座ったままで4泊5日 世界の長距離列車・カナダ大陸横断鉄道編(1)

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 カナディアン号はその眺めで知られる列車。とくに秋には世界中からこの列車に乗るために観光客が集まってくる。人気区間はバンクーバーからジャスパーまで。その先はカナダの列車になる。カナダの鉄道は2回の世界大戦の前に黄金期を迎え、当時は複数の大陸横断鉄道が走っていた。カナディアン号はカナディアン・ナショナル鉄道の線路を使って運行されている。[記事詳細]

旅のデータ
 カナディアン号は寝台車とコーチと呼ばれる座席車で構成されている。寝台車は全食事付き。クルーズ船のような発想で運行され、クラスもいくつかに分かれている。一般的な寝台車でバンクーバーからトロントまで乗ると20万円以上になる。安いのは座席車。そのなかでも最も安いものはエスケープと呼ばれるチケットで435.75カナダドル、約3万9218円だった。座席といっても背もたれは40度ほど倒れ、フットレストもある。その寝心地はフォトギャラリーで。予約はインターネットを通して簡単にできる。

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    PROFILE

    下川裕治

    下川裕治(しもかわ・ゆうじ)

    1954年生まれ。「12万円で世界を歩く」(朝日新聞社)でデビュー。おもにアジア、沖縄をフィールドに著書多数。近著に「裏国境突破 東南アジア一周大作戦」(新潮社)、「僕はこんな旅しかできない」(キョーハンブックス)、「一両列車のゆるり旅」(双葉社)など。「週末アジアでちょっと幸せ」(朝日新聞出版)に続く、週末シリーズも好評。最新刊は、「週末ソウルでちょっとほっこり」(朝日新聞出版)。

    阿部稔哉

    阿部稔哉(あべ・としや)

    1965年岩手県生まれ。「週刊朝日」嘱託カメラマンを経てフリーランス。旅、人物、料理、など雑誌、新聞、広告等で幅広く活動中。最近は自らの頭皮で育毛剤を臨床試験中。

    BOOK

    ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行

    「週末ちょっとディープな台湾旅」 (朝日文庫)

    連載がはじまった「週末ちょっとディープな台湾旅」。内容や写真はだいぶ違いますが、台湾の旅は本にもなっています。『台湾の味「滷味(ルーウェイ)」の世界に分け入り、変わりゆく街で安宿をみつけ、僕がビールを飲むべき場所にたどり着く。そして、少数民族に助けられて温泉へ。何十回と訪れた島にディープに入り込むと出合う台湾のねじれの前で、また考え込む。これが、僕の台湾歩き。きっと台湾がいとおしくなる』

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