ガウディに魅せられて……バルセロナ、建築と美食の旅

写真

 2017年末、初めてスペイン・バルセロナを訪れました。滞在期間は5日間。歴史的建造物が建ちならぶゴシック地区に友だち同士でアパートメントを借りて、日中は観光にあて、朝夕は市場やスーパーマーケットで買ってきたもので自炊する、いわばバルセロナの暮らしを楽しむ旅です。

 観光の主なテーマは、なにはともあれガウディ建築。サグラダファミリア教会をはじめ、カサ・バトリョ、グエル公園などの基本を抑えつつ、時おりダリ美術館のあるフィゲラス(バルセロナから北東に位置するフランス国境付近の都市)や、黒いマリア像がまつられるモンセラット(バルセロナ近郊の山)へと足をのばしました。個人的なオススメは、ガウディ建築の魅力を凝縮したようなグエル教会かもしれません。

 つつましやかな自炊生活とはいえ、適度にカフェやレストランでの食事を挟んでバルセロナの美食も堪能。とりわけおいしかったのは、米を船に積み忘れた漁師が編み出したというパスタパエリアと、大地の滋味あふれるグリル野菜。そうそう、女性メンバーにはクレマカタラナ(スペイン版のクリームブリュレ)やチュロコンチョコラテ(チュロのココア浸し)も好評でした。

 気になるカタルーニャ独立運動による治安状況ですが、私たちが訪れた時期は小さなデモこそあれいたって平穏。国際ニュースや外務省が発表する海外渡航情報に目を光らせておけば大丈夫でしょう。もっとも、スリや強盗といった観光客を狙った犯罪には油断禁物ですよ。(文・写真 ライター 熊山 准)

写真をクリックすると、大きな画像が表示されます。環境によっては表示に時間がかかる場合があります。

    [PR]