クリックディープ旅

圧倒される草原の夕景 世界の長距離列車・カナダ大陸横断鉄道編(3)

  • 文・下川裕治、写真/動画・阿部稔哉
  • 2017年8月30日

【動画】4泊5日の列車旅は長い。展望車脇のコーナーでは、毎日、ミニフォークのライブも。


 バンクーバーからトロントまで、4466キロを走るカナディアン号。列車は、カナディアンロッキーを越え、エドモントンに到着した。山岳地帯を過ぎると、6月の太陽を浴びるカナダの草原をひたすら東に進んでいくと思っていた。しかし、車窓に広がるのは濃い靄(もや)と湖沼が続く荒野だった。人も住めないような土地を進む車内で、カナディアン号の現実を突きつけられていく。目的地のトロントはまだ、まだ先だ。

《カナダ大陸横断鉄道の旅。「旅のフォト物語」に沿ってクリックを》

※取材期間:2017年6月25日~6月27日
※価格等はすべて取材時のものです。

長編動画(再生時間:約60分)


 【動画】湖と森が延々と続く湖沼地帯をカナディアン号は走り続ける。木々の間に見え隠れする湖。人の姿もない。


旅のフォト物語

【次号予告】次回はトロントへ。4泊5日の列車旅の終着の街へ。

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PROFILE

下川裕治(しもかわ・ゆうじ)ライター

下川裕治

1954年生まれ。「12万円で世界を歩く」(朝日新聞社)でデビュー。おもにアジア、沖縄をフィールドに著書多数。近著に「裏国境突破 東南アジア一周大作戦」(新潮社)、「僕はこんな旅しかできない」(キョーハンブックス)、「一両列車のゆるり旅」(双葉社)など。「週末アジアでちょっと幸せ」(朝日新聞出版)に続く、週末シリーズも好評。最新刊は、「週末ソウルでちょっとほっこり」(朝日新聞出版)。

阿部稔哉(あべ・としや)フォトグラファー

写真

1965年岩手県生まれ。「週刊朝日」嘱託カメラマンを経てフリーランス。旅、人物、料理、など雑誌、新聞、広告等で幅広く活動中。最近は自らの頭皮で育毛剤を臨床試験中。

BOOK

東南アジア全鉄道制覇の旅 タイ・ミャンマー迷走編(双葉文庫)双葉社

&東南アジア全鉄道制覇の旅 タイ・ミャンマー迷走編

あるとき路線図をぼんやり眺めていて、気づいてしまった。あと一歩で東南アジアの鉄道の全路線制覇だと。残りの路線を完全乗車する旅が始まった。それがどれほど大変なことなのか、やがて思い知らされる。東南アジア鉄道完乗紀行の第一弾、タイ・ミャンマー編。690円(税込)

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