クリックディープ旅

竜巻のような旋風が起きる乾燥地帯を進む 世界の長距離列車・テキサスイーグル編(3)

  • 文・下川裕治、写真/動画・阿部稔哉
  • 2017年10月4日

【動画】強い太陽の光で、地表の温度が急激にあがると……。まるで噴水のように砂が巻きあげられていく。厳しい気候だ。


 4390キロに及ぶアメリカの列車、テキサスイーグル号の列車旅。シカゴから南下した列車はサンアントニオに到着した。ここから方向を西北西に変え、西海岸のロサンゼルスをめざす。3回目は緑に包まれた一帯を抜け、乾燥地帯に迷い込む。テキサス州を抜け、ニューメキシコ州へ。メキシコとの国境線に沿って走る列車は、やがて切り立った岩とサボテンが車窓に映る砂漠を進んでいく。

《テキサスイーグル号の旅。「旅のフォト物語」に沿ってクリックを》

※取材期間:2017年7月1日~7月2日
※価格等はすべて取材時のものです。

長編動画(再生時間:約60分)


 【動画】乾燥地帯に入ってきた。もう畑はない。背の低い灌木。轍(わだち)だけが残る道。エルパソに近づく1時間の車窓風景だ。


旅のフォト物語

【次号予告】次回は終着駅のロサンゼルスまでの旅。長距離列車旅も大詰め。

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PROFILE

下川裕治(しもかわ・ゆうじ)ライター

下川裕治

1954年生まれ。「12万円で世界を歩く」(朝日新聞社)でデビュー。おもにアジア、沖縄をフィールドに著書多数。近著に「裏国境突破 東南アジア一周大作戦」(新潮社)、「僕はこんな旅しかできない」(キョーハンブックス)、「一両列車のゆるり旅」(双葉社)など。「週末アジアでちょっと幸せ」(朝日新聞出版)に続く、週末シリーズも好評。最新刊は、「週末ソウルでちょっとほっこり」(朝日新聞出版)。

阿部稔哉(あべ・としや)フォトグラファー

写真

1965年岩手県生まれ。「週刊朝日」嘱託カメラマンを経てフリーランス。旅、人物、料理、など雑誌、新聞、広告等で幅広く活動中。最近は自らの頭皮で育毛剤を臨床試験中。

BOOK

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あるとき路線図をぼんやり眺めていて、気づいてしまった。あと一歩で東南アジアの鉄道の全路線制覇だと。残りの路線を完全乗車する旅が始まった。それがどれほど大変なことなのか、やがて思い知らされる。東南アジア鉄道完乗紀行の第一弾、タイ・ミャンマー編。690円(税込)

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