モスクワからサンクトペテルブルクへーユーラシア大陸縦断、列車旅20

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 モスクワとサンクトペテルブルク間はサプサン号に乗れば4時間ほどだ。モスクワは首都、サンクトペテルブルクは日本でいえば京都。人の移動も多い。サンクトペテルブルクは見どころが多い。旧宮殿や教会などが点在し、それらの建物や一帯が世界遺産に登録されている。ロシア一の観光都市といってもいい。(文・下川裕治 写真・中田浩資 )[記事詳細]

旅のデータ
 サプサン号に乗ったが、在来線の列車も走っている。ムルマンスク行きの列車もサンクトペテルブルク経由になる。サプサン号は片道5038ルーブル、約8060円だった。在来線に比べれば高いが、ルーブルが下落しているので、それほどの負担にはならない。1日約7便と多いせいか、切符は簡単に買うことができた。込みあっていたのは、むしろサンクトペテルブルクとムルマンスクを結ぶ列車だった。

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    PROFILE

    下川裕治

    下川裕治(しもかわ・ゆうじ)

    1954年生まれ。「12万円で世界を歩く」(朝日新聞社)でデビュー。おもにアジア、沖縄をフィールドに著書多数。近著に「裏国境突破 東南アジア一周大作戦」(新潮社)、「僕はこんな旅しかできない」(キョーハンブックス)、「一両列車のゆるり旅」(双葉社)など。「週末アジアでちょっと幸せ」(朝日新聞出版)に続く、週末シリーズも好評。最新刊は、「週末ソウルでちょっとほっこり」(朝日新聞出版)。

    中田浩資

    中田浩資(なかた・ひろし)

    1975年、徳島県徳島市生まれ。フォトグラファー。大学休学中の1997年に渡中。1999年までの北京滞在中、通信社にて報道写真に携わる。帰国後、会社員を経て2004年よりフリー。旅写真を中心に雑誌、書籍等で活動中。「Hiroshi NAKATA website(http://nakata-photo.jp/)」

    BOOK

    ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行

    「ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行」 (KADOKAWA中経の文庫)

    シンガポールからロシアのムルマンスク……。ユーラシア大陸の最南端駅から最北端駅をめざしたディープな列車旅。激しい揺れ、ダニと枝パンチにやられながらミャンマーを列車で北上。中国からモンゴルでは茶葉の道をたどり、シベリア鉄道に延々と乗り続ける。その距離、1万8755キロ。

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