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韓国旅行の新しい魅力 クルーズトレインで世界遺産へ[PR]

  • 2017年3月14日

甘川洞文化村(写真提供:韓国観光公社)

  • 韓国の新しい魅力を探った「韓国旅行復活緊急フォーラム」

  • 昨年に韓国を訪れた日本人は、ピーク時の3分の2程度

  • 世界的な音楽イベントも今年9月に開催される

  • フォーラム終了後の商談会には、平昌冬季五輪のマスコットキャラクターが参加

  • 伝統芸能の「タルチュム」も披露された

 観光客の人気が回復しつつある韓国の魅力を再発見してもらおうと、日本旅行業協会(JATA)と韓国観光公社が3日、「韓国旅行復活緊急フォーラム」などのイベントを都内のホテルで開催した。全羅北道(チョルラブット)や江原道(カンウォンド)といった地方や、伝統市場や異色体験などのテーマに沿った観光の見どころが、旅行業界関係者らに紹介された。

地方の魅力的な観光地をアピール

 韓国を訪れる日本人の数は、2012年の約351万8千人をピークに減少を続けていたが、2016年は4年ぶりに増加に転じて約229万7千人だった。一方で日本を訪れた韓国人は500万人を超え、2倍以上の差がある。2018年の平昌冬季五輪に向けて16年から18年までを「韓国訪問の年」とするキャンペーンが展開中だ。

 JATA主催の「韓国旅行復活緊急フォーラム」では、モデレーターを務めたJATA副会長の菊間潤吾氏が「アウトバウンド2000万人達成のためには、まず韓国を戻さなければ。今回、みなさんとともに数多くの新しい韓国ツアーを作り出すことによって、韓国への旅行需要を喚起したい」と述べ、日韓の観光交流人口1000万人を目指していくとした。

 パネリストには日韓の旅行業界関係者が出席した。韓国観光公社東京支社長の申相龍氏は、韓国旅行の特徴として、リピーターが多いことやソウルに一極集中していることを説明。地方の魅力的な観光地の例に全羅北道を挙げて、「世界文化遺産や、日本のみなさんが好きなウナギ料理、紅葉の名勝など、観光素材がたくさんあります。国内の移動も便利になった」とアピールした。

 日本旅行執行役員の高橋正浩氏は、ピークに比べて個人では女性層、団体では教育系の旅行客が減少したとし、「都市を深めていくのも大事ですが、地方を含めた商品(ツアー)の比率を上げるのが重要」と話した。エヌオーイー東京支店の松浦真一氏は、五輪開催地の平昌がある江原道でのツアー企画の取り組みを紹介。地方では交通の便などの課題があったが、「移動の形はだいぶ変わってくるのではないか」と期待を寄せた。

テーマで巡る韓国旅行を新提案

 韓国観光公社や旅行会社の担当者からは、「都市深掘り」「地方素材」「新素材」の三つの方向で、新しい韓国旅行の提案が行われた。都市部の深掘りをするモデルコースとして、ソウルで歴史や伝統文化に触れ、文化体験などを行う日程や、釜山で注目のスポットである甘川洞文化村を訪れるコースを紹介した。

 地方を旅する手段では、日本でも人気のクルーズトレイン(観光列車)の「ヘラン」が推奨された。ソウルを出発して、慶州の世界文化遺産や、世界五大沿岸湿地がある順天などを巡る5日間のコースが例に挙げられた。

 さらに、新しい観光素材として、ランドマークを回るのではなく、目的や期待を持った“テーマ旅行”を提案。「公演」「伝統市場」「文化観光祭り」「スポーツ」「国際イベント」「異色体験」「2018平昌冬季五輪」「『ミシュランガイド』ソウル」「ドラマロケ地」という九つのテーマに沿って説明が行われた。

 「公演」では、韓国語を知らなくても楽しめるノンバーバルパフォーマンスや、地域の伝統公演を紹介。人々と触れあい、グルメを楽しめる「伝統市場」、四季に合わせて地域ごとに特徴的な「伝統観光祭り」などの光景がスライドに映し出された。

 他では味わえない「異色体験」として、人力車に乗ってソウルを巡る「アティ」や、韓国料理を自分で作る「五味クッキングクラス」などを説明。伝統衣装である韓服をレンタルして観光地を回ることができる「韓服男」は、写真を撮ってSNSに投稿する観光客の人気を集めているそうだ。

 今年の大きな「国際イベント」は、9月に仁川で開催される「ビッグシティビーツ・ワールドクラブドーム・コリア2017」。アジア初の世界的なEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)のイベントとして、注目を集めている。

 フォーラムでは、韓国の最近の観光トピックスとして、韓国高速鉄道(KTX)の整備状況や、高さ555mの高層ビル「ロッテワールドタワー」がソウルで4月3日にオープンすることなども紹介された。

韓国観光公社の公式サイト「Visit Korea」
http://japanese.visitkorea.or.kr/

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