スマトラ島、北部路線はメダンから インドネシアの鉄道制覇旅(5)

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 スマトラ島は広い。そして中央部には山岳地帯が広がる。鉄道は海岸エリアを走っていた。北部、南部、西部に分かれている。それぞれはつながっていない。北部の中心都市はメダン。この街を中心に列車が走っている。そしてそのさらに北にも、どの路線ともつながっていない単独路線がある。まずこの北部の路線から乗りつぶしていくことにした。[記事詳細]

旅のデータ
 北部路線の中心都市メダンに日本から向かうのは、マレーシアのLCC、エアアジアが便利だ。日本からエアアジアXでクアラルンプールへ。そこからメダン。接続もよく、運賃も安い。夜に出発すると、翌朝にはメダンに着く。北部でホテルが充実しているのはメダン。1泊2000円前後のホテルがすぐにみつかる。それ以外の街だが、曜日などによっては駅周辺のホテルが満室になっていることもある。駅から少し離れれば宿はみつかる。駅からホテルまでの足は、バイクの横に人を乗せる台車をつけた“ペチャ”が一般的。吹っかけられることもあるので、値切ること。

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    PROFILE

    下川裕治

    下川裕治(しもかわ・ゆうじ)

    1954年生まれ。「12万円で世界を歩く」(朝日新聞社)でデビュー。おもにアジア、沖縄をフィールドに著書多数。近著に「『裏国境』突破 東南アジア一周大作戦」(新潮社)、「僕はこんな旅しかできない」(キョーハンブックス)、「一両列車のゆるり旅」(双葉社)など。「週末アジアでちょっと幸せ」(朝日新聞出版)に続く、週末シリーズも好評。最新刊は、「週末ソウルでちょっとほっこり」(朝日新聞出版)。

    中田浩資

    中田浩資(なかた・ひろし)

    1975年、徳島県徳島市生まれ。フォトグラファー。大学休学中の1997年に渡中。1999年までの北京滞在中、通信社にて報道写真に携わる。帰国後、会社員を経て2004年よりフリー。旅写真を中心に雑誌、書籍等で活動中。Hiroshi NAKATA website(http://nakata-photo.jp/)

    BOOK

    ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行

    「週末ちょっとディープな台湾旅」 (朝日文庫)

    連載がはじまった「週末ちょっとディープな台湾旅」。内容や写真はだいぶ違いますが、台湾の旅は本にもなっています。『台湾の味「滷味(ルーウェイ)」の世界に分け入り、変わりゆく街で安宿をみつけ、僕がビールを飲むべき場所にたどり着く。そして、少数民族に助けられて温泉へ。何十回と訪れた島にディープに入り込むと出合う台湾のねじれの前で、また考え込む。これが、僕の台湾歩き。きっと台湾がいとおしくなる』

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