キレイのヒミツ

<8>マイナスから回復した、美の極意 君島十和子さん

  • 2017年2月3日

イラスト/大橋美由紀

  • 君島十和子さん

  • FTC UVパーフェクトクリーム プレミアム50
    FELICE TOWAKO COSMEの第一弾として世に出されたUVクリーム。「365日徹底して紫外線から肌を守ることこそが美肌維持には必要」という理念のもと、紫外線防止効果とともにヒアルロン酸や植物エキスなどの成分配合でうるおいを保ち、天然クロロフィルによる殺菌・消炎効果によりアクネ菌などの増殖を抑えて健やかな肌に。毎日の定番アイテムとして使いやすい軽いつけ心地にもこだわりが。SPF50 PA+++ 30g 3075円(税込)

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 美のカリスマとして不動の地位に立つ感のある君島十和子さん。昨年50歳を迎え、ますます輝きを増しているようです。化粧品の作り手、事業家としての真摯(しんし)な姿勢からも、さびないマインドのヒントがうかがえました。

    ◇

――美容の世界に入られたのは、単に化粧品好き、スキンケア好きだったからではないとお聞きしました。

 実は“超マイナス”があってのスタートです。航空会社のキャンペーンガール時代の日焼けがたたって、20代前半は肌がボロボロ。しみ・そばかす、くすみに毛穴の開き、気にして触った結果のニキビや吹き出物など、ひどい状態でした。本当なら何もしなくてもきれいな肌の時期が、私には暗黒時代。当時はインターネットも美容雑誌もない中、「〇〇がいい」と聞けば飛びついて、つらい思いをしながら4~5年もかかってようやく肌に自信を取り戻せた、そんな経緯があります。

 だから、私のつくる化粧品は、自分が実際に経験して、超マイナスから回復できた方法を製品に落とし込んでいるもの。「一日中鏡の前にいて、高級化粧品を使いたい放題で……」という中から生まれたわけではないんですよ。

――そのマイナスからの回復の過程に、君島さんの美の極意もあるわけですね。

 とにかく水分を与えることと、つけたものはきれいに落とすこと。そして紫外線対策です。21歳までの日焼けで散々苦労したので、それ以降は徹底して紫外線を避けてきました。その間には、皮膚科学の発達とともに紫外線の肌への影響が科学的にも解明され、しみ・そばかすなど肌表面のトラブルを招くだけでなく、真皮まで届いて肌本来の機能を衰えさせることがわかってきました。

「与える美容」ではなく「避ける美容」で
奇跡の美肌をキープ

 紫外線によって深部でうるおいや弾力を保つといった肌の機能が衰えると、たるみやシワ、毛穴の開きなどが起きます。肌の老化はこうした奥の方から始まり、しかも、しみ・そばかすと違って塗っても隠せません。私が今、50歳でも自分なりに納得のいく肌を保っているとすれば、それはこうした深刻なダメージを与える紫外線に対するケアを365日、毎日欠かさず続けてきたから。紫外線は、道路や壁からも乱反射するし、室内だって油断は禁物。蛍光灯からも降ってきますよ。360度しっかりガードするには、日傘やサングラスではなくUVクリームが必須です。

 FTC(フェリーチェ トワコ コスメ)も、1本のUVクリームからスタートしたブランドです。「UVパーフェクトクリーム プレミアム50」は、SPF50、PA+++の高い紫外線防御効果を持ちながら、軽いつけ心地で保湿力も備えた人気の品。アンチエイジングのためには、抗酸化作用の高いフラーレンを高濃度に配合した「UVパーフェクトFFクリーム」もおすすめです。紫外線とともに酸化も防ぎ、肌色補正効果もあるので自然なツヤと透明感が出ますよ。

――泡で出てくる洗顔料や、化粧水と美容液1本2役のミストなど、それまでなかった形状や使い方のアイテムも豊富。事業家としての手腕も発揮なさっていますね。

 仕事も子育ても忙しいと、洗顔料を丁寧に泡立てたり、化粧水をコットンでひたひた、じっくりつけている時間なんてないですよね。だから「泡で出てきてくれれば……」「片手で使えれば……」、自分のリアルな思いを反映したものです。それに、どんなに高価な洗顔料も、泡立てが不十分では脱脂力が強すぎて肌にマイナスにもなり得ます。でも、そういった情報はあまり発信されていないように思うし、私はそもそも、お客様の手に渡る際に注意喚起の必要なものはつくりたくありません。常に安全・安心な状態で使えるものをお届けしたいと、それがたとえばワンプッシュで理想的な泡で出てくる洗顔料だったりするわけです。安全でリスクのないものをつくるのは化粧品会社としての当たり前の良心だと思っているし、真摯に取り組んでいきたいです。かなり体育会系なんです、私(笑)。

ストレス発散よりためないこと。ご機嫌になれるパブロフの策を持っておく

 生きていればいろいろと問題も起きますが、対処するのも早くなりました。というのも、肌の調子が悪いときを振り返ってみると、結局、イライラしたりストレスがあるときなんですよね。外的要因より内的要因。紫外線や乾燥といった外的要因は守る手だてがありますが、内的なものは、守りようがないですよね。だから、イライラ、クヨクヨして自分で自分を攻撃しないよう、注意しています。すぐに気分を変えられる方法を持っておくんです。イラッときたら、お気に入りのお茶を飲んだり、音楽を聴いたり、月を眺めたり深呼吸するだけだっていいと思う。私は「十和子煮」と称して、ネガティブをぜんぶ煮出しちゃう感じに、熱いお風呂につかったりもします。

 「これをやれば大丈夫」というパブロフの犬的な策をたくさん持っておくと、切り替えが早くなる。今や、トラブルが起きたらその瞬間に解決に向かう感じです。だって、ストレス発散・解消ってよく言いますけど、発散するまでイライラしながらためていくその時間が、細胞を酸化させていますよ。そんな自分いじめは今すぐやめて、もっと自分のご機嫌をとって。「幸せだなぁ」ってドーパミンが出るような時間を増やしていきたいですよね。

(文・野田まゆ)

>>君島十和子さん愛用の美容アイテムはこちら

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君島十和子(きみじま・とわこ)

1966年生まれ。航空会社のキャンペーンガールからモデルを経て女優に。1996年、結婚を機に芸能界を引退。現在は自身のコスメブランド「FTC」のクリエイティブディレクターとして数々のヒット商品を輩出。2児の母。最新著書『私が決めてきたこと』(KADOKAWA)をはじめ『十和子道』(集英社)、『君島十和子の食べるコスメ』(小学館)など著書多数。

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