クリックディープ旅

五大湖の北を抜け終着地トロントへ 世界の長距離列車・カナダ大陸横断鉄道編(4)

  • 文・下川裕治、写真/動画・阿部稔哉
  • 2017年9月6日

【動画】トロント市内の公園の小さな噴水。快適な気候なのですが、鳥たちには暑すぎる?


 バンクーバーから走り続けるカナディアン号。大幅に遅れながらも、5日目、ようやく終着駅に近づいていく。五大湖のひとつ、スペリオル湖の北側に広がる湖沼地帯を進み、進行方向をやや南に変えながら、オンタリオ湖岸のトロントへ。4466キロの旅は、長かったような短かったような……。沿線には多くはないが、少しずつ家も見えるようになってきた。やがてビルの谷間に吸い込まれていった。

《カナダ大陸横断鉄道の旅。「旅のフォト物語」に沿ってクリックを》

 前回の旅「圧倒される草原の夕景 世界の長距離列車・カナダ大陸横断鉄道編(3)」は、こちらへ

※取材期間:2017年6月27日~6月29日
※価格等はすべて取材時のものです。

長編動画(再生時間:約60分)


 【動画】次第にトロントに近づいていく列車の車窓風景を。旅が終わりつつある感覚を思い出しながら眺めてください。そろそろ荷物をまとめようか……。そんなときの風景です。


旅のフォト物語

【次号予告】次回からアメリカで最も長い距離を走るテキサス・イーグルの列車旅を。

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PROFILE

下川裕治(しもかわ・ゆうじ)ライター

下川裕治

1954年生まれ。「12万円で世界を歩く」(朝日新聞社)でデビュー。おもにアジア、沖縄をフィールドに著書多数。近著に「裏国境突破 東南アジア一周大作戦」(新潮社)、「僕はこんな旅しかできない」(キョーハンブックス)、「一両列車のゆるり旅」(双葉社)など。「週末アジアでちょっと幸せ」(朝日新聞出版)に続く、週末シリーズも好評。最新刊は、「週末ソウルでちょっとほっこり」(朝日新聞出版)。

阿部稔哉(あべ・としや)フォトグラファー

写真

1965年岩手県生まれ。「週刊朝日」嘱託カメラマンを経てフリーランス。旅、人物、料理、など雑誌、新聞、広告等で幅広く活動中。最近は自らの頭皮で育毛剤を臨床試験中。

BOOK

東南アジア全鉄道制覇の旅 タイ・ミャンマー迷走編(双葉文庫)双葉社

&東南アジア全鉄道制覇の旅 タイ・ミャンマー迷走編

あるとき路線図をぼんやり眺めていて、気づいてしまった。あと一歩で東南アジアの鉄道の全路線制覇だと。残りの路線を完全乗車する旅が始まった。それがどれほど大変なことなのか、やがて思い知らされる。東南アジア鉄道完乗紀行の第一弾、タイ・ミャンマー編。690円(税込)

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