男の調理道具

工具メーカーの切れ味をキッチンに! マイクロプレインのおろし器

  • 文・栗山琢宏
  • 2018年8月31日

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もともとは大工道具として使われていた切れ味で、スパイスやナッツなどの堅い食材もなんなく粉状にできる

  • ブレード部分の幅の狭いほうがゼスターグレーター、幅の広いほうが日本限定でリリースされているジャパニーズスタイルグレーター

  • 突起のひとつひとつが鋭利な刃になっていて、これが抜群の切れ味で食材を切り刻み、細かくて口当たりのいい食感を生む

  • キッチンツールとしての出発点となったかんきつ類の皮を削る作業も、鋭い切れ味できれいに粉状に切り刻める

  • 陶器製のおろし器(左)と、ゼスターグレーターでショウガをおろしたとき(右)の違い。陶器製は水分がずいぶんでてしまっている

  • ふわふわの口溶けのおろしたチーズをたっぷりかければ、ふだんのパスタがワンランク上の仕上がりになる

  • 切れないおろし器で作業するとつらい大根おろしも、この製品なら楽に作れるので大根おろしの頻度も高くなりそう

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料理では、ニンニクやショウガなど、食材をすりおろす機会はかなり多い。日本料理では大根おろしは欠かせないし、イタリアンならチーズをおろすこともある。食材をおろすときに使うおろし器で、シェフや料理研究家などに絶大な信頼を受けているアイテムがある。それがアメリカのマイクロプレインの製品だ。今回はこのマイクロプレインのおろし器の実力を紹介しよう。

もともとは大工用品だった

マイクロプレインはアメリカのキッチン用品メーカーだが、もともとは大工用品をリリースしていた。1994年にカナダ人の女性がオレンジの皮をすりおろしていたところ、身もぐちゃぐちゃになったことに腹を立て、作業場の木工用ヤスリを持ちだした。それが見事にオレンジをすりおろしたことから、評判を呼び、それが現在のキッチンツールにつながっているという。実際マイクロプレインのその素晴らしい切れ味は評判を呼び、あっという間に世界中のキッチンで使われるようになった。

マイクロプレインの製品の特徴は、おろし器のひとつひとつの突起部分が非常に鋭利な刃になっていること。これが抜群の切れ味で、食品を刻むため、とても細かくて、口当たりのいいふわっとした仕上がりになる。一般的なおろし器でショウガなど繊維の多い食物をおろすと、目詰まりしてしまうことが多い。おろし器に残ってしまう繊維のほうが、おろしたショウガより多いというケースもある。しかしマイクロプレインなら、ひとつひとつの刃が、繊維もきれいに切り刻むので、目詰まりが少ない。きれいにおろせるし、繊維の残りも少なくてすむのだ。

今回は、同社のスタンダードな商品であるプレミアムシリーズの「ゼスターグレーター」と。日本限定仕様の「ジャパニーズスタイルグレーター」を使って、その使い勝手を確かめよう。

万能おろし器として便利

ゼスターグレーターは、細長い本体に、人間工学に基づいたソフトタッチのハンドルを採用したモデル。とても細かくおろせるので、パルメザンチーズ、チョコレートなどはふわふわの粉末状に、かんきつ類の皮も細かく香り高くおろせ、ニンニクやショウガなどにも使えるアイテムだ。

一般的なおろし器は、刃というよりは突起がついていて、それで切削する。この製品は突起ではなく幅のある刃がいくつも立っている状態で、先端がとても鋭利なので気持ちよく削れる。刃のついているブレード部分はステンレスでできているが、とても軽量。丸みのおびたグリップは握りやすく安定感がある。

実際にレモンの皮を削ってみると、力を入れることなくすっと動かしただけで、非常に細かくきれいにおろせた。つぎにパルメザンチーズをおろしてみた。こちらも削るときにはほとんど力がいらず、削りあがったチーズはとても細かくふわふわな仕上がり。パスタやリゾットなどにかければ、とても口当たりがいい。またとても硬いアーモンドなども簡単にパウダー状に削れた。

今度は日常でよく使うニンニクを削ってみた。軽い力でとても細かく繊細に削れた。この細かさならしょうゆなどに溶かすときにも、すっときれいに混じり合うだろう。さらにショウガも試してみた。卓上で簡単におろせる陶器のおろし器と比較してみると、仕上がりには大きな違いがあった。陶器製のほうはおろすときに力がいるので、押しつぶすといった感じで水分も一緒にでてしまう。ゼスターグレーターは切れ味がいいので水分はほとんどでない。おろしてみるとかなりの違いがある。

大根おろしが苦にならなくなる

ジャパニーズスタイルグレーターは、日本人が日常的によく使うショウガ、ニンニク、大根などの食材に合わせて、刃の配列や角度を調整したモデル。大根もおろしやすいように幅も広く作られている。グリップはゼスターグレーターと同じで握りやすく、本体を置く部分には滑り止めがついていてしっかり固定できる。すりおろした大根は、細かすぎない大きさで、口溶けのいいふわっとしたできあがり。

幅が広いので、タマネギのすりおろしなどにも使え、ニンニクやショウガなどをするのにも安定感があって使いやすい。ゼスターグレーターに比べると、少し目が粗いものの、繊維の切れ味などは同等で口当たりもいい。大根やタマネギにも使いたいなら、ジャパニーズスタイルグレーターがおすすめだ。

どちらの製品も洗浄には、食器洗浄機が使えるのも便利。手洗いのときでも水洗いでさっと流せるが、スポンジを使うときには歯が食い込まないようにこする方向に注意しよう。どちらかといえばスポンジよりもたわしなどのほうが洗いやすい。

料理にはすりおろしのニンニクやショウガなどは欠かせない食材。また市販の粉チーズよりも、塊のチーズをその場ですりおろすほうが風味もでるし、食感もいい。マイクロプレインのおろし器があれば、こうしたすりおろしがとても手軽で、しかも食感良く仕上がる。キッチンにはぜひ常備しておきたいアイテムのひとつだ。

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PROFILE

栗山琢宏ライター

パソコンや家電製品などのほか、調理器具やベビー用品などモノ全般を得意とする雑食ライター。調理家電のレビューを行ううちに料理に目覚め、料理道具への偏愛もはじまる。料理道具は実際に料理してみた、リアルな使い勝手を重視する。Windows以前からパソコンを使いはじめ、デジタル機器や家電の動向を追い続けている。商品を買うときに比較検討しているときが至福。

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