くらべて選んで

ツルツルでピカピカの歯を手に入れる電動歯ブラシ選び

  • 文・栗山琢宏
  • 2018年8月24日

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フィリップスの「ソニッケアーダイヤモンドクリーンスマート」は、音波振動式の代表的なモデル。機能が高く、付属品も多く、価格もハイエンド

  • フィリップスの「ソニッケアープロテクトクリーン〈プラス〉」は、基本機能は必要十分で、付属品を抑えたシンプルなモデル

  • 回転式を推し進めるブラウンの「オーラルB ジーニアス9000 ホワイト」は、スマホ対応もあるシリーズ最高峰のモデル

  • ブラウンの「オーラルB スマート5000」は、基本性能は上位機種並みのコストパフォーマンスがよいモデル

  • パナソニックの「ドルツ(EW-DP51)」は、ヨコ磨き方式とたたき振動を採用した「W音波振動」のモデル

  • パナソニックの「ポケットドルツ」は、どこにでも持ち歩いて使える携帯型の音波振動式モデル

  • オムロンの「HT-B315」は、歯科医師が施術で使用する専門器具と同じ角度で設計し、奥歯の奥まで磨きやすい

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電動歯ブラシは、手軽に使えるうえに、短時間で手磨きよりもきれいな磨き上がりを実現できる。だが、実際に使っているユーザーは、意外と少なく、普及率は約20%といわれている。手動歯ブラシに比べれば価格は高いうえ、種類も多くてどれを選べばいいのかわからないという声もある。日本の市場で中心となっているメーカーの製品にはメーカーごとにそれぞれに特色がある。そうした点を踏まえて、電動歯ブラシ選びのポイントを紹介しよう。

駆動方式を見極める

電動歯ブラシは、駆動方式によって「回転式」と「音波振動式」がある。回転式は小型の丸形ブラシが回転することで、歯垢(しこう)を浮かせてかきだす方式だ。音波振動式は、一般的な歯ブラシと同じような細長い形のブラシを、高速で振動させる方式。どちらも歯ブラシを動かして磨くのではなく、歯に順番に当てていくような使い方になる。微振動の音波振動式よりも、回転式のほうが歯を磨いている感じは強く、歯垢のかきだし能力も高い。ただしパワーが強いので、歯茎への刺激などが気になる人は、音波振動式のほうが向く。

また、電動歯ブラシのバッテリーには充電式と電池式がある。高機能モデルはほとんどが充電式で、そのほうが回転数や振動数も高く、きれいに磨ける。充電器を置く必要はあるものの、電池交換の手間もなくランニングコストにも優れる。一方、電池式は、充電器を置く必要がなく、本体のみですむのがメリット。旅行などにもそのまま持って行ける。ただし、性能面では充電式に劣ることが多く、性能を重視するなら、充電式を選んだほうがいい。

また購入時には交換用ブラシのランニングコストも考えておきたい。本体の価格はあくまでも初期投資で、消耗品であるブラシの価格も考える必要がある。製品によって価格は異なるが、1本あたり500~1500円程度するものまで幅がある。交換時期が3カ月程度として、家族で使うならさらに人数分の替えブラシも必要になってくる。製品購入時には交換ブラシの価格も調べておくほうがいいだろう。

超音波振動のフィリップスのソニッケアー

フィリップスは、毎分3万1千回の音波振動によって、強力な水しぶきを出す「音波水流」が特徴。音波水流によって軽い力で歯垢を除去し、磨きにくい歯と歯の間、歯と歯茎の間などの歯垢も効果的に除去でき、同社によると手磨きの最大10倍の歯垢除去能力になるという。

ソニッケアーダイヤモンドクリーンスマート」は同社の最上位機で、五つのモードを持ち、目的に応じた4種類のブラシヘッドが付属する多機能なモデル。ブラシヘッド認識機能を持ち、ヘッドを付け替えると最適なモードが自動選択される。またスマートフォンアプリに対応し、磨き方をチェックし、ブラッシングが不足している箇所をリアルタイムで指摘するなどの機能も持つ。付属の充電器用グラスに本体を置くだけで充電ができ、口をゆすぐグラスとしても使用できる。USB端子で充電できるトラベルケースも付属するなど、とにかく豪華な仕様で、価格もハイエンド。

もう少しシンプルな機能と装備を求めるなら「ソニッケアープロテクトクリーン<プラス>」がおすすめ。二つのモードと3段階の強さ設定で好みのブラッシングができる。毎分3万1千回の音波水流の機能は同じで、強すぎる押しつけを防止するセンサーなども装備し、必要十分の基本機能を持っている。ここで紹介した2製品は付属品などの違いでバリエーションもある。予算と目的に応じて、セレクトすればいいだろう。

爽快な磨き上がりの回転式のブラウン

ブラウンは、回転式を採用した電動歯ブラシで、「オーラルB ジーニアス9000 ホワイト」はそのハイエンドモデル。3D丸形回転テクノロジーで、毎分約4万8千回の高速上下運動でへばりついた歯垢をたたいて浮かし、毎分約1万500回の左右反転運動で、浮いた歯垢を素早くかきだす。通常のブラシに加えて髪の毛の約1/8の細さを持つ極細毛を採用した「やわらか極細毛ブラシ」も付属。歯茎をいたわりながら歯垢を除去できる。またブラシを押しつけすぎて歯茎を痛めないように「押しつけ防止センサー」も備える。磨き方のモードも目的に応じた6種類が用意されていて、スマートフォンのカメラ機能とアプリを連動させて、磨き残しや磨き癖をチェックすることもできる。

オーラルB スマート5000」は、シリーズ中位のコストパフォーマンスがよいモデル。磨き方のモードやガイド機能が少なかったりするものの、最大上下振動数や最大左右反転数などの基本性能は、ハイエンドモデルと同じ。これよりも下位のモデルになると回転数などが下がり、機能面で少し見劣りがしてしまう(といっても手で磨くよりは圧倒的にきれいに磨けるが)。ブラウンはほかにも乾電池モデルなどもリリースしており、製品選択の幅が広いが、おすすめはこの2機種だ。

コンパクトで使いやすい日本メーカー

パナソニックの「ドルツ(EW-DP51)」は、フィリップスと同様に毎分3万1千回の音波振動式ながら、ヨコ磨き方式を採用しているのが特徴。これは歯科医師の推奨する歯と歯の間に毛先を入れて小刻みに動かすバス法などに対応するもので、歯周病ケアに効果的という。さらにこの製品は二つのモーターを搭載し、毎分1万2千回のたたき振動を加えることで、歯間部の汚れに立体的にアプローチする機能も備える。また充電機能も工夫されており、1時間でフル充電されるほか、2分間で1回分の充電ができるクイックチャージ機能もある。なお本モデルは9月に新モデルが登場するが、基本機能はほぼ変わらないため、価格の下がってきている今は買い時だ。

パナソニックのドルツは携帯タイプの「ポケットドルツ」も人気モデル。乾電池式で、本体にはキャップが付属し、どこにでも持ち歩いて、いつでも毎分1万6千回転の音波振動磨きができる。ショートタイプの「EW-DS1C」と、ロングタイプの「EW-DS42」がある。

オムロンの音波振動式電動歯ブラシ「HT-B315」は、ヘッドがコンパクトで、11度に屈曲した独自ヘッドが特徴。歯科医師が施術で使用する専門器具と同じ角度で設計し、ブラシヘッドが歯列にぴったりとフィットして奥歯の歯垢を効果的に除去する。毎分最大3万3千回の音波振動によって、凹凸やすき間に毛先がしっかり入って歯垢を除去できる。軽くて持ちやすいのもメリット。手軽に使える音波式電動歯ブラシだ。

100円程度で買える歯ブラシに比べればはるかに高価な電動歯ブラシだが、実際に使ってみるとその効果の高さは一度で実感できる。短時間でも手磨きのときよりも、圧倒的にツルツル感を味わえる。歯は一生ものだからこそ、ぜひ電動歯ブラシを使ってみてほしい。

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PROFILE

栗山琢宏ライター

パソコンや家電製品などのほか、調理器具やベビー用品などモノ全般を得意とする雑食ライター。調理家電のレビューを行ううちに料理に目覚め、料理道具への偏愛もはじまる。料理道具は実際に料理してみた、リアルな使い勝手を重視する。Windows以前からパソコンを使いはじめ、デジタル機器や家電の動向を追い続けている。商品を買うときに比較検討しているときが至福。

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