使ってわかった

高機能と低価格を両立! うわさの新型ルンバの実力は?

  • 文・コヤマタカヒロ
  • 2018年12月14日

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アイロボット「ルンバe5」。従来型トップクラスの性能を搭載しながら5万円台という安さがポイント

  • 左側のサイドブラシでゴミを集めながら中央の吸引口で一気にかき集める仕組み

  • ダストボックスは容量が多く、たっぷりとゴミが集められる

  • モーターが別になったことでダストボックスが水洗いできるようになった

  • 壁際やいす・テーブルのあしのまわりをしっかりと掃除してくれる

  • 落下防止のセンサーがあるため、段差から落ちる心配はない

  • ゴムブラシは簡単に取り外しが可能。巻き付いた髪の毛も簡単に外せた

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2002年に「ルンバ」が誕生して約16年。ロボット掃除機は進化を続け、今では多くのメーカーからさまざまなモデルが発売されている。だが、多くの人が「欲しい家電」として名前を挙げながらも、なかなか普及率が上がらない家電の一つがロボット掃除機と言えるだろう。近年、日本市場では10万円を超える高級ロボット掃除機が次々と発売されたこともあり、ロボット掃除機が一般の人たちの買える家電ではなくなっているような印象もあった。しかし、今年、その流れを一気に変えるロボット掃除機が登場した。アイロボットの「ルンバe5」だ。今回実際に使って試す機会を得たので、その実力を紹介しよう。

トップクラスの性能が5万円台で

アイロボット社は、ロボット掃除機市場をリードするメーカーだ。現行製品だけでも入門用から高機能機まで、多彩なシリーズが用意されている。タイマー機能などを省き、シンプルに使える「600シリーズ」、高速応答プロセス「iAdapt(アイアダプト)」により、高い掃除性能と使い勝手を実現した従来型トップクラスの「800シリーズ」、そしてカメラを搭載して部屋をマッピングしながら長方形走行を行う「900」シリーズだ。

今年10月に発売された「ルンバe5」は、800シリーズの後継となるモデル。室内を走行する仕組みとしては、毎秒60回以上の状況判断を行う高速応答プロセス「iAdapt」を搭載。一見ランダム走行に見えるその動きは、40以上の行動パターンからベストな動きを判断している。さらに同じ場所を向きを変えて4回以上走行することでゴミの回収性を高めているのだ。

本体底面には2本のゴム製ブラシを採用した「AeroForce(エアロフォース)3段階クリーニングシステム」を配置。前方のブラシがゴミを浮き上がらせてかき出し、逆回転する後方のゴムブラシがゴミをダストボックスへと促して、吸引する仕組み。従来モデルよりゴムブラシの羽根を長くすることで吸引力も高まっているという。また、ルンバでは短い毛が並んだブラシではなく、ゴムブラシを採用しているため、メンテナンスの面で優れている点も見逃せない。

当然、Wi-Fi機能を搭載し、スマートフォンからの操作にも対応。最近の家電らしく、スマートスピーカーから音声で「掃除をして!」と操作もできる。

部屋の中をぐるぐると回って掃除

実際に「ルンバe5」でリビングを掃除してみた。専用アプリ「iRobot HOME」で「CLEAN」ボタンを押すと起動音が鳴り動作が始まる。これは本体の「CLEAN」ボタンを押しても同じ。ホームベースからまっすぐ進んだ後は、一見するとランダムに、実際はしっかりと考えながら掃除がスタートする。本体底面に配置したセンサーが、汚れが強いと認識すると、その部分をくるくると回って集中的に掃除する「ダートディテクトテクノロジー」で、眺めていても安心感がある。

最初は部屋の中をぐるぐると回り、掃除できていない部分が目立つが、同じ場所を何度も別方向から走行することで、時間をかけながらも部屋はキレイになっていく。1度目の走行時にはゴミを取り残したなと思っても、何度もその場所を通るため最終的には回収できているということが多かった。

筆者の家には2匹のネコがいるため、季節によっては抜け毛が非常に多い。「ルンバe5」はこれらもしっかりと回収してくれる。使っていてうれしかったのがメンテナンス性が向上していることだ。新たにダストボックスが水洗い可能となっており、細かな粉のような汚れを回収した後もキレイにできる。

また、2本のゴムブラシも取り外しが可能。巻き付いた髪の毛はブラシの端にまとまる仕組みのため、簡単に捨てられた。掃除した後のメンテナンス面でもストレスがないのが「ルンバe5」の魅力だ。

「900」と「e5」ベストチョイスはどっちだ。

ルンバe5」は5万円台とは思えないほどに優秀なロボット掃除機だ。ロボット掃除機市場をリードするアイロボット社が、このような高性能モデルを低価格で投入したのは消費者にとって非常にうれしいことだ。

ただし、ルンバにはさらに上位機種としてカメラを搭載し、「iAdapt 2.0 ビジュアルローカリゼーション」により、長方形走行で掃除する「900」シリーズが存在する。ではどちらがベストのチョイスなのだろうか。

今回テストしてわかったのは12畳ぐらいのリビングを掃除するような場合は長方形走行ではなく、一見ランダムに見える走行をする「ルンバe5」のほうが向くということだ。20畳を超えるような部屋や、複数の部屋をまとめて掃除したいという場合には長方形走行の「900」シリーズが効率が良いが、一部屋だけをしっかり掃除したい場合には何度も同じところを走行してくれる「ルンバe5」のほうがキレイにできる印象だ。最新のルンバとはいえ、1度の走行ですべてのゴミが取れるわけではない。「ルンバe5」なら、何度も同じ場所を走るため、取り逃がしもしっかりと回収できるというわけだ。

12畳のリビングは、最大運転時間の90分に達することなく、掃除が終了し、ホームベースに戻っていた。

「900」シリーズは、下位モデルの「ルンバ960」でも税込み9万7070円(公式ストア)と非常に高価。それ対して「ルンバe5」なら5万円強で購入できる。「ルンバe5」がどれだけお買い得かわかる。これからロボット掃除機の購入を考えているなら、「ルンバe5」は検討の価値がある1台と言えるだろう。

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PROFILE

コヤマタカヒロフリーライター

小学生の長女を筆頭に幼稚園児、未就学児の3女を育てるパパライター。専門分野はデジタル製品と家電機器なので、家事や子育てにもそれらを駆使して奮闘中。自宅事務所で働くフリーランスで、子育てにも積極的に参加中。

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