かぞくのじかん

夏の食卓は元気がでる彩りで「今日のごはんなあに?」

  • 2017年6月5日

スズキエミさん(写真:広瀬貴子)

  • スズキエミさん(写真:広瀬貴子)

  • 夏のお昼ごはん:トマトと卵と豚肉のどんぶり ゴーヤのおひたし

  • 夏の夜ごはん:夏野菜のみそ汁 いんげんと牛肉の炒め煮 かぼちゃ煮 ミニトマトのシャーベット

  • ズッキーニと鶏そぼろの和えもの

  • ドライカレー

  • なすと鶏そぼろの炒め煮

  • 豆腐の鶏そぼろあんかけ

<プロフィール>

スズキエミ
季節の野菜とふだんの調味料を使った家庭料理が得意。
レストランやカフェ勤務ののち、「暦ごはんの会」をはじめる。5歳の男の子のお母さん。

    ◇

 子育て中のお母さん、お父さんは、「今夜は、何をつくろう」と、日々知恵と工夫を凝らしていることでしょう。今号も、帰宅が遅くなったり、忙しくて準備ができない日にもさっとととのう、まとめづくりや下ごしらえを実践している子育て中の料理家の方に教えていただきます。

 最近引っ越しをしたスズキさん。「料理教室がしやすい間取りを考えて探したのですが、なかなか理想とぴったりの家に出合えなくて、いろいろ見てまわりました」。最終的に決めたのは、キッチンとダイニングがひとつづきになっているおうち。そこに以前からよく通っていた古道具屋でみつけた、大正時代の水屋だんすを運びこみました。ふだんづかいも、撮影に使う食器も、すべて棚の中に余裕をもって収納されています。

 「子どもにはガラスや食器はていねいに扱わないと割れる、ということを小さいときから伝えたいと思ってきたので、いつもの食事もプラスチック製品は使っていません。一度おとなのごはん茶碗より高価な子ども茶碗が割れてしまったときは、私の方が落ち込みましたけど……(笑)」。だいじに使う気持ちは、日々の小さなことから伝えていきたいとも。「危ないと敬遠するのではなく、あるていど経験しながら身につくこともありますね」。

おやつにかぼちゃ

 新しく通うことになった徒歩15分ほどの保育園の送迎は、歩くことにしたスズキさん。歩いたり、走ったりしながら、年長さんになった長男の興味のあるものを知ったり、いろんな話ができる時間です。

 帰ってきて、おやつに出すとよろこぶのは、「1cmの厚さに切ったかぼちゃをフライパンでじっくり焼いて、はちみつと少々のシナモンをかけたものや、チーズをのせて焼いたもの。ぱくぱく食べますよ」。チョコレートなど市販の甘いお菓子は極力控えてきたスズキさんですが、子どもの世界も広がりつつある今、「ぜんぶダメとは言えないので、少しずつ解禁しはじめました。でもやはり素材のもつ甘みや焼き目の香ばしさなどを、おいしいと感じられる人でいてほしいな」。

 おとなの願いと子どもの好奇心をすり合わせながら、口にするものを選ぶことは、「子どもが小さいうちにできることのひとつ」。記憶に残る味や食事を用意していきたいですね。

(かぞくのじかん2017年夏号より)

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