男の調理道具

極上ごはんと無水調理を楽しむ 「バーミキュラ ライスポット」

  • 文・栗山琢宏
  • 2018年10月11日

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「バーミキュラ ライスポット」は、IHの専用ポットヒーターを用意することで、誰にでも簡単においしい鍋炊飯ができるようになった

  • 専用ポットヒーターはガラス面を採用しているので清掃も手軽にできる。中央にある金属が適切な温度管理を行うヒートセンサー

  • メニューは炊飯モードと調理モードに分かれていて、炊飯モードでは米や炊き上がりの種類、炊飯量などを選択する

  • 5合の白米をふつうで炊飯すると、約60分でアラームが鳴って完了。米の一粒一粒がたって、つややかで美しい炊き上がりだ

  • ごはんそのものがとてもおいしいので、「ごはんのとも」のようなものがあれば、それだけでごちそうになってしまう

  • 調理モードを使って肉じゃがを作ってみた。無水調理なので野菜のほくほくとした感じがおいしく、調味料は少なくできるのもメリット

  • アクアパッツァは始めに鯛(タイ)に焼き目をつけてから、他の食材を入れてフタをして加熱。わずか15分で絶品のアクアパッツァができあがった

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日本製の鋳物ホーロー鍋として人気のバーミキュラ。そのユーザーからの「バーミキュラで炊いたごはんがおいしい」という声を受けて登場したのが、バーミキュラを使った炊飯器 「バーミキュラ ライスポット」だ。発売以来、そのおいしさが評判になって、圧倒的な人気を誇っている。さらに炊飯だけでなく、無水調理がおまかせでできる調理器具としての評価も高い。今回はこの 「バーミキュラ ライスポット」の実力を確かめよう。

難しい火加減はいっさいなし

1936年に鋳造メーカーとして創業した愛知ドビーが、その高い鋳造技術と精密加工技術を生かして、2010年に発売した製品がバーミキュラの鋳物ホーロー鍋だ。そのジャンルは、ストウブやル・クルーゼなどの海外製品が人気だが、バーミキュラは後発ながらあっという間に人気を博した。その美しいデザインときれいな色合いのホーロー加工、そして1/100mmという高度な加工精度による、本体とフタの密閉性に優れた無水調理が評判になった。

素材本来のうまみを引き出す無水調理は、鋳物の持つ高い蓄熱性と、密閉されたフタとその形状による蒸気対流、ホーロー加工による遠赤外線加熱によって引き出されている。じつはこの原理はごはんを炊くときにも効果的で「バーミキュラで炊いたごはんは、どんな炊飯器よりもおいしい」と評判になった。しかし鍋での炊飯は火加減が難しく、炊き上がりが安定しない面もある。そこで開発されたのが、鍋を包み込むようにして加熱できるIHの専用ポットヒーターとの組み合わせ。鍋のほうも炊飯用にデザインを刷新し、ボタンひとつのおまかせで、極上のおいしいごはんを炊けるようになった。それがこの製品だ。

鍋炊飯なのに炊飯器のように火加減はヒーターまかせですみ、タイマー炊飯もできる。白米と玄米の選択や、炊き上がりはおこげを作ったりといった炊飯モードも用意されている。ただし保温機能は持たない。おいしいごはんを炊くためと、保温するよりもすぐに冷凍して温め直したほうがおいしい、という味へのこだわりからだ。さらに 「バーミキュラ ライスポット」は調理にも活用できる。バーミキュラの鍋でできるさまざまな調理を理想的な熱源と組み合わせて、おまかせでできるようになった。実際に使って調理してみよう。

冷めてもおいしいごはんが炊き上がる

「バーミキュラ ライスポット」は専用ポットヒーターに鍋を入れて、メニューを選んでスイッチを押すだけという簡単な仕組み。ポットヒーターの中央にあるヒートセンサーによって繊細な温度調整を行うので、ユーザーによる火加減を必要としない。メニューは炊飯モードと調理モードに分かれている。炊飯モードでは「白米」か「玄米」を選択し、炊き上がりの種類で「ふつう」か「おこげ」かを選択(白米には「おかゆ」もある)し、炊飯量(白米は最大5合まで)を指定すればいい。タイマー機能を使えば指定時刻に炊き上げることもできる。

実際に5合の白米を「ふつう」で炊いてみた。スイッチを入れると、自動浸水30分、炊飯30分の最短炊き上がり時間が表示される。急いでいる場合や、別途浸水した米を使うときには、浸水時間を短縮設定することも可能だ。あとはできあがりを待つだけ。このあたりは炊飯器とまったく変わりがない。

炊き上がりのアラームが鳴りフタをあけると、ごはんのいい香りと蒸気があがる。しゃもじで返してみると、ごはんの一粒一粒がたっていて美しい。茶わんに入れてその味を確かめると、かみごたえのある食感に、米の甘みとうまみがしっかりと感じられ、ごはんだけでもどんどん食べられてしまうほど。レシピブックには、ごはんにのせるさまざまな「ごはんのとも」が記載されているが、たしかにそれだけあればごちそうになるレベルのごはんだ。

バーミキュラで炊いたごはんは冷めてもおいしい、といわれているが、これも事実。冷めたごはんはむしろ甘みがますように感じられ、おにぎりや弁当などにしたときに、そのおいしさがさらに実感できる。

調理機能が想像以上に便利に使える

調理モードのほうも試してみよう。調理モードには「中火」「弱火」「極弱火」「保温」のモードが用意されている。基本的には火力を設定するだけで、タイマーで切れる時間を設定することもできる。保温については、温度を30~95度の範囲で設定できるので、この機能を使って低温調理も可能だ。

付属のレシピブックを参照して、肉じゃがを作ってみた。はじめに豚バラ肉を中火で焼き付けて、うまみとコクを出してから、あとはほかの具材を入れて無水調理で蒸し煮するというレシピ。4人分の材料で使っているのはしょうゆを大さじ3杯、みりんを大さじ2杯だけで、あとは食材から出る水分のみ。できあがった肉じゃがは、じゃがいもはほくほく、にんじんは素材本来の甘みがぎゅっと凝縮されたものだった。調味料が少ないのに非常に豊かな味わいだった。おいしいうえにヘルシーでもある。

もう一点、アクアパッツァを作ってみた。これもはじめに鯛(タイ)の皮目をしっかり焼き付けて、一度取り出した後に、にんにくやケッパー、アンチョビなどで香りを出してから、再び鯛を入れ、あさりやプチトマト、ハーブ、白ワインなどを入れた。調理時間は弱火で15分と短時間だが、魚介のうまみがつまったおいしいアクアパッツァができあがった。ほかにもレシピには無水調理のメニューが豊富に掲載されている。カレーやシチュー、ポトフなどもやってみたが、どれも美味だった。

またローストビーフのような温度管理が大切になる調理も得意技だ。はじめに中火で肉に焼き目をつけてから、保温機能を使って70度で60分程度加熱する。粗熱が取れたところでカットしてみると、肉がしっとりとやわらかいローストビーフができあがった。茶わん蒸しやプリンなどの調理にもこの機能は活用できて用途が広い。

バーミキュラ ライスポット」は、ボタンひとつで極上のおいしいごはんが炊き上がる。炊飯器としての実力は申し分ない。そしてそれに加えて、さまざまな料理をおまかせできる調理器具としての便利さも素晴らしい。キッチンにあったら絶対に便利で重宝する調理道具だ。

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PROFILE

栗山琢宏ライター

パソコンや家電製品などのほか、調理器具やベビー用品などモノ全般を得意とする雑食ライター。調理家電のレビューを行ううちに料理に目覚め、料理道具への偏愛もはじまる。料理道具は実際に料理してみた、リアルな使い勝手を重視する。Windows以前からパソコンを使いはじめ、デジタル機器や家電の動向を追い続けている。商品を買うときに比較検討しているときが至福。

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