TRAVEL HAWAII~のんで、たべる。

ハワイでお得ランチ&ハッピーアワーを!

  • 赤澤かおり
  • 2017年6月16日

ハレクラニのレストラン「オーキッズ」から広がる、ワイキキビーチ・ビュー

 ハワイに行ったら、あれもこれも食べたい!と気持ちが盛り上がりますが、だいたいの方は1日3食が基本ですよね。しかも、胃袋には限界があります。だからこそ、限られた時間で何を食べるかは、とっても重要。今回は、効率よくおいしいものが食べられる、お得なランチやハッピーアワーをご紹介します。

 滞在中のごはんに欠かせないものといえば、眺め! せっかくなので、ワイキキビーチが広がる気持ちのいい眺めを独り占めしながら、優雅にランチを楽しみたいもの。私が、着いたらまず行くのが、ワイキキにある今年100周年を迎えた老舗ホテル、Halekulaniのレストラン「ORCHIDS(オーキッズ)」。青々とした芝生越しに広がる、ワイキキビーチとダイヤモンドヘッド。“ザ・ハワイ”な、このビューを目の前に、心地いい風を感じながらのランチで、到着したばかりの高揚感をさらにアップできます。これで、一気に深〜く、ハワイモードへ突入できますよ。

オーキッズのパスタ2品。どちらも絶品です!

 「オーキッズ」でのランチは、コースではなく、自分の体調や好みに合わせて、好きなものを自由に選ぶアラカルトがオススメ。2017年からイタリアンのシェフがメインになり、パスタやリゾットなどのイタリアン系メニューがさらに充実しました。ハワイではなかなかおいしいパスタに巡り合えないと思っている皆さん、ここのパスタは絶品ですよ!

 今回オーダーしたのは、自家製のフラット麺に有頭エビとホタテのうま味がしっかり絡んだ、ホームメイド・ラザニエッテ(32ドル)。アボカドのコクもきいてます! もう一つはリガトーニのボロネーズ(28ドル)。ジューシーなひき肉にトマトの甘みと酸味が染み込んだソースがリガトーニの穴に入り込んで、かみ締めるたびにジュワッとうま味が広がる幸せな一皿。繊細なお味に対して、盛りつけはハワイらしく思い切りがいいのもうれしい限りです。

 このほかにも、フォアグラがのったポルチーニ茸のリゾットや、リコッタチーズとトマトが好相性のペンネ・ポモドーロなど、充実のメニューとなっていますよ。魚介やお肉のメインも、34ドル〜とお得。ワイキキきってのラグジュアリーなホテルで、この景色を眺めながらのランチ。これは絶対、お得です!

ダウンタウンにあるモロッコ料理店「kanzaman」のアラカルトメニュー

 お買い物に、海に、と夢中になっていたら「あれ!? お昼の時間がとっくに過ぎていた〜!」なんてこと、ありませんか? そんなときの強い味方がこちら。ダウンタウンにあるモロッコとレバノンを中心とした中近東料理レストラン「Kanzaman(カンザマン))」。最近、ワイキキからも程近いカイムキに2号店ができました。

 フムスやクスクスといった日本人の私たちにも食べやすいメニューが人気ですが、私がこの店をおすすめする一番の理由は営業時間! なんと、オープンの11時から夜9時半まで、休まず、ずーっと営業しているんです。ハワイでは24時間営業のところもいくつかありますが、朝ごはんのお店はたいてい午後2時まで。ランチ営業をしているところは、お昼の時間帯が過ぎると一旦休憩してまた夜からという店がほとんどなんです。まれに通しで営業していたとしても、ここまで充実したメニューでオーダーできるところはなかなかないんです。だから、ランチタイムが終わってしまったと、焦ることもなし。ゆっくりめの朝ごはんでも、遅めのランチでも、早めのディナーでもお好きなときに、おいしい料理とリラックスした時間が約束されたお店なのです。昼間なら、裏庭にあるオープンテラスで、のんびりと食事するのが私の定番。ランチセットはサンドイッチが中心。パン以外のものを、という方は、フムスなどを盛り合わせた「Mezza Sampler」とサラダ、それにメインを一品オーダーし、シェアするとちょうどいいくらいです。私は、ビールのつまみにポテトもオーダーしちゃいましたけれど……(笑)。

Ka’aha’aina Caféの、チキン照り焼き(左)と本日のお魚料理のプレートランチ

 時間がある日は、オアフ島の西側へとクルマを飛ばし、ワイアナエの「Ka’aha’aina Café(カハアイナ・カフェ)」へ。ワイアナエコースト総合健康センターという病院の敷地内にあるカフェです。このエリアはオアフ島のなかでも、今なお、手付かずの自然が残る貴重な場所。高台に位置しているので、ラナイ(テラス)からは、青く広がるワイアナエの海が望めるというナイスなカフェなんです。オススメは、かつてホテルで腕をふるっていたというシェフが作るプレートランチ。素材もワイアナエ産のものを中心に使っているのだとか。プレートランチは、ボリュームたっぷりなのに8ドル前後と、リーズナブル。しかも、眺めもサイコー! といいとこぞろいの隠れ家的、ランチプレースです。

大好きなおすし屋さん「Sasabune(ササブネ)」の大将Seijiさん

 旅に出ると1週間もしないうちに和食が恋しくなっちゃうって人も少なくないと、よく聞きます。私もそんな一人。ハワイはご飯があるから、まだありがたいですが、やっぱりおすしとか、食べたくなってしまいますよね〜。ココ数年でワイキキにも、アラモアナにも、おすし屋さんをはじめ、和食屋さんがずいぶんと増えました。最近は高級なところも、多くなりましたよね。そんななか、私が変わらず、通わせていただいているおすし屋さんが、こちら「Sasabune」。地元在住の友人に連れてきてもらってからの大ファン。滞在中に必ず一度は来ないといけない、と思っているところです。こちらのおすしは、あえて日本から空輸した素材ではなく、ハワイをはじめとする海外の漁場でとれた素材を中心に、それぞれの魚に合わせたこまやかな仕事がなされているのが、グッとくるところ。ランチもディナーも要予約で、おまかせコースのみです。

  

 おまかせコースは、真鯛に塩辛をのせたもの、エンガワ、トロ、スパイシーハラペーニョがのったカンパチ、ガーリックと焼きネギがのったハワイのカツオ。ホタテには柚子胡椒ゼリーをのせ、スコットランド産サーモンにはクリームチーズとニジマスの卵の燻製(くんせい)を、シアトル産生牡蠣には牡蠣のアイスクリームが、さらに、つぶ貝には、ケールと肝、それにお出汁(だし)のペーストがのっている……とこれでもか!という想定外でスペシャルなマリアージュが次々出てきます。そう、夢のような時間がめくるめく感じでやってくるのです。あまりのおいしさにいちいち感動を口にしていると、「ゴタゴタ言ってないで、早く食べろ!」と、興奮する私たちの次の反応を待ちきれない、自信満々の大将がまた素敵なんです。口福とはまさにこのこと。この感動、ぜひ味わっていただきたいなぁと思います。

ハワイのホテル「Prince Waikiki」内にあるレストラン「100SAILS RESTAURANT&BAR」のハッピーアワー

 先日フルリニューアルオープンしてから、ますます話題のホテル「Prince Waikiki」。私が今イチオシしたいのは、かつてプリンスコートがあった場所にオープンした「100SAILS RESTAURANT&BAR」のハッピーアワー! ヨットハーバーを目の前に、ワイキキの美しいサンセットを眺めながら食事を楽しめます。まず、営業時間が午後2時半〜5時半と午後8時~10時までと、贅沢(ぜいたく)に設定されているのがうれしい。この時間は、おつまみのメニューがすべて50%オフ(一部を除く)、生ビールやワイン(一部を除く)は2ドルオフ、というから驚きです! 小腹がすいたなってときにも便利。アラモアナセンターから徒歩圏内なので、帰りにちょこっと寄り道するのもオススメですよ。

「The Veranda(ザ・ベランダ)」のステーキランチ

 夜にステーキを食べるのもいいけれど、お腹に余裕のあるランチ時に食べておくと、翌朝は体が軽く、朝から思い切りパンケーキをほお張ることができます。

 ワイキキで一番古いホテル「Moana Surfrider a Westin Resort&Spa Waikiki Beach」のレストラン「The Veranda(ザ・ベランダ)」のランチメニュー、6オンスのプチフィレステーキ(32ドル)。3センチ以上はありそうな、しっかりとした厚みなのに、ナイフがすーっと入る柔らかさ。口に入れると、ふわっととろける食感。それでいて、肉感はしっかりという理想的なステーキです。サイズ的にもちょうどよく、脂身も少なめなので、女性でも最後までおいしくいただけます。

 ラナイのシートからも、冷房が効いた快適な室内からも、ほぼどこからでも海が望めます。太陽の光でキラキラと輝く海を眺めながら、ちょっと優雅にステーキランチ。お休みの日ならではの、こんな贅沢の仕方が最近のお気に入りです。

「Splash Bar&Bento(スプラッシュ・バー)」のハッピーアワー

 ちょっと軽く飲みたいなぁ、と思ったら、ワイキキの老舗ホテル「Sheraton Princess Kaiulani(シェラトン・プリンセス・カイウラニ)」内の「Splash Bar&Bento(スプラッシュ・バー)」のハッピーアワーがお得です。何と、こちらは毎日、午前11時〜午後6時まで、ずーっとハッピーアワー! 国内の生ビール(ドメスティック)が4ドル、クラフトビールが5ドル。グラスワインは通常料金から2ドルオフ! 日替わりカクテルは終日8ドル!! ワイキキの目ぬき通り、カラカウア通りに面した老舗ホテルのプールサイドで、リラックスタイムをどうぞ〜!

Zippy’sのお気に入りメニュー

 1966年にオアフ島にオープンしたファミリーレストラン「Zippy’s」。創業50年を超えた現在、オアフ島に22店、マウイ島、ハワイ島に各1店と、ハワイ州にのみ店を構えるファミリーレストランとして、ローカルたちに愛され続けています。私も滞在中に必ず一度、いや二度、三度と訪れるほど、大好きなところ。写真のようにお皿からはみ出さんばかりにどーんと盛られた、ローカルフードがいただけます。お値段も地元価格! ものすごくおなかが空いているときは、サクサクの衣とスパイシーしょう油ソースを絡めたフライドチキンのプレート(Sポーション8.55ドル)を。デザートには、ワッフルにアイスクリームとホイップクリーム、キャラメルソースをのせたキャラメルファッジ(7.25ドル)やジェリーがのったチーズケーキに挑戦してみては。すべてのメニューに驚きのカロリーが表示されているのですが、そんなの気にしない、気にしない! 旅の間だけのお楽しみですもの。思い切っていきましょう!

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PROFILE

赤澤かおり(あかざわ・かおり)フリーライター・編集者

赤澤かおり

フリーライター・編集者。鎌倉在住、しょっちゅうハワイ。主に旅と料理の執筆、編集に携わる。時間ができるとすぐ近所にぶらりと飲みに行くか、ハワイに出かけてしまう、旅する時間とおいしいもの、海の近くをこよなく愛する物書き人。ハワイにまつわる著書は、10冊目となる。主な著書に『Aloha Book』(六耀社)、『Hawaii Book』『愛しのハワイ』(ともに枻出版社)、『THIS IS GUIDE BOOK IN HAWAII』『Travel Hawaii』(ともに主婦と生活社)、『Aloha Print Book』『Go! Go! Farmers' Market in Hawaii』(ともに誠文堂新光社)、『Local Hawaii』(京阪神エルマガジン社)、『Hawaii Vacation Book』(講談社)、『鎌倉 のんで、たべる。』(朝日新聞出版社)など。アノニマスタジオのHPにて「仕事人の本棚」という名の本棚取材を連載、講談社『おとなスタイル』にて日々を綴るブログを連載中。

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