キレイのヒミツ

<9>日々の暮らしが、外側のキレイに現れる 倉本康子さん

  • 2017年3月30日

イラスト/大橋美由紀

  • ミラベル・スラヴィンク Riana(リアナ)シリーズ
    ベッドシーツ【クイーンサイズ マチ30cm】3点セット(ペア枕カバー/掛布団カバー/ボックスシーツ)11万8500円(税込)
    03-6277-0986(リネンカンパニー)

  • (C)三好宣弘(RELATION)

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 数々のファッション誌での美しい着こなしはもちろん、高感度なセンスで手掛けるご自身のブランドも好評の倉本康子さん。機能的な収納や快適で美しい空間コーディネートを提案するインテリアモデルならではのお話からは、「暮らし方」と外側のキレイとの深い関わりが見えてきました。

    ◇

――40代に入って、美容に対する意識やお手入れで変わったことはありますか?

 もともと、毎日のスキンケアなどは適当に済まさないで丁寧にするよう心がけてきましたが、これをより一層意識して行うようになりました。洗顔後はすぐに化粧水をつけるのではなく、ふきとりローションで汚れをさらにしっかり落としてから、プラセンタを導入し、肌の土台を整えてから化粧水でうるおいを与えるようにしています。ふきとりに使っているのは、何人ものヘアメイクさんが愛用しているオードムーゲ。ビービ―ラボラトリーズのプラセンタと合わせて、どちらも自分にとっての定番アイテムです。40代になって急に使い始めたわけではないですが、化粧水前にワンクッションを挟むといったひと手間を、面倒がらずにゆったりした心地で行うようにしています。

 結局、キレイって内側が表に現れるものだと思うんです。自分のまわりでも、イキイキと輝いて「すてきだな」と憧れるような目上の女性たちは皆、いつもとても楽しそう。充実した日々を送っていて満たされているんだな、ということが伝わってくるんです。日頃の生活、暮らしぶりって、自分が思う以上に外から透けて見えるものですね。生活の乱れなど悪い面も如実に出てしまうと思うので、おろそかにしないようにしています。

――人から見て何が透けて見えるのか、自分ではよく分からなかったりします。どんなことに気を配っていますか。

 たとえば、疲れ。年とともに表に出やすくなりますね。私も20代の頃は睡眠不足で撮影に行っても平気だったのが、いつからか「あら、今朝は疲れてる?」なんてバレちゃうようになって。ビール大好き、晩酌大好きでよく飲みますが、夜更かしは禁物。度を越さない範囲で楽しく飲めることを第一に、仕事の疲れも翌日に持ち込まないよう、入浴と睡眠も大事にしています。エプソムソルト(硫酸マグネシウム)入りの湯船につかってたっぷり汗をかいたり、もともと入浴剤が大好きで、自分でブレンドして使ったりもします。

 眠りについては、寝室の環境づくりも大切だと思います。部屋は心の映し鏡、雑然とした部屋ではぐっすり眠れないような気がするし、夜寝る前と朝起きたとき、一日のはじめと終わりに目に入る景色は、美しいほうがいいですよね。シーツや枕カバーなどのベッドリネンは麻が好きで、今ちょうどミラベル・スラヴィンクのベルギーリネンに替えようと思っているところです。上質なので、それなりにお値段も張りますが、寝ている間に体に触れる素材は大切にしたいんです。

――はたからは見えない暮らし方の部分、そこを大切にする心のゆとりも外見のキレイにつながるのですね。

 暮らしと心とキレイの関係について、毎日の習慣として、出かける前に必ずトイレ掃除をしています。早朝ロケなどで慌ただしくても、便座まわりだけはサッと拭きます。実は、私の母が姉を身ごもったときに、「トイレをきれいにしておくと器量の良い子が生まれる」と聞いて、私を妊娠中のときも欠かさず行っていたのだとか。単に迷信かもしれないけれど、妊娠中でもある程度は身体を動かして健康的に過ごす意味もあったかと思いますし、何より、きれいにしてから出かけると気持ちいいです。やらないと落ち着かない験(げん)かつぎのようでもあり、何らかの緊急事態があっても家のトイレはきれいにしてあるのって、見えないところの安心というか、自信につながるものですよ。

 そもそも、肌のお手入れをしたりメイクしたりするのって、キレイになるための魔法をかけるようなもの。それを汚れた鏡や洗面台でやっていては、せっかくの魔法も効かない気がしてしまいます。お化粧品も、ヒミツの魔法アイテムです。買ったばかりの美容液を使うときの、キャップを開けて漂う香りに高揚したり、肌にのせて極上テクスチャーに感動したり。そんな心的効果も維持したいから、毎日新鮮な気持ちで使えるよう、ボトルの向きをきれいにそろえて並べたり、お気に入りの小物を置いたりして空間づくりを楽しんでいます。

 そうそう、バスタイムの入浴剤も、デザインのすてきなものはもちろん、自分でガラスのジャーに入れたりして、トレーにたくさん並べてあるんです。そこから「さて、今日はどれとどれをブレンドするかな……?」。気分はすっかり魔女、ですね(笑)。

(文・野田まゆ)

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倉本康子(くらもと・やすこ)

抜群の着こなしと明るい性格で人気のファッションモデルとして活躍するかたわら、ファッションブランド「fua」をプロデュース。また“インテリアモデル”としても、ファッションの頭で考えるインテリアの提案や収納グッズ、モデルルームなどのプロデュースを手掛ける。「おんな酒場放浪記」(BS-TBS)では、女性の酒場の楽しみ方を紹介。豪快な飲みっぷり、食べっぷりが人気を集め、“酒場モデル”としても活躍中。著書に『「オシャレ」はクローゼットから! 85(YAKKO)のルール』(幻冬舎)、『30分で女子力アップのインテリア&収納術』(朝日新聞出版)など。

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