おとな女子の一人旅

紅葉シーズン到来!京都めぐり、避けるべき場所や裏技は?

  • 文 山田静
  • 2017年11月16日

紅葉の名所・東福寺。ピーク時期よりも「色づきはじめ」くらいがのんびり見られる

  • 昨年のピーク時期の東福寺。混雑時は通天橋上での撮影は自粛を求められる

  • 今年のJR東海キャンペーンポスターに登場した、東寺のライトアップ

  • 西本願寺のイチョウもそろそろ見ごろ

  • 東福寺は重森三玲が作庭した本坊庭園も見逃せない

  • 重森三玲のもうひとつの代表作・波心庭は東福寺から徒歩5分の光明院で鑑賞できる

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 国内のおすすめひとり旅、今回は京都旅の3回目。

 いよいよ紅葉シーズンたけなわ、この季節の京都の旅は体力勝負である。

ピークの時期にはどこに行く?

 修学旅行ぶりの京都だから全部巡りたい!

 京都といえば清水寺、金閣寺、銀閣寺、祇園、伏見稲荷……。

 京都は街そのものの規模は小さいので、1泊2日あれば上記をぐるっと回れないこともない(かなりの駆け足だけれど)。

 だが桜・紅葉などピークの時期は事情が全然違う。バスや車で移動したら渋滞にはまり、有名どころの寺院では人でいっぱい、1日が終わるとぐったりだ。行きたい場所を絞りに絞って、計画を立てて臨みたい。

 この時期の交通機関は、中心部はバスより鉄道がいい。渋滞がとりわけ激しいのは四条通の烏丸通と東大路通の間、八坂神社周辺、および金閣寺周辺。つまりメインの観光地に行くときは車に頼りすぎてはいけない。南北に走る地下鉄烏丸線、東西に走る地下鉄東西線、さらに鴨川沿いの京阪本線を使って近くまで行き、短距離をタクシーか徒歩、またはバスで移動するのがおすすめだ。

 なお、バス停で特に混雑するのは清水寺最寄りの「清水道」、通るバスが多すぎて乗り場がややこしい「四条河原町」。ここでのバス乗降は避けたほうが無難だ。観光地と駅の位置関係を見るには「京都観光Navi」掲載の京都公共交通マップが便利。

 天気がよければ自転車もいい。ただし祇園や嵐山には自転車が通れない道もあるので、どこかに駐輪して徒歩で周ろう。

夜間・早朝を上手に利用して

 ピーク時にうれしいのは、夜間参拝やライトアップが各所で行われていること。高台寺のプロジェクションマッピングなど工夫を凝らした演出も見応えがあり、多くの場所で昼間よりは人出が少ないのも◎。

 夜更かしより早起き派なら、早朝参拝もおすすめだ。たとえば清水寺は朝6時から、北野天満宮は5時30分から、下鴨神社は6時から開門している(人気の伏見稲荷は終日参拝できるが、夜の千本鳥居はちょっとミステリアスすぎて怖いかも)。

 京都はどこに行っても見どころが密集しているので、夜間・早朝の開門を利用しながら、この機会にエリアを絞ってじっくり巡るのもいい。

 たとえば清水寺だけは必ず行きたい、ということなら、東山だけに絞る。朝いちばんで清水寺に行き、昼間は徒歩で南禅寺あたりまで足を延ばし周囲の寺院を巡り、祇園で夕食のあと高台寺でライトアップを見物、など、あまり移動距離を長くしないことがこの時期の観光のコツだ。

 ちなみに忙しすぎてお土産を買う時間がとれないときは、京都駅前にそびえる京都タワー1階のマーケットエリアが便利だ。京都北山マールブランシュや七條甘春堂、人気の京都土産から、地酒、七味唐辛子、がまぐち、お香などさまざまな種類のアイテムが1フロアにコンパクトにまとまっているので探しやすく買いやすい。個人的なおすすめはカラフルでかわいい飴(あめ)がそろう「京あめ クロッシェ」。営業時間が9〜21時と長いのもポイントが高く、同タワー地下1階のフードコートも急いでいるときの食事に使える。

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PROFILE

山田静(やまだ・しずか)編集者・ライター

女子旅を元気にしたいと1999年に結成した「ひとり旅活性化委員会」主宰。旅の編集者・ライターとして、『旅の賢人たちがつくったヨーロッパ旅行最強ナビ』(辰巳出版)、『決定版女ひとり旅読本』『女子バンコク』(双葉社)など企画編集多数。2016年6月中旬、京都に開業した小さな旅館「京町家 楽遊 」の運営も担当。

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