冷水料理相談室

朝食を食べない娘たちへ、朝が楽しくなるひと皿を

  • 冷水希三子 写真 関めぐみ
  • 2017年6月15日

  

〈相談者プロフィール〉
前川陽子さん 42歳 女性
京都府在住
公務員

    ◇

 わが家には中学2年と高校1年の娘がいます。ふたりとも電車に乗って学校に通っているため、朝は7時ごろに出かけていくのですが、私も仕事を持っているため、娘たちの弁当作りや自分の身支度、加えて朝食づくりと、毎日戦場のような朝を過ごしています。

 そんな感じですので、娘たちには悪いなあと思いつつ、朝食は前夜の残りものやお弁当の余り、たまに頑張ってもトーストに目玉焼きといった簡単なものになりがちです。

 食べ盛りの娘たちなのですが(ダイエットなどには関心がない様子)、毎朝代わり映えのしない朝食にうんざりしているのか、最近はせっかく作っても手をつけずに出かけることも少なくありません。

「昼休みまでにおなかがすくでしょう?」と聞くのですが、「コンビニで適当に買って食べる」とのこと。母の手料理がコンビニ食に負けてしまうとは……。手抜き感はいなめないのですが、それでも悲しいやら情けないやらで、私ももっと頑張らないといけないかなと反省している今日この頃です。

 年頃の女の子ということで、やっぱり食べ物も「かわいい!」とか「きれい」とか、見た目的にもすてきなものが断然テンションが上がるようです。とくに上のお姉ちゃんは休日には友達と一緒におしゃれなカフェなどに出かけるのが楽しみな様子。舌どころか目まで肥えてしまって、困ったものです(笑)。

 とはいえ、育ち盛りの子どもたちにとって朝ごはんはやっぱり大切なもの。コンビニ食の添加物なども気になりますし、なんとか家で朝食を食べてもらいたいと思っています。娘たちが「朝ごはんが楽しみ!」と思ってくれるようなメニューのアイデアがあれば、ぜひ教えていただけないでしょうか?

 ちなみに、我が家で家族全員が食卓にそろうのは朝食時だけです。おいしい朝ごはんを食べながら家族の会話も自然と増えるような、明るく楽しい食卓を作れたらいいなと思っています。どうぞよろしくお願いします。

    ◇

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PROFILE

冷水希三子(ひやみず・きみこ)

冷水希三子

料理家・フードコーディネーター。レストランやカフェ勤務を経て独立。季節の食材を使ったやさしい味の料理が評判を呼び、雑誌や広告などで活躍中。器選びや盛り付けに至るまで、その料理の美しさでも注目を集めている。著書に『ONE PLATE OF SEASONS-四季の皿』(アノニマ・スタジオ)、『スープとパン』『さっと煮サラダ』(ともにグラフィック社)など。

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