使ってわかった

寝室を映画館に! シーリングライト型のプロジェクター

  • 文・コヤマタカヒロ
  • 2019年1月7日

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手軽な天井プロジェクター「popIn Aladdin」。実勢価格は7万9800円だ

  • スクリーンサイズは壁と本体の距離で決まる仕組み

  • 本体は360度回転するため、場所を変えて投影することもできる。本体左右にステレオスピーカーも配置

  • 「YouTube」などの定番から子供向けまで、本体内にさまざまなコンテンツを用意

  • 投影した壁を窓のように見せて、そこに風景を映し出す「美風景」もステキなコンテンツだ

  • DIXIM PLAYを使うと、レコーダーに録画したテレビ番組も楽しめる

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「ベッドでゴロゴロしながら大画面で映画やスポーツを見たい!」そんな夢を見つつも、プロジェクターには本体の置き場所、電源の取り方、スピーカーの設置やケーブル配線など、いくつものハードルがあり、設置に踏み切れなかった方も多いはずだ。

しかしこのハードルを取り払ったプロジェクターが登場した。それがpopIn社のプロジェクター兼LEDシーリングライト「popIn Aladdin(ポップインアラジン)」だ。popIn社はもともと、東京大学発のベンチャーとして誕生、2015年に中国の検索大手百度(バイドゥ)の日本法人が買収し、現在は子会社として活動を行っている。今回は話題のアイデアプロジェクターを紹介しよう。

LEDシーリングライトにプロジェクター機能を内蔵

popIn Aladdin」を簡単に説明すると、LEDシーリングライトにプロジェクターを合体させたものだ。設置が非常に簡単なのが特徴で、天井にある引掛シーリングに通常の照明器具と同じように取り付けるだけで使える。引掛を使うことで、プロジェクターに電源ケーブルをつなげる必要も、特別な補強工事をする必要もない。後はリモコンの電源ボタンを押すだけで、壁に向かって映像が映し出せるのだ。

画面のサイズは40~120インチで、シーリングの位置と壁との距離で決まる。最短の1.03メートルの距離からだと40インチで投影でき、最長の3.09メートルだと120インチで映し出せる。ズーム機能などは搭載しないので、設置場所によっては印象がかなり変わってしまうだろう。

投影方式としてはDLP方式を採用。解像度は1280×800ドットで光源の明るさは700ルーメン。光学系としてはモバイルプロジェクター相当の性能だ。LEDシーリングライトとしては3800ルーメンの明るさで、光色は2800~6000ケルビンの6段階調色に対応。調光も6段階と、寝室用としては十分な明るさだ。

このほか便利な機能として、harman/kardon製のステレオスピーカーを搭載。Bluetoothスピーカーとしても利用できる。

エンタメ機能が充実

popIn Aladdin」にはWi-Fi機能が搭載されており、スマートフォンなどを介することなく、直接ネットに接続できる。ホーム画面上にはさまざまな機能、アプリのアイコンが並び、リモコンで操作できる。

もともと「popIn Aladdin」は幼児の教育・保育を目的の一つとして開発された経緯があるため、標準搭載のアプリにはキッズ向けのコンテンツが多い。等身大で動物が表示できる図鑑や読み聞かせをしてくれる「世界の絵本」、そして、子供に関する質問ができる「小児科オンライン」などだ。

空間を演出するコンテンツとしては壁一面に大きな時計を表示する壁時計や、日本各地の美しい風景を窓の向こうに映す「美風景」などを用意している。

そして発売以降大幅に機能が強化されているのがエンタメ系のアプリだ。12月末時点で、「YouTube」「AbemaTV」「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」「DAZN」などの動画配信サービスや定額制音楽配信サービス「Spotify」に対応。手軽にさまざまなコンテンツが楽しめるのだ。また、家庭内のパソコンやレコーダーなどに録画したコンテンツをネットワーク再生できるDLNAプレーヤー「DIXIM PLAY」(有料)も搭載。リビングのレコーダーに録(と)りためたテレビ番組も寝室で視聴できる。

子供たちはもちろん、夫婦の時間も楽しくなる

popIn Aladdin」を設置してみて感じたのは、とにかく大画面は楽しいということだ。100インチ近い大画面で映し出すと、本当に寝室が映画館のように感じられる。いつも見ているドラマやバラエティーなどはもちろんのこと、映画もしっかりと見たくなるのだ。「popIn Aladdin」を取り付けてから、懐かしい映画などを夫婦で楽しむ時間が増えた。

また子供たちも動物の写真を見たり、絵本の読み聞かせをしたりと、寝かしつけ前の楽しみが増えた。画面が大きいこともあり、夢中になって見ている。プロジェクターという非日常的なツールが、家の中に自然に溶け込んでくるのが驚きだった。

個人的に最も活用しているのがDLNAプレーヤー「DIXIM PLAY」だ。DLNA機能を搭載するNASを家庭内ネットワーク上においているため、そこに家族の動画などを保存しておくと、大画面で映し出せる。パソコンの画面で見るのとはまた違った感覚で思い出の動画が楽しめるのだ。

また、日本でもサービスが始まったYouTubeプレミアムを登録しておけば、好きなアーティストのPVやライブ映像などを、広告なしで次々と連続再生できる。リビングなどに設置する場合は、BGM代わりに使うのもおすすめだ。

家事や仕事をしている時などは、Bluetoothスピーカーモードも便利。サウンドは部屋中に広がるため、視聴場所を問わないのもうれしい。

これからのさらなる進化に期待

非常に魅力的な「popIn Aladdin」だが、新しい製品だけに課題も多い。特に取り付け方法が独特なため、事前に環境のチェックが必要だ。まず、取り付けるベース部分は引掛シーリングのみで、ダウンライトタイプの場合は取り付けが不可となる。また、引掛シーリングと投影する壁の距離も、スクリーンサイズに直結するため重要だ。斜めからの投影には対応しないため、真正面に向ける必要もある。設置場所や規格は、購入前に必ず確認しておこう。

使用前は1280×800ドットの解像度と、700ルーメンの明るさにややスペックの低さを感じていたが、実際に使うとそこまでは気にならない。もちろん、フルHDで2000ルーメンを超える本格的なホームプロジェクターと比べると画質や明るさの差は明らかだが、そこまでの性能を求めないコンテンツも多い。寝室で気軽に楽しむレベルなら、「popIn Aladdin」でも満足できるはずだ。

コンテンツに関しては、今後もアップデートは続くとのことなので、さらなる充実と進化を期待したい。

もし、寝室にシーリングライトと広い壁面があるのなら、「popIn Aladdin」を取り付けてぜひスクリーンにしてほしい。きっと生活がより豊かに楽しくなるはずだ。

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PROFILE

コヤマタカヒロフリーライター

小学生の長女を筆頭に幼稚園児、未就学児の3女を育てるパパライター。専門分野はデジタル製品と家電機器なので、家事や子育てにもそれらを駆使して奮闘中。自宅事務所で働くフリーランスで、子育てにも積極的に参加中。

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