バイカル湖を西へ 世界の長距離列車・シベリア鉄道編(3)

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 シベリアと聞いた時、まず思い浮かべるのが今回のエリア。バイカル湖からウラル山脈の手前までだ。その間の沿線には、イルクーツク、クラスノヤルスク、ノヴォシビルスクなどシベリアを代表する都市が並んでいる。エニセイ川、オビ川と、中学時代に習った大河を超えていく。

旅のデータ
 大きな街では、15分から30分は停車する。乗客たちは駅舎を出、駅前スーパーで総菜やパン、酒類などの飲み物を調達する。同じ車両の知り合いをつくれば、車内の食事も楽しくなる。ホームや駅にも売店はあるが、値段はかなり高く、生鮮品はない。発車時刻を気にしつつ、街に出ることだ。スーパーではクレジットカードも簡単に使うことができる。

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    PROFILE

    下川裕治

    下川裕治(しもかわ・ゆうじ)

    1954年生まれ。「12万円で世界を歩く」(朝日新聞社)でデビュー。おもにアジア、沖縄をフィールドに著書多数。近著に「裏国境突破 東南アジア一周大作戦」(新潮社)、「僕はこんな旅しかできない」(キョーハンブックス)、「一両列車のゆるり旅」(双葉社)など。「週末アジアでちょっと幸せ」(朝日新聞出版)に続く、週末シリーズも好評。最新刊は、「週末ソウルでちょっとほっこり」(朝日新聞出版)。

    阿部稔哉

    阿部稔哉(あべ・としや)

    1965年岩手県生まれ。「週刊朝日」嘱託カメラマンを経てフリーランス。旅、人物、料理、など雑誌、新聞、広告等で幅広く活動中。最近は自らの頭皮で育毛剤を臨床試験中。

    BOOK

    ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行

    「週末ちょっとディープな台湾旅」 (朝日文庫)

    連載がはじまった「週末ちょっとディープな台湾旅」。内容や写真はだいぶ違いますが、台湾の旅は本にもなっています。『台湾の味「滷味(ルーウェイ)」の世界に分け入り、変わりゆく街で安宿をみつけ、僕がビールを飲むべき場所にたどり着く。そして、少数民族に助けられて温泉へ。何十回と訪れた島にディープに入り込むと出合う台湾のねじれの前で、また考え込む。これが、僕の台湾歩き。きっと台湾がいとおしくなる』

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