クルーズへの招待状

花めぐりクルーズ、弘前公園の絶景桜と塩釜仲卸市場でマイ海鮮丼を楽しむ

  • セレブリティミレニアム日本一周クルーズ(その3)
  • 2017年9月15日

セレブリティミレニアム

  • 弘前城の桜

  • ソメイヨシノが咲き乱れた弘前

  • マスタースシシェフ岡田悦一氏

  • レインボーロール

  • 塩釜市場の豊富な魚介

  • 外国の乗客もマイ海鮮丼

  • 鹽竈桜

  • へリポートでミモザ

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 横浜を出港し、はや6日。4月28日に訪れた、日本有数の桜の名所・弘前(青森県)は圧巻でした。弘前公園は、ソメイヨシノ、シダレザクラをはじめ、八重桜の松月、濃桃色の関山といった珍しいものまで、約2600本の桜を有する花見どころ。青森に入港し、地元の人に聞くと、運よく今日は開花と晴天が重なったお花見日和だそうで、意気揚々とバスに乗り青森港から弘前に向かいました。

 実は、このクルーズは約30%が外国のお客様です。そこで、訪日客から、日本の桜に対する感想を聞こうと、英語ガイドのバスで行く上陸オプショナルツアーに参加してみました。

 弘前公園の堀にはソメイヨシノが咲き誇り、水面には散った花びらが重なり、花いかだを形成。園内には、濃淡の桜が右に左に現れ、さらに進むと、弘前城に重なるようなシダレザクラと、その向こうに雪を頂くお岩木山がそびえ、息をのむような美しさでした。アメリカから来た乗客は「素晴らしい桜と日本の城の組み合わせが最高。このクルーズに参加して本当に良かった」、フィリピンの乗客は「日本の桜は美しいと聞いていたが、想像以上。家族で見ることができ幸せ」、メキシコの乗客は「これほど美しい風景は世界中探しても滅多にないと思う。しかもクルーズ船なら日本初訪問でも安心してみて回ることができる」等、絶賛していました。

 ところで、セレブリティミレニアムでは、本格派の西洋料理が毎日堪能できますが、乗船後1週間近くたつと、日本食が恋しくなるもの。セレブリティミレニアムの船上には、「スシ・オン・ファイブ」という寿司(すし)レストラン(有料)があります。プロデュースするのは横浜生まれの料理人岡田悦一さん。魚屋の3代目に生まれ、アメリカでも料理人として活躍した経歴を持つマスタースシシェフ岡田さんの考案した寿司の世界は日本人にも新鮮。彩りの美しいレインボーロール、カニをたっぷり使ったカリフォルニアロール、そして、だしの風味を生かすため、みそに、急須で熱いだしをかけてみそ汁を作る演出は外国人が喜びそうな楽しいものでした。

 このクルーズの最後の寄港地は、仙台。ここでも、英語ガイドのバスの上陸オプショナルツアーに参加し、塩釜市へ。生マグロの水揚げ量が国内有数の塩釜仲卸市場にはマグロ、カレイをはじめ生きたカニや、赤ナマコなど新鮮な魚介が並んでいました。目の前で、マグロを卸す様子を見物したり、見慣れないアナゴやホヤを珍しがったり、外国からの乗客も興味津々。この市場は、自分の好きな魚介とごはんセットを買い、マイ海鮮丼を作れるのが特徴なので、早速オーストラリアの乗客と、マグロ、ボタンエビなどを買い、マイ海鮮丼を作ってみました。そして、驚いたのは周りの外国人客の箸の使い方のうまさ。器用に箸を操り、刺し身を載せたどんぶりを食べる姿に、日本食がすごい勢いで海外へ進出していることを実感しました。

 さらに、奥州一之宮として1200年以上の歴史を持つ鹽竈(しおがま)神社にも参拝しました。境内には天然記念物の鹽竈桜がありますが、こちらも見ごろを迎え、またまたラッキー!さらに神前結婚式を挙げる新郎新婦の初々しい姿が、花めぐりクルーズにさらなる花を添えました。仙台出港は、天気に恵まれたこともあり、船の特別の計らいで、ヘリポートでシャンパンミモザを飲みながらセイルアウェイ(出航祝い)。春を告げる花ミモザのカクテルで花めぐりクルーズのフィナーレを飾りました。

 2018年、セレブリティミレニアムは、春と秋に再び日本一周クルーズを行う予定です。

 詳細は、各旅行社、問い合わせ先にご確認ください。

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PROFILE

上田寿美子(うえだ・すみこ)

sumiko ueda

クルーズライター、クルーズジャーナリスト。日本旅行作家協会会員、日本外国特派員協会会員。クルーズ旅行の楽しさを伝え続けて30年。外国客船の命名式に日本を代表するジャーナリストとして招かれるなど、世界的に活動するクルーズライター。旅行会社等のクルーズ講演も行う。著書に「豪華客船はお気に召すまま」(情報センター出版局)、「世界のロマンチッククルーズ」(弘済出版社)、「ゼロからわかる豪華客船で行くクルーズの旅」(産業編集センター)、「上田寿美子のクルーズ!万才」(クルーズトラベラーカンパニー)など。2013年からクルーズ・オブ・ザ・イヤー選考委員。

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