男の調理道具

かたまり肉をまわしながらじっくり焼く、肉好きのための調理家電

  • 文・栗山琢宏
  • 2018年8月1日

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パナソニックの「ロティサリーグリル&スモーク」は、肉をおいしく食べるために、かたまり肉を回転させながらじっくり焼く調理家電

  • スイッチ類はモード切り替え、温度調節、タイマーのダイヤルがあり、そのほかローストビーフなどのオートメニューが用意されている

  • ロティのモードでは、回転かごに入った肉がゆっくりまわっていくのを見ることができる。これを見ているだけでも楽しい

  • ローストビーフは外側はしっかり火が通り香ばしく、中はしっとりとやわらかい。厚手に切ってもやわらかく食べられた

  • 薫製は専用の容器にチップを入れて、その上にアルミホイルで覆った網をおいて食材を載せ、さらに容器にアルミホイルでフタをする

  • 煙が外にでることもなく、手軽に薫製を楽しめる。チーズも卵もごく短時間でしっかりとチップの香りが移っていた

  • グリル機能を使ってタンドリーチキンを作った。220度で約20分で本格的なタンドリーチキンができあがった

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肉をおいしく食べたい、というニーズに的確に応えた調理家電がパナソニックの「ロティサリーグリル&スモーク(NB-RDX100)」だ。かたまりの肉を360度ゆっくりと回転させながら、じっくりとあぶり焼きで丁寧に焼き上げる。お店でしかできなかった、この回転あぶり焼きが家庭でできる。ほかにも薫製やオーブン、トースターの機能も搭載している。今までになかった、この調理家電の実力をチェックしてみよう。

肉をまわしながらおいしく焼く

「ロティサリーグリル&スモーク」は、新開発の「360度回転ロティサリーグリル」により、低速回転駆動でかたまり肉をじっくり焼き上げる方式。かたまり肉を専用かごに入れて庫内にセットすると、加熱時に自動でグルグルと回転する。加熱は上面から、遠近赤外線ダブル加熱で、近火と遠火を繰り返しながらゆっくりと加熱する。そのため肉のたんぱく質の凝集を抑えられるので、やわらかくジューシーに仕上がる。さらに常に回転しているので、肉全体に均一に火が通るのが特徴だ。

本体のサイズは、幅40.5×奥行き41.6×高さ28.0cmと、小型オーブンくらいの大きさ。正面にはモード切り替えダイヤルがあり、オーブン、グリル、ロティ、低温と高温の薫製モードが選べる。その隣には温度調整ダイヤル、調理時間を設定するタイマー調節ダイヤルがある。タイマー表示窓の隣には、オートメニューが用意され、ローストビーフやグラタン、トーストなどのメニューがある。オートメニューは仕上がり調節ボタンで、強・中・弱が選択できる。

付属品にはロティかごのほかに、薫製用の容器や網、焼き網が用意されているので、これらを駆使して、さまざまな調理に活用できる。また付属のレシピブックには肉からデザートまで50のレシピが掲載され、どのモードでどのように調理するのかがわかりやすく記載されている。これを見て作れば、材料などのアレンジもしやすいだろう。

香ばしさのある焼き具合

早速、レシピにしたがってローストビーフを作ってみた。牛もも肉の表面に塩、コショウ、ニンニクのすりおろしをすりこんで、15分おく。ロティかごに肉を入れて、本体にセット。オートメニューからローストビーフを選択する。肉の厚さによって、仕上がりを弱、中、強で選択する。今回は中で作ってみた。

スイッチを入れると、庫内のヒーターがついて、回転かごがまわるのが見える。ぐるぐると回転しながらじわじわと肉が焼けていくさまを見ているのはかなり楽しい。あとは放っておいて勝手にできあがるので、待つだけ。約40分で完成した。包丁でカットしてみると、外側にはしっかり火が入り、中はきれいなピンク。食べてみると、しっとりとジューシーでやわらかい。かなりおいしい。焼いた肉の香ばしさと、じっくり火の通った肉のやわらかさを楽しめる。

ロティでは、ほかに焼き豚やスペアリブなどのメニューができる。ただし調理できるのはロティかごに入る長さ18cmまで。鶏の丸焼きなどもやってみたくなるが、それは物理的に不可能だ。かわりに鶏もも肉を2枚使って、中に具材を入れてたこ糸を巻いてしばるチキンのメニューがいくつか紹介されている。

薫製も家庭で手軽にできる

つぎにやってみたのは薫製。家庭での薫製は煙が気になるが、本機では煙を軽減する減煙・減臭機構を搭載している。調理中の煙をファンで触媒フィルターに誘導し、においを軽減してから機外に排出する。そのため薫製につきものの煙やにおいがあまり気にならない仕組みだ。

はじめに薫製用の容器の中央にチップを入れて、そのうえに食材を置く網をセットする。水分が落ちやすい食材のときには、網をアルミホイルで覆う。網のうえに食材を並べて、容器をアルミホイルでフタをしたら本体にセットして、スイッチを入れる。今回は、味付卵とチーズをやってみた。卵は高温17分でセット。ほどよく色と香りがついて、中の黄身もしっとりとして美味だった。

チーズは市販のプロセスチーズで、低温12分で実施した。チーズに関してはできあがりは少し溶けてしまった。チーズが溶けやすいカマンベール入りのものであったのと、調理前に室温に戻していたせいかもしれない。このあたりはチーズの種類などによって調整が必要かもしれない。いずれもチップの香りがしっかりとついておいしい薫製ができあがった。

オーブントースターの代わりとしてもOK

オーブン・グリルの手動調理は、一般的なオーブンなどと同じ使い方。温度と時間を設定して調理できる。オーブンとして使うなら、グラタン皿なら2個は同時に調理できる。ケーキ型などは高さは6cmまで。一般的な小型のオーブンというサイズ感だ。

ここではレシピブックに載っていた、タンドリーチキンを作った。鶏の手羽元にヨーグルトなどで下味をつけてから、220度で約20分加熱した。表面がかりっとして、中はジューシーなカレー味の本格的なタンドリーチキンができあがった。

オートメニューのトースター機能も試してみた。食パンにチーズをのせてチーズトーストを作ってみたが、約4分で焼き上がった。チーズにもほどよく焦げ目がつき、おいしくできあがった。トースターとして使ってもかなり高速で実用度は高い。

ロティサリーグリル&スモーク(NB-RDX100)」でのロティ調理は、肉全体に火が均一に通り、じっくりと焼くのでやわらかくおいしい。しかも余分な脂分も落ちているので、ヘルシーでもある。一度食べてみるとこのおいしさはやみつきになる。電子レンジ・オーブンや、オーブントースターが置いてあるキッチンに、さらに追加スペースのある家庭は限られるだろう。ただ、オーブントースターの買い替えなら十分可能だ。

肉好きならこのかたまり肉がおいしく焼けるこの製品はとても魅力的だ。しかも庫内でくるくるまわる様子が見られるエンターテインメント性は、人が集まるときには間違いなく注目の的になる。ぜひチェックしてみてほしいアイテムだ。

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PROFILE

栗山琢宏ライター

パソコンや家電製品などのほか、調理器具やベビー用品などモノ全般を得意とする雑食ライター。調理家電のレビューを行ううちに料理に目覚め、料理道具への偏愛もはじまる。料理道具は実際に料理してみた、リアルな使い勝手を重視する。Windows以前からパソコンを使いはじめ、デジタル機器や家電の動向を追い続けている。商品を買うときに比較検討しているときが至福。

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