使ってわかった

フルHD画質を持ち歩けるポータブルプロジェクター「PF50KS」

  • 文・コヤマタカヒロ
  • 2018年8月28日

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バッテリー内蔵フルHDコンパクトプロジェクター「PF50KS」

  • プロジェクター本体。サイズはW170×D178×H52mm、重量約1kg。携帯性は高いが、残念ながらケースなどは付属しない

  • 本体背面にコネクター類を配置。USB-C端子なども搭載しており、USB PDによる充電にも対応

  • 付属のリモコン、スマホアプリや本体上部のボタンでも操作はできるが、すべての機能を使うにはリモコンが必須

  • ホーム画面をスクリーンに映し出したところ。NetflixやYouTubeもメニューから選択できる

  • 白壁に約40型で映し出したところ。スクリーンと比べると反射が少ないが、照明を消せば十分な明るさだった

  • 三脚を使って天井に映し出せば、ベッドに寝転んだままで映像を楽しめる

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自宅で映画などを楽しむ定番スポットといえばリビング。多くのご家庭では、大画面テレビがリビングの中央にドンと置かれているのではないだろうか。しかし、寝室でゴロゴロしながらドラマを見たり、ときには知人宅や屋外キャンプで動画を楽しんだりしたいこともある。そんなとき、迫力の大画面を気軽に持ち出せるのがポータブルタイプのプロジェクターだ。バッテリーを搭載した小柄なモバイルタイプなら場所を選ぶことなく投影が可能。今回はさらにWebOSを搭載し、単体での動画再生を可能としたプロジェクター「PF50KS」を紹介しよう。

コンパクトながら明るく照射

「PF50KS」は約2.5時間のバッテリー駆動ができるモバイルプロジェクターだ。コンパクトサイズながらフルハイビジョン画質に対応している。プロジェクターの仕様として重要なランプの明るさは最大600ルーメン。室内の照明を落として、40~50型クラスで表示すれば十分に実用的な明るさだ。光源にはRGB LEDを採用しており、仕様上の投写サイズは25~100型となっている。画面サイズを大きくするとその分暗くなるため、部屋を真っ暗にできる場合は大画面で、ある程度の明るさがある環境の場合は40型くらいまでで使うのが良さそうだ。

本体下面に角度調整用のネジと三脚穴を装備。机などに直置きするか、三脚を使って自由な場所に設置できる。バッテリー駆動で使えることもあり、レイアウトの自由度は非常に高い。タテ方向の自動台形補正機能を搭載しているので、スクリーンに対して真正面から投影すればキレイに画面が映せる。ただし、ヨコ方向の台形補正には対応しない点に注意が必要だ。

単体でNetflixやYouTubeの投影に対応

映像の入力にはさまざまな方法がある。本体背面にはHDMI端子を2基搭載しており、各種プレーヤーやレコーダー、パソコンなどを接続することができる。普及が進むUSB Type-Cも採用。USBメモリーからの再生にも対応し、動画や写真、PDFファイルやオフィス文書の簡易表示が可能となっている。

便利なのが、WebOSを搭載しているため、単体でもNetflixやYouTubeが再生できること。パソコンやスマートフォンなどをつなぐ必要がないので、本体だけで気軽に大画面動画を楽しめるのだ。さらにBluetoothスピーカーを接続すれば、電源ケーブルも含めた完全ワイヤレスな状態で使えるのもポイントだろう。

このほか、スマートフォンからワイヤレスで映像を転送できるミラキャスト機能にも対応。端末に保存した写真や、ブラウザーの画面を表示できる。なお、動画の場合は自分で撮影したコンテンツは再生できるが、定額配信サービスなどの動画は著作権保護のためワイヤレス転送できないことが多かった。

基本的な操作は専用リモコンとスマホから

今回のテストでは、設置にコンパクトサイズの三脚を使ってみた。置くだけで自宅の白壁がスクリーンに早変わりする手軽さは、モバイルタイプならではだ。表示サイズの設定はなく、スクリーンから本体までの設置距離で画面サイズが決まる。壁に近ければ画面が小さくなり、その分だけ映像は明るくクリアになる。逆に離れると画面は大きくなるが、明るさやシャープさは下がってしまう。100インチサイズでも投写してみたが、ややシャープさが足りず、ぼんやり気味の映像となった。

スクリーンに向かって「PF50KS」を設置後、電源を入れると「入力信号なし」のアラート画面が表示される。ここでリモコンのホームボタンを押すとメニューなどが表示されて、画面全体が見えるようになるので位置合わせができる。本体レンズ上についているレバーでピントを合わせたら、垂直方向の画面のゆがみはオートで補正できる。

あとは、Wi-Fiの設定が完了すれば、ホーム画面からNetflixやYouTubeを利用できる。もちろん、HDMI端子にプレーヤーなどを接続すると、それらの映像も再生可能。前述の通り画面サイズによるが、ポータブル機としては十分に明るくきれいに表示できた。

画面操作は基本的にリモコンで行うのが通常の使い方となる。本体正面のボタンでも基本的な操作・設定はできるが、このボタンは使い勝手があまりよくない印象だった。

さらに操作方法としてスマホアプリ「LG TV Plus」も利用できる。これはスマホと「PF50KS」を同一のWi-Fiに接続することで利用できるようになるアプリ。基本的にはLG製テレビを使うためのアプリなので使えない機能も多いが、「LG TV Plus」を通してスマホに保存した写真を表示するといったこともできる。

ビジネスでもファミリーでも活躍

これまでポータブルタイプのプロジェクターは、明るさが足りなかったり、画面の解像度が物足りなかったりすることが多かった。しかし、「PF50KS」はフルハイビジョン画質でしかも2時間半のバッテリー駆動ができる。本体質量も約1kgなので、持ち運びには困らないだろう。

普段は自宅に設置しておき、実家への帰省時や、友達の家などでのパーティーにプロジェクターを持っていくといった使い方もできる。みんなで映画を見ている間に、スマホを接続する必要がないのは思った以上に便利なはずだ。キャンプなどで一日の思い出写真をテントに投写するなど、思い出づくりにも活躍してくれるだろう。

ビジネスユースはもちろんのこと、ファミリーユースでも活躍できるポータブルタイプのプロジェクターと言えそうだ。

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PROFILE

コヤマタカヒロフリーライター

小学生の長女を筆頭に幼稚園児、未就学児の3女を育てるパパライター。専門分野はデジタル製品と家電機器なので、家事や子育てにもそれらを駆使して奮闘中。自宅事務所で働くフリーランスで、子育てにも積極的に参加中。

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