楽園ビーチ探訪

人気リゾート・プーケットの先に待つ、美しすぎるビーチ

  • タイ・シミラン諸島
  • 2017年1月5日

プーケットからボートで約3時間。透明度の高さがグンとアップするシミラン諸島

  • プーケットのパトンビーチ。パラソルやビーチベッドは決められた位置のみ。毎朝、砂を掘ってビーチベッドを作っています

  • ナンバー8のドナルドダックベイ。シミラン諸島のランドマーク的ビーチです

  • ナンバー4のミアン島。透明度の高さ、ビーチの美しさは、ここがアジアであることを忘れてしまいそう

  • ナンバー4のミアン島の公園管理局オフィス。事前に申請すれば、バンガローなどにステイすることもできます

  • ナンバー8のバランシング・ロック。かなりハードですが、登ることもできます

  • 大小160の島々が浮かぶパンガー湾。ボートで洞窟をくぐりぬけた先に静かな入り江があるなど、アドベンチャーな体験もできます

  • パンガー湾に浮かぶ、この奇妙な形の岩が『007 黄金の銃を持つ男』のロケ地になったことで、プーケットの名が世界に知れ渡ることに

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 “アンダマン海の真珠”と呼ばれるプーケットは、タイ最大の島にして、高い人気を誇るアイランドリゾートです。岬や小高い山で囲まれたビーチが西海岸に沿って連続し、それぞれで楽しさが異なります。にぎやかな街遊びが楽しめるパトンビーチ、至れり尽くせりのリゾートライフを過ごせるバンタオビーチ、欧州の長期滞在者が多いのんびりとしたカロンビーチ、静けさに満ちた美しいカタビーチやナイハンビーチ……。どんな休日を過ごしたいのか、そんな目的別に拠点を選ぶことができます。

 どのビーチも魅力的ではあるのですが、プーケット周辺に点在している島々へ、ほんの一歩足を延ばすだけで、さらなる絶景ビーチが待っています。その違いは、まるで別の国へワープしたよう! 多くが日帰りツアーを開催しているので、ホテルが充実したプーケットに滞在しながら、気軽に訪れることができます。

 おすすめは、プーケットからボートで約3時間、北西約96キロの場所にあるシミラン諸島。海洋国立公園に指定された140平方キロの海域に、9つの島々が浮かんでいます。ちなみに“シミラン”とは、マレー語で“9”を意味します。

 9島のうち、上陸できるのはナンバー8(シミラン島。なぜか8番目でもこの名称)、ナンバー4(ミアン島)。ハイライトかつツアーで滞在時間が長いのはナンバー8です。ドナルドダックベイという名の穏やかな入り江に白砂のビーチがのび、それを見守るように重なった岩山の“バランシング・ロック”がそびえています。この崩れ落ちてしまいそうで、微妙な均衡を保っている岩山が、シミラン諸島のアイコン。かなりハードではありますが、登ることができ、頂上から見下ろした景色は圧巻です。

 スノーケリングをしてみれば、シミラン諸島の海のポテンシャルの高さも一目瞭然にわかるでしょう。プーケット周辺の海とは、魚のサイズがひと回り違うのです。そして魚影も濃厚! 透明度が高いので、カラフルなリーフフィッシュやソフトコーラルの色彩にあふれた水中景観が楽しめます。この海域はダイバーの間でもポピュラーで、ジンベエザメやマンタなどの大物を狙って潜りめぐるダイブクルーズでも立ち寄るエリアでもあります。

 シミラン諸島へ訪れることができるのは、自然環境保護のために、11月5日~5月15日までの期間限定です(ダイビングサービスやボート会社によっては11~4月まで)。半年間、ツーリストに扉を開くことなく、休ませているのも、無垢(むく)な自然美が守られている理由でしょう。

 シミラン諸島以外にもラチャ島やパンガー湾なども、プーケットから日帰りできる美しい島です。ラチャ島は目にまぶしいほどの白砂ビーチが広がり、パンガー湾はカルスト地形が生み出したユニークな形の島々が景色のアクセントになり、それぞれの趣がまた別モノ。近隣の島やビーチへ訪れてみると、プーケットの楽しさが倍増することでしょう。

PROFILE

古関千恵子 Chieko Koseki

リゾートやカルチャー、エコなどを切り口に、国内外の海にフォーカスした読み物や情報を発信する自称「ビーチライター」。ダイビング雑誌の編集者を経てフリーとなり、“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”を繰りかえすこと四半世紀以上。『世界のビーチ BEST100』(ダイヤモンド・ビッグ社)の企画・執筆、『奇跡のリゾート 星のや 竹富島』(河出書房新社)の共著のほか、ファッション誌(『Safari』『ELLE Japon』など)やウェブサイトに寄稿。海外のビーチを紹介するサイト「世界のビーチガイド」 http://www.world-beach-guide.com/では、日々ニュースを発信中。

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