おとな女子の一人旅

あこがれのあの場所へ!海外ひとり旅、ルート作りのイロハ

  • ちょっぴり上級編 ひとり旅テク1
  • 2018年2月8日

天山のふもとを旅したい、というのは長年の夢

  • 天山のふもとを旅したい、というのは長年の夢

  • 玄奘三蔵が訪れたイシク・クル湖。ソ連時代は未解放だった

  • こちらも三蔵法師ゆかりのスイアブ(砕葉)城

  • 騎馬民族文化に興味があるので、キルギスに残る石人や岩絵もルートに入れたかった

  • 騎馬民族文化に興味があるので、キルギスに残る石人や岩絵もルートに入れたかった

  • 『乙嫁物語』ファンとしては行きたいスザニ(伝統の刺繡)マーケット

  • 青の都サマルカンド。ここでは数日は滞在したい

 今回から再び、海外ひとり旅についてお話ししたい。例にするのは昨年秋の筆者の中央アジアひとり旅だ。航空券やホテルの選びかた、ルートの決め方、現地での動きなど、「それを選んだ理由」を語りつつ、ひとり旅のヒントにつなげていければと思う。

最終的な旅の日程(全17日間)

1. 成田→ソウル<乗り継ぎ>→アルマティ(カザフスタン) 2. アルマティ滞在 3. アルマティ→<バスで国境越え>→ビシュケク(キルギス) 4. ビシュケク滞在 5. ビシュケク→<バス>→イシククル湖 6. イシク・クル湖滞在 7. イシク・クル湖→<バス>→ビシュケク 8. ビシュケク→<飛行機>→タシケント(ウズベキスタン) 9. タシケント→<乗り合いタクシー>→サマルカンド 10. サマルカンド滞在 11. サマルカンド滞在 12. サマルカンド→<列車>→ブハラ 13. ブハラ滞在 14. ブハラ滞在→<夜行列車・車中泊> 15. タシケント着。終日滞在 16. タシケント滞在→ソウル<夜行フライト・機内泊> 17. 成田着 

(1)ルートを決める

 今回の旅の動機は「一度行ってみたかった中央アジアに行く」。が、これではボンヤリしすぎているので、次に「行きたい場所」を、愛用の旅ノートにメモしてみる。

<必ず行きたい場所>

・イシク・クル湖(キルギス)

・サマルカンド(ウズベキスタン)

★サマルカンド郊外のスザニマーケット

・ブハラ(ウズベキスタン)

・どこかの国境陸路越え

<できれば行きたい場所>

・アラル湖(ウズベキスタン)

・ヒヴァ(ウズベキスタン)

・玄奘三蔵ゆかりのスイアブ城跡(キルギス)

・カラ・コル(キルギス)

・地獄の門(トルクメニスタン)

 確保できる旅行日程は2週間強なので、今回は行きたいところが多いウズベキスタンとキルギスに絞って考えることにした。また、★印のマーケットは週末のみなので、そこも日程づくりのポイントとなる。パッケージツアーなら2週間もあれば5カ国周遊くらいは可能だが、のんびり移動してゆったり滞在するのはひとり旅の醍醐味(だいごみ)のひとつ。欲張りすぎないのも旅を楽しくするコツだ。

 ここまで考えたところで、航空券選びに入る。ウズベキスタンの首都タシケントには日本からの直行便もあるが、数カ国巡るにはタシケント往復だと逆に効率が悪い。

 ではどんなフライトルートが便利なのか?

 こういったときに意外と役にたつのが旅行会社の同方面のパッケージツアー日程で、いくつか検索してみると、いまはソウル乗り継ぎで行くのが乗り継ぎ時間が短く、かつ価格も安いことが分かった。

 中央アジアをひと筆書きのようなルートで旅するとしたら、東側のカザフスタンかキルギスから入って西側のウズベキスタンから抜けるのがいちばん効率がいい。細かい日程はあとで考えるとして、「スカイスキャナー」(https://www.skyscanner.jp/)で検索し、日本からカザフスタンのアルマティに行き、ウズベキスタンのタシケントから抜ける航空券を予約した。往復ともソウル乗り継ぎで大韓航空とアシアナ航空利用、往復で13万160円。

 大枠が決まると旅の準備もひと安心。次回はもう少し具体的に旅の日程に落とし込んでいく過程をご紹介しよう。

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PROFILE

山田静(やまだ・しずか)編集者・ライター

女子旅を元気にしたいと1999年に結成した「ひとり旅活性化委員会」主宰。旅の編集者・ライターとして、『旅の賢人たちがつくったヨーロッパ旅行最強ナビ』(辰巳出版)、『決定版女ひとり旅読本』『女子バンコク』(双葉社)など企画編集多数。2016年6月中旬、京都に開業した小さな旅館「京町家 楽遊 」の運営も担当。

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