ターボファンを新開発し、プレート面までの高さを約69mmまでに抑えることで、ダイニングテーブルに常設しても邪魔にならず、使いたいときにサッと使えるスタイルを実現している。

本体には二つのIHヒーターが内蔵されており、左右それぞれ別の温度で加熱調理ができるのも特徴。高温に熱した右側でステーキを焼き、左側は保温で食材を温めながら食べるといった使い方ができる。また、左右に加熱部があるため、温度ムラも起きにくいのが特徴だ。

さらに便利なのが、プレートを取り外すとIHヒーターとして使えることだ。パナソニックからもさまざまなオプション鍋やフライパンが用意されているほか、IH調理対応鍋やフライパンならなんでも設置可能。人気のたこ焼きプレートや、グリル鍋が使えるほか、同時に2種類の鍋を楽しむといった使い方もできる。

一般的なホットプレートはシーズヒーターを採用しており、その熱が鉄製のプレートに伝わり加熱する仕組みだ。しかしIHヒーターの場合はホイールから出る磁力線がプレート自体を自己発熱させるため、立ち上がりが早く、さらに安定した温度で加熱できるのが特徴。「IHデイリーホットプレート」では10度単位で温度設定ができるため、焦げ付きやすい食材も安心して加熱できる。

ダイニングテーブルで調理はありなのか?

実際にしばらくの間「IHデイリーホットプレート」をダイニングテーブルに置いて使ってみた。子供たちのいる週末の朝はホットケーキを焼く。プレートが大きいため子供用のサイズなら一度に6~8枚焼ける。これなら食べ盛りの三姉妹がいる家庭でも、待たせることがない。しかも普段のようにキッチンで焼いて渡すのではなく、子供たちの目の前で焼くため、エンターテインメント感があり、待っている間も楽しそうだった。

また、ホットケーキ以外にも、たまごやベーコンそしてトーストも一緒に焼き、「IHデイリーホットプレート」だけでホットサンドを作るということもできた。ベーコンはホテルのモーニングに出てくるようなカリカリベーコンが簡単に作れたのがうれしい。温度管理も安定しているので、たまごやベーコンを調理している間にコーヒーやサラダを作るなんてことも可能だ。ランチにはチャーハンや焼きそばなども簡単に作れる。

このように、ダイニングテーブルに「IHデイリーホットプレート」があるとキッチンの使い方が変わってくるのを感じた。これまでは料理をする人がキッチンにこもり、家族はリビングダイニングで待っているのが普通だったが、キッチンで下準備したあとは、みんなでダイニングテーブルに集まって調理を楽しむという流れができた。

さらに、これまでのホットプレートは単なる焼き物用に使うイメージだったが、「IHデイリーホットプレート KZ-CX1」なら多彩な料理ができる。パナソニックのWebサイトにはより多くのレシピが提案されており、これまでと違ったホットプレートの使い方ができそうだ。

フロントパネルのレバーで簡単に温度設定が可能

「IHデイリーホットプレート」は、多機能だが操作はとても簡単なのも特徴だ。フロント面に三つのレバー(ツマミ)を装備している。マグネット式の脱着電源コードを差し込んだら中央のレバーで動作モードを設定。さらに、左右のレバーを一度下に押して加熱をスタートする。ホットプレートモードでは230度で立ち上がり、90~250度に設定ができる。

タイマー機能も搭載しているので、230度で1分調理したあと、160度に下げて炒めるといった使い方もできる。また、左右のIHヒーターで別々に温度設定ができるため、片方でたまごやベーコンを高温で焼き、もう片方でホットケーキを焼くといった使い方も可能だ。

この温度設定もレバーで素早くできる。電源を入れてから1分以上たって調理をスタートしない場合、自動的にスタンバイモードに入るため、意図せずに左右のレバーに触れてしまっても加熱は始まらない設計となっている。子供のいる家庭などで使う場合は電源ケーブルを外しておくのがベストだが、安全対策もしっかりしている印象だ。別売りオプションでプレート周囲を覆うガードが用意されているため、これらを使えばうっかりプレートのフチに触ってしまうという事故も防げる。

鍋やフライパンで自在に調理

そしてほかのホットプレートではできないのが、2口のIHヒーターとして使う方法だ。付属のプレートを外してIH対応鍋やフライパンなどを置けば、その場がコンロに変わる。二つの鍋を同時に調理したり、鍋と焼き物を左右で楽しんだりといった独自の使い方ができる。

IHデイリーホットプレート KZ-CX1」は実際に使ってみたところ、従来のホットプレートとは一線を画す製品だった。ダイニングテーブルの上にあるため、わざわざ出す必要なくサッと使える。たったそれだけのことでキッチンの風景は大きく変わった。子供たちも喜んで調理に参加したがり、家族の皆で週末のブランチや夕食作りを楽しむことができた。

ホットプレートとしての性能も高く、サーモセンサーで調べたが温度ムラもほとんどなく、ホットケーキやクレープなどもきれいに焼ける。付属のプレートには油を落とすような構造はないが焼き肉やステーキなどにも問題なく対応できる。もしきれいに焼き目をつけたい場合はIH専用のフライパンを使えばいい。

「IHデイリーホットプレート」は、単なるホットプレートではなく、ホットプレートとしても使える、生活を変える新しい調理器具と考えるとよさそうだ。

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PROFILE

コヤマタカヒロフリーライター

小学生の長女を筆頭に幼稚園児、未就学児の3女を育てるパパライター。専門分野はデジタル製品と家電機器なので、家事や子育てにもそれらを駆使して奮闘中。自宅事務所で働くフリーランスで、子育てにも積極的に参加中。

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