クルーズへの招待状

花めぐりクルーズ、韓国の古都・慶州とチューリップを楽しむ

  • セレブリティミレニアム日本一周クルーズ(その2)
  • 2017年9月1日

澪(みお)を引き走るセレブリティミレニアム

  • 仏国寺の多宝塔

  • サボンドゥフルール

  • メトロポリタンレストラン

  • オニオングラタンスープ

  • ショータイム

  • チューリップ畑

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 4日目には、韓国最大の港町・釜山に到着しました。今回はバスで北へ約1時間の場所にある古都・慶州を訪ねました。新羅時代の都として1000年に渡り栄え、今も史跡が多数あるので「屋根のない博物館」とも呼ばれています。

 世界遺産に登録された仏国寺は、751年から建立が始まり、石垣と盛り土を固めた上に伽藍(がらん)を配置し仏国土(仏様のすむ世界)を再現。紫霞門前の石段は白雲橋・青雲橋と呼ばれ、俗世と仏国土を結ぶ架け橋を意味しているそうです。また、境内にある多宝塔は下部が4本の柱で支えられている珍しい形で国宝にも指定されています。

 この日の昼食は古都でユッケビビンパ。生野菜たっぷりでサラダ感覚のモダンなユッケビビンパを、魚のフライ、チャプチェ、煮豆、小魚煮、唐辛子入りスープ、多類のキムチと共に味わいました。

 翌日は航海日、日本酒テイスティングや、フラワーアレンジメント講座など日本人講師による日本人向けのイベントが行われました。フラワーアレンジメントで使われたのは生花ではなく、サボンドゥフルールというせっけん素材の花。香りも良く、枯れない花は、柔軟性があり、アレンジしやすい点が特徴でした。花をイエロー系とブルー系に分け、同じグループから組み合わせるなど色彩の知識も学びながら、実際に作品を作るのはとても有意義で、心が華やぎました。そして出来上がった作品は部屋に飾り、花めぐりクルーズにもう一つの花が加わりました。

 ところで、この船のメインダイニング・メトロポリタンレストランは2階建てで、2層にまたがる大ガラス窓がある動くシーサイドレストランです。夕食は日替わりの選択式フルコースメニューから好きなものを選ぶのですが、セレブリティクルーズでは、これまで乗客に人気のあったエビのカクテル、エスカルゴ、オニオングラタンスープ、シーザーサラダなどは毎晩注文できるのが特徴といえます。特に私のお気に入りは、これでもかというほどチーズがたっぷりのったオニオングラタンスープ。セレブリティクルーズの船に乗るときの楽しみの一つになっています。

 そして、食後のお楽しみは、夜のショータイム。約800人を収容できる大劇場で、毎晩異なる演目が楽しめます。セレブリティクルーズが特に得意とするのは、サーカスのようなアクロバティックなショー。世界のクルーズ会社の中でも、いち早く空中サーカスなどを取り入れてきました。今回も客席の頭上に飛び出すような手に汗握るアクロバットショーが行われました。

 クルーズも中盤となり、6日目は新潟港。ここから色とりどりの花が咲き誇る五泉市のチューリップ畑に行ってみました。新潟県は明治時代に国内初のチューリップ球根づくりに成功し、今ではチューリップの切り花出荷量全国一位というチューリップ王国となりました。実際にチューリップ畑につくと、まるで、色とりどりのじゅうたんを敷き詰めたよう……。そばに近寄ると、八重のもの、二色のもの、花びらの形が違うものなど一つ一つがとても味わいがありました。

 

 次は、青森港、桜の名所・弘前城が待っています。(つづく)

     ◇

ミキツーリストクルーズカンパニー
http://www.celebritycruises.jp/cruise/cel/index.do

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PROFILE

上田寿美子(うえだ・すみこ)

sumiko ueda

クルーズライター、クルーズジャーナリスト。日本旅行作家協会会員、日本外国特派員協会会員。クルーズ旅行の楽しさを伝え続けて30年。外国客船の命名式に日本を代表するジャーナリストとして招かれるなど、世界的に活動するクルーズライター。旅行会社等のクルーズ講演も行う。著書に「豪華客船はお気に召すまま」(情報センター出版局)、「世界のロマンチッククルーズ」(弘済出版社)、「ゼロからわかる豪華客船で行くクルーズの旅」(産業編集センター)、「上田寿美子のクルーズ!万才」(クルーズトラベラーカンパニー)など。2013年からクルーズ・オブ・ザ・イヤー選考委員。

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