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極上パウダースノーと小樽観光を満喫 北海道・キロロリゾート滞在リポート

  • &Travel編集部
  • 2017年1月5日

 雪質にこだわる北海道民も多く訪れるキロロリゾート(北海道赤井川村)では、今季がすでに始まっている。そのキロロに昨年12月1日、「キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道」が全面リニューアルしてオープンした。新しくなったリゾートに滞在し、海外でも人気のゲレンデと小樽の観光スポットを体験した。

良質なパウダースノーが楽しめるキロロのゲレンデ=キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道提供

家族で楽しめる極上パウダースノー

 キロロは、米国の旅行雑誌「ナショナル・ジオグラフィック・トラベラー」の記事「2016年に訪れるべき20の観光地」で、ニセコと並んで北海道を代表とするリゾートとして紹介されている。「ふかふか」と表現されるパウダースノーの雪質、広大なバックカントリーエリアの魅力から、海外からもスキー・スノーボード客が集まっている。降雪期間が長く、5月まで雪が残るところや、札幌から約1時間の距離にあり、新千歳空港からのアクセスにも優れる点も人気がある。

良質なパウダースノーが楽しめるキロロのゲレンデ=キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道提供

 キロロでは、初心者向けから中級者以上向けのジャンル別まで多彩なレッスンが用意されていて、最短のレッスンは2時間からで手軽に参加できる。

 今回、5年以上前に一度だけスノーボード経験のある筆者も、半日グループレッスン(2時間)を受けてみた。ボードをどうやってつけるのかすら忘れていたが、初心者向けのレッスンではブーツの履き方やボードへの足の固定方法、安全な転倒方法も最初に教えてくれる。つぎに、緩やかな斜面で、ゆっくり斜面を下りる横滑りと止まり方を習う。

 途中、何度も転んでしまったが、さすがキロロの雪はやわらかく受け止めてくれ、まったくケガはしなかった。続いて、長めの斜面で基礎的な滑り方(木の葉落としとターン)を習うと、あとはアドバイスを受けながら時間が許すかぎり練習。初日にレッスンを受けておくと、初心者でも存分に、かつ安全に楽しめそうだ。

 レッスンは定員制。事前に予約をしておくのがベストだが、空きがあれば当日の申し込みで受けることができる。

 さらに、子ども向け(スキーは3歳、スノボは6歳以上が対象)に、遊びの中で滑り方を学べるグループレッスンも用意されている。レッスンを受ける間、保護者が安心してゲレンデを楽しむことができるのもうれしい。

スキーのグループレッスンに参加する子ども=キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道提供

 スキー、スノーボード以外の楽しみ方も豊富。キロロが日本で初めてトライしたという「雪上セグウェイ体験」や、スノーシューを履いてのトレッキングツアー、大型スノーモービルで雪深い森を走りパノラマビューを楽しむツアーなど、北海道の大自然を満喫できそうだ。

リニューアルされたホテルで特別な時間を過ごす

 ゲレンデでパウダースノーを思う存分楽しんだあとは、シャトルバスに数分乗れば着く「キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道」にチェックイン。温泉にゆったりつかって昼間の疲れをとり、北海道の食材を使ったバラエティー豊かなディナーを味わうことにした。

「キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道」の外観=キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道提供

 「トリビュートポートフォリオホテル」は、「ウェスティン」や「シェラトン」を運営するマリオットグループが全世界で展開する独立系ブランドホテル。その土地ならではの自然や歴史、デザインに基づいて、それぞれの「トリビュートポートフォリオホテル」で異なる体験ができることをコンセプトとしている。

 昨年、アジア・太平洋地域で初めてオープンした「キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道」は、今回のリニューアルで、282の客室・スイートルームすべての内装や8階まで吹き抜けになった迫力あるロビーが、モダンなトーンに一新された。

 内装には木材や石、皮革などの天然素材を多く使い、暖炉やランプを配置することで、暖かみのある居心地の良い空間にデザインした。北海道アイヌ協会の協力を得て、アイヌの文様をモチーフに作られたという作品「安寧」も飾られ、北海道の文化を感じさせてくれる。

「キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道」の客室(スーペリアツイン)=キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道提供

 レストランも充実が図られている。この冬新たに「ステーキハウス 旬彩」と「アルパインブラッセリー」の2店舗を開店。「旬彩」の北海道産の黒毛和牛ステーキ(300g)は柔らかい肉質のおかげで女性でも完食できそうな一品だった。

「旬彩」の北海道産黒毛和牛ステーキ

 「アルパインブラッセリー」は朝食からバータイムまで利用できるアルプス料理を中心としたダイニング。夜は地元の余市ワインが堪能でき、それを引き立てるチーズフォンデュやラクレットも食べられる。

 ホテルに隣接する日帰りのキロロ温泉も同時にリニューアルされていた。カルデラ大地からわき出た温泉を源泉100%で楽しめる露天風呂が大きなひのきの湯船に改装され、人気の岩盤浴もある。宿泊客は割引料金でお得に利用できるので、雪を見ながら温泉につかり、ゲレンデで遊び疲れた体をほぐそう。

キロロ温泉のリニューアルされた露天風呂=キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道提供

 このリニューアルを記念して、Instagramでホテルのアカウントをフォローし、#independentmoments(自分らしいひととき)というハッシュタグをつけた投稿をすると、抽選で宿泊券やゴンドラ1日券が当たるキャンペーンが実施されている。

http://tagplus.jp/kirorohokkaido/

ちょっと足を伸ばして小樽を散策

小樽運河の夜景

 キロロリゾートからは、北海道有数の人気観光地・小樽へ車で約40分で行くことができた。

 旧倉庫のそばを流れる運河の風景に代表されるレトロな街並みが楽しめる小樽。明治や大正、昭和の時代に建てられた歴史的建造物を眺めて散策しながら、数多くあるガラス工芸のショップに立ち寄りお土産を探すのも楽しい。

多彩なデザインを見るだけで楽しい北一硝子の店内

 明治34年創業の北一硝子(がらす)を訪ねた。石油ランプの製造から始まった老舗ガラス店の大きな建物内には、伝統的なデザインの灯油ランプや、現代風アレンジの利いたガラス小物の土産物が並び、制作過程が見られる工房見学もできる。

167のランプに照らされた喫茶店「北一ホール」

 創業よりさらに古い、明治24年建造の旧倉庫を使った「三号館」は和・洋・カントリーのフロアに分かれ、色とりどりのステンドグラスを組み合わせた電気ランプや、レトロなデザインの灯油ランプ、人気の「月見グラス」など、それぞれの商品を見て回るだけでも、すぐに時間が過ぎていく。

 同じ「三号館」に入った喫茶店「北一ホール」は、小樽を訪れたら必ず立ち寄りたいスポット。167の灯油ランプで照らされた暖かで落ち着く空間でコーヒーや食事を楽しめ、さらに平日午後には生演奏のピアノに耳をかたむけながらくつろげる。

    ◇

北一硝子
年中無休
8:45~18:00(喫茶店のオーダーストップは17:30)
北海道小樽市堺町7-26
0134-33-1993

 来年4月2日までは、小樽とキロロリゾートを結ぶ路線バスと無料のシャトルバス(どちらも予約制)も運行されている。「久しぶりのスキーで筋肉痛、今日はちょっと休みたい……」といった日を小樽観光にあてることもできるし、最終日に小樽を回ってから、小樽駅と新千歳空港を結ぶ直通の快速エアポートに乗ることもできそうだ。

 今回の旅ではキロロリゾートに滞在しつつ、小樽の歴史ある街並みを歩き、北海道の食材が生きたグルメを堪能できた。目玉であるスキー・スノボ尽くしではなく余裕のある楽しみ方を選ぶこともできるのが、このキロロリゾートの魅力だと感じた。スキーはしたいが体力や技術に不安のある人や、家族旅行などにも良さそうだ。

(取材協力)

キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道
赤井川村字常盤128-1
電話 0135-34-7111
http://www.kirorohokkaido.com/

キロロリゾートへのアクセス

札幌西インターチェンジから車で約60分
新千歳空港インターチェンジから車で約90分
小樽から車で約40分
新千歳空港、札幌、小樽から予約制バスが運行
https://www.kiroro.co.jp/ja/access/

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