日本と世界の茶文化を堪能 静岡「ふじのくに茶の都ミュージアム」が3月24日オープン[PR]

  • 2018年3月20日

ふじのくに茶の都ミュージアムの外観、静岡県産ヒノキを使用した
吹き寄せ壁

 日本一の茶の生産量と流通量を誇る「茶の都」である静岡県に、3月24日(土)、お茶の魅力を発信する「ふじのくに茶の都ミュージアム」が開館する。茶園に囲まれたこのミュージアムでは、精巧に復元された江戸時代の庭園や茶室に足を踏み入れ、その美意識に触れながら、茶道やオリジナルティー作りなどの体験が可能。茶文化の魅力と深みを存分に味わうことができる。さらに、中国やチベット、トルコなど世界各地の喫茶室が再現され、各地の生活と文化を色濃く反映した茶の世界を実演とともに楽しめるほか、茶の効用に関する研究結果も展示されるなど、あらゆる角度から「茶」について知ることができる。

富士山を一望できる「綺麗さび」のミュージアム

富士山展望ロビーからは、富士山の眺めを楽しむことができる

 ふじのくに茶の都ミュージアムがあるのは、静岡県島田市。日本一の大茶園地帯である牧之原台地に位置する。広さおよそ1万9000平方メートルのミュージアムは、庭園や茶室、外塀にまで、江戸時代の大名茶人「小堀遠州」の独自の美意識「綺麗(きれい)さび」の要素が随所に取り入れられている。

 「綺麗さび」は、「わび」「さび」の茶文化をもとに、平安の王朝文化への憧れや和歌の世界をも織り込み、小堀遠州が確立したスタイル。古典への理解を背景にしつつ、豊かな装飾性と貴族的な気品、優美さを感じさせる独自の美的感覚だ。

 ミュージアム内には、小堀遠州が手がけた茶室「縦目楼(しょうもくろう)」と庭園が精巧に復元され、座敷の至るところにほどこされた豊かな意匠などにも遠州の美意識を見ることができる。ミュージアムの外塀にもそのコンセプトは採り入れられ、静岡県産のヒノキが遠州の茶室に見られる「吹き寄せ」技法で配置された外塀が、周辺に広がる茶園の景観との調和を生みだしている。

茶室中央に位置する鎖の間「臨水亭」。静岡県産の抹茶を用いて、
自分で点(た)てる茶道体験などもできる

 ミュージアム内では、本格的な茶室で抹茶と和菓子をいただけるだけでなく、希望者には「抹茶を自分で点てる体験」も。茶道の歴史を専門とする熊倉功夫・初代館長による音声ガイドで、茶道文化を学ぶこともできる。

日本庭園は、季節ごとの風景を楽しみながら自由に散策できる

 池を中央にして園内を回遊して鑑賞できる「池泉回遊式・舟遊式庭園」も見どころの一つ。1629年に退位した後水尾天皇の院御所である仙洞御所の東庭として、幕府が小堀遠州に作事を命じて作らせた庭園が再現されている。自然と人工、曲線と直線を見事に対比されていて、美しい。

 茶室と日本庭園の入り口である中庭は、庭園デザイナー・石原和幸氏が手がけた現代風の中庭。小堀遠州の庭園とともに、石原氏がデザインした現代風の中庭もご覧いただきたい。

世界のお茶と日本のお茶を五感で楽しむ

「世界のお茶」の展示では、世界各国のお茶に実際に触れ、香りを
楽しめる

 ミュージアムという名の通り、お茶についての展示スペースはとにかく充実の一言。

 「世界のお茶」の展示では、お茶の起源とされる中国雲南省の茶樹王から始まり、中国、チベット、トルコの喫茶室が復元されており、世界の喫茶文化を知ることができる。世界各国から集めた珍しいお茶に触れ、香りを楽しんだり、実際に海外のお茶の飲み方を体験したりと、世界中で愛されている様々なお茶を五感で味わえる。

「日本のお茶、静岡のお茶」の展示では、昭和中期の製茶機械が置かれた製茶小屋の一部を再現

 「日本のお茶、静岡のお茶」の展示では、日本国内のお茶や静岡茶の歴史を紹介。静岡県茶業の発展の原動力となった製茶機械化についての展示はもちろん、特に、昭和30年代の製茶機械の一部を実際に動かせるようにした「製茶小屋」の体験スペースは「ふじのくに茶の都ミュージアム」ならではと言ってよいだろう。

 また、お茶の機能性についてビジュアル的な体験ができるのも面白い。来館者がデジタル画面の前に立つと、自分の分身が画面に映し出され、「美肌を保ちたい」「メタボが気になる」といった自分の体の気になる症状を選択すると、おすすめのお茶とその入れ方を紹介してもらえるのだ。

 その他、茶の成分であるカテキンやカフェインなどの結晶を顕微鏡で観察できるスペースや、海外で販売される珍しいパッケージのお茶商品の展示やお茶の香りに注目したコーナーなども用意され、お茶の楽しさや魅力を多角的に体感できる。

お茶の香りコーナーでは、お茶の香り当てクイズやお茶のアロマが
体験できる

お茶の本場で、茶道、茶摘み、オリジナルブレンドティーづくり

静岡県産の緑茶や紅茶を使った、オリジナルブレンドティーを
作ることができる

 茶道体験、抹茶挽き体験、おいしいお茶の入れ方講座、オリジナルブレンドティー作り、茶摘み体験など、子どもから大人まで楽しくお茶の魅力を学ぶことができる講座も充実している。

 また、ミュージアムに併設しているショップでは、様々なお茶に関する商品を取り扱っており、静岡県内の産地のお茶やお茶の生活用品、茶器などがそろっている。カフェレストランでは、お茶を中心としたランチや抹茶スイーツのメニューを味わえる。まさにお茶好きにはたまらない空間だ。

静岡抹茶の特徴が楽しめる抹茶ジェラート

 3/24(土)〜6/10(日)の開館記念企画展「現代に生きる綺麗さびの世界」では、「綺麗さび」をテーマに、小堀遠州が好んだ茶道具や、国内外で活躍する陶芸家前田直紀氏の作品を展示する。

 さらに、4/28(土)〜6/10(日)の「新茶フェア」では、初夏の新緑のまぶしい茶畑で茶摘み体験やお茶と食のワークショップ、茶娘衣装の着付け体験ができるほか、陶芸体験やお茶のアロマ作り講座など、充実した体験メニューが予定されている。

茶摘み体験や茶娘衣装の着付け体験

 ふじのくに茶の都ミュージアム周辺には、江戸時代の風情を味わえる「旧東海道金谷坂石畳」や、市街地の光と茶畑、富士山と駿河湾の輪郭が織りなす美しい夜景を堪能できる牧之原公園、SL列車が運行されている大井川鉄道など、見逃せないスポットが数多くある。少し足を延ばして、こちらも昨年オープンしたばかりの「静岡県富士山世界遺産センター」に立ち寄るのもおすすめだ。「茶の都」ならではの文化と自然、そして風情を最新のおもてなしで楽しむ、静岡の春の旅に出かけてみてはいかがだろうか。

こちらもおすすめ:富士山を望む絶好の立地 優美にたたずむ世界遺産センター

読者の方に特別特典!

ふじのくに茶の都ミュージアム

 3月24日〜4月30日までに来館し、総合案内で「朝日新聞デジタル&TRAVELを見た」とお伝えいただいた方に一煎茶パックをプレゼントします。(品切れとなった場合は、別のプレゼントになる可能性がございます。あらかじめご了承ください)

ふじのくに茶の都ミュージアムについて、くわしくはこちらから

ホームページ:https://tea-museum.jp

公式Facebook:https://www.facebook.com/fujinokuni.tea.museum/

公式Instagram:https://www.instagram.com/tea_museum_shizuoka/?hl=ja

施設情報ふじのくに茶の都ミュージアム

  • 住所:静岡県島田市金谷富士見町3053-2
  • 電話:0547-46-5588
  • 開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)※茶室は9:30~16:00(入館は15:30まで)
  • 休館日:毎週火曜日(ただし、火曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館)
  • 観覧料:一般300円(20人以上の団体200円)、大学・高校生、中学生以下、70歳以上無料(要証明)
  • アクセス:
    【車】東名 相良牧之原ICから車で10分、新東名 島田金谷ICから車で10分
       富士山静岡空港から車で15分
    【公共交通機関】JR東海道金谷駅からバスで5分

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