楽園ビーチ探訪

行くのは大変、でもその価値アリ! インド・ハブロック島

  • インド・ハブロック島
  • 2017年4月13日

アジア人気ナンバー1のラドハンガービーチ。遠浅の海の、青のグラデーションが美しいビーチです

  • ラドハンガービーチの入り口付近。ヤシの実ジュースやTシャツなどの土産物スタンドがいくつかありますが、“観光地”という感じではありません

  • 東海岸の南端に位置するカラパタールビーチ。数字的には“ナンバー5”。ビーチ上に区切りはなく、あくまで目安でナンバリングしているようです

  • 象のラジャン君。海を泳ぐ象として有名でしたが、すでに高齢のため引退。一緒に泳ぐことはかないませんでした。身体を洗ってあげて、しかも約4000円の請求が……

  • ヨスジフエダイも、その背後のリーフフィッシュも、群れの濃度が高いです

  • ジャングルを抜けて海が開けたと思ったら、大混雑していたエレファントビーチ。ジャングルでは人と誰も合わなかったので、おそらくボートで行くツアーがあるのかも

  • 道端で出会った、鮮やかなサリー姿の地元女性

  • フェリーの船着き場付近で待機しているトゥクトゥク

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 世界最大の旅行口コミサイト、トリップアドバイザーによる「人気のビーチ トップ25」アジア部門で2017年1位になったのが、こちらインドのハブロック島のラドハンガービーチ。上位の常連ビーチでありましたが、ついに頂点を極めました!

 ハブロック島が属するアンダマン諸島は、ベンガル湾とアンダマン海の境で、タイに近い海域。実はアクセスがなかなか大変なのです。

 一般的にはインドのチェンナイからポートブレアへ国内線で移動し、車で埠頭(ふとう)へ移動後にフェリーでハブロック島へ向かいます。しかも、日本からは出国前にインド入国のビザを取得し、ポートブレアとハブロック島で入域許可証を申請しなくてはなりません(入域許可証は現地で申請)。また、フライトスケジュールによってはポートブレアで1泊する必要があります。宿によってはポートブレア空港からの送迎を手配してくれるので、おまかせしてしまうのがラクです。そんな遠路を押しても、行ってよかったときっと思えることでしょう。

 ハブロック島は南北約24キロ、東西約12キロの細長い島。フェリーが到着する埠頭を北端に、島の東側にナンバー1、2、3……とビーチの名前が付けられています。中心地はナンバー3付近。バンガローが点在しているのも、東側の海岸線になります。

 アジアで人気1位を獲得したラドハンガービーチ(別名ナンバー7)は、島の西側。公共交通のバスはスケジュールがいい加減なので、原付きバイクもしくはトゥクトゥク(バイクを改造したタクシー)で目指しましょう。

 ラドハンガービーチへは、地元の人いわく樹齢300~400年のマフアの大木の林を抜けてアプローチします。大きな弧を描くビーチは、砂が白すぎてシルバーに見えるほど。遠浅の海は淡いラムネ色から緩やかに青の濃度が上がっています。ビーチの入り口付近に物売りスタンドがあり、ビーチにパラソルもありますが、アジア人気1位とは思えないのどかさです。

 もうひとつの美ビーチは、東海岸の南部にあるカラパタールビーチ。こちらはラドハンガービーチよりも、さらにのどかです。砂浜には巨大な流木が転がり、遠浅の浅黄色の海は水中の岩場の位置が透けて、まだら模様に見える、変化のある光景です。

 ハブロック島は人気のダイビングポイントでもあります。

 巨大なバラクーダが群れをなしてサークルを描き、通常は単体でいるロウニンアジも群れで登場。魚影が濃く、魚種も豊富。浅瀬のサンゴも元気いっぱい。ダイバー慣れしていない、まさに手つかずの海が広がっています。

「他に行くべきビーチは?」と、地元の人に聞いて目指してみたのが、ジャングルを30分歩いてたどりついたエレファントビーチ。が、苦労して行ったわりに、「どこからやってきたの?」と思うほど、ビーチにはインド人の観光客がわさわさ。バナナボートや水上バイクを楽しんでいました。

 これまでバンガローが主流だったハブロック島ですが、ついにステキなリゾートホテルが登場! ジャラカラ・プライベート・ヴィラホテル
https://www.jalakara.info/
、次回の旅で訪れてみたいステイ先です。

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PROFILE

古関千恵子(こせき・ちえこ)ビーチライター

リゾートやカルチャー、エコなどを切り口に、国内外の海にフォーカスした読み物や情報を発信する自称「ビーチライター」。ダイビング雑誌の編集者を経てフリーとなり、“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”を繰りかえすこと四半世紀以上。『世界のビーチ BEST100』(ダイヤモンド・ビッグ社)の企画・執筆、『奇跡のリゾート 星のや 竹富島』(河出書房新社)の共著のほか、ファッション誌(『Safari』『ELLE Japon』など)やウェブサイトに寄稿。http://www.world-beach-guide.com/では、日々ニュースを発信中。

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