大人な京都再発見 伏見の「酒」スポットめぐり

  • 文・写真 五月女菜穂
  • 2017年9月5日

伏水酒蔵小路の「十七蔵の利き酒セット 粋酔」

 京都市南部に位置する伏見エリアは、国内有数の日本酒の生産地です。今回は、伏見の「酒」スポットをご紹介しながら大人な京都旅をご提案します。

17の蔵元の銘酒を飲み比べ 「伏水酒蔵小路」

 まずは、2016年3月にオープンした「伏水酒蔵小路(ふしみさかぐらこうじ)」。京阪電車の伏見桃山駅からアーケードを道なりに進んでおよそ5分ほどの場所にあります。

伏水酒蔵小路のカウンター

 昼でもにぎわっているのは、20メートル以上あるカウンター。伏見酒造組合の17の蔵元で造られる日本酒を楽しむことができます。約100種類の銘柄を常時そろえているそうですが、特に人気なのは、17の蔵元の銘酒を集めた「十七蔵の利き酒セット 粋酔」(1700円)。3×6の升に、日本酒のグラスがずらりと並びます。日本酒好きにはたまらない空間です。

伏水酒蔵小路の「十七蔵の利き酒セット 粋酔」のリスト

 こちらが「粋酔」のリストです。純米酒とは思えないフレッシュさが特徴の「抱腹絶倒」から始まり、キリッとした口当たりが魅力の「古都千年」、山本勘蔵高店の「鷹取」や黄桜の「吟醸秘蔵酒」まで。日本酒の味の豊かさを堪能しているうちに、ほろ酔いに。気に入った銘柄をお土産に買うのもいいかもしれませんね。

伏見とうがらしの炙り(350円)

 京都のお漬物や京野菜はもちろん、館内には、和食からイタリアンまで飲食店があります。他店からの出前も取れるので、酒の肴(さかな)も思う存分に堪能できますよ。私が注文したのは、「伏見とうがらしの炙(あぶ)り」と「京都のお漬け物」と「かき生姜(しょうが)煮」。京都らしいおばんざいも数多く用意されていて、ついついお酒が進んでしまいました。

京都のお漬け物3種セット(680円)とかき生姜煮(450円)

吟醸酒で楽しむ大人のかき氷 「茶寮油長」

 次にご紹介するのは、「茶寮油長(さりょう あぶらちょう)」。駅前のアーケードの中にあるお茶屋さんが営んでいる喫茶店です。パフェやぜんざいなど甘味処ならではのメニューが数多くある喫茶店ですが、期間限定の「宇治吟醸酒氷」が酒好きにオススメの逸品となっています。伏見の吟醸酒が抹茶シロップに入っている大人のかき氷なのです。日本酒の香りが強いのですが、抹茶シロップの程よい苦みと甘みが絶妙に合わさり、氷が溶けた残りも飲み干せました。

茶寮油長の宇治吟醸酒氷

茶寮油長の宇治吟醸酒氷

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 この宇治吟醸酒氷をお得に味わうことができる特別チケットがあります。JR東海と京阪がコラボレーション企画した「京阪電車『宇治・伏見1dayチケット(特別版)』」です。京阪電車が1日乗り放題になるほか、茶寮油長を含む3カ所(その他は東福寺芬陀院〈ふんだいん〉、高台寺雲居庵〈うんごあん〉)のうち1カ所で特典を受けることができるチケットです。詳細はこちらをご覧ください。

京阪電車『宇治・伏見1dayチケット(特別版)』

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PROFILE

五月女菜穂 (そうとめ・なほ)

そうとめ・なほ

 1988(昭和63)年生まれ。東京都出身・在住。朝日新聞記者として地方を転々とした後(新潟→青森→京都)、2016年からフリーライター。2017年1~3月に弾丸世界一周。  公式HP

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