冷水料理相談室

丸ごと買った旬の冬瓜、脱マンネリの食べ方は?

  • 冷水希三子 写真 関めぐみ
  • 2017年8月24日

  

〈相談者プロフィール〉
津田由美子さん 32歳 女性
岡山県在住
教員

    ◇

 私はフルタイムで働きながらも、出来合いの総菜に頼らず毎日の食事を作ってくれる母に育てられました。

 母とは昔からあまり仲良しではなく、自分が親になった今もほとんど盆正月に会うだけの関係です。

 それでも親になり、家族の健康を考えながら食事を作るようになってからは、家庭でよい食育を受けてきたことを折に触れて感謝しています。なかなかありがとうと言えませんが……。

 やはり家庭での食事は一生のものだと思います。10歳の娘が好き嫌いなく、なんでも食べる姿を見て、母も誇らしい気持ちになっていることだと思います。

 子供が生まれてから、旬の野菜をとにかく食べる、ということを心がけています。料理は好きなので、いろいろな食材を楽しめているほうだとは思いますが、白瓜(しろうり)や冬瓜(とうがん)など、ウリ科の野菜でなかなかレパートリーが増えず悩んでいます。

 私の住んでいる町は冬瓜の産地で、旬の夏を迎えると、毎年たくさん出回ります。それを見ると「ああ夏だなあ!」とうれしくなって、買って帰ります。  

 その名のとおり冬まで長持ちするので、喜々として大玉を何個か買って帰るのですが、切ってしまうとやはり傷んでしまうので、しばらくは毎日冬瓜料理が続くことになり、私も家族もさすがに飽きが来てしまうのが悩みです。

 味はいろいろですが、基本的にはスライスして塩もみし、シャキシャキした食感を楽しむか、煮物やスープにしてトロッとした食感を楽しむといういずれかになってしまいます。

 何かもっと新しい楽しみ方はないのでしょうか? 冷水さん、ぜひ教えてください!

 ちなみに娘は、初めて冬瓜を食べたときは苦手意識があったのですが、ある夏、お店で大きな冬瓜をひとりでレジまで運べたことをきっかけに、冬瓜を好んで食べるようになりました。

 子供というのは不思議ですね。味そのものよりも、「自分がお手伝いできた!」という誇らしさやうれしさのほうが勝って、敬遠していた食べ物を好きになってしまうのですから。

 今では冬瓜が大好きな娘も一緒に楽しめるメニューだととてもうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

    ◇

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PROFILE

冷水希三子(ひやみず・きみこ)

冷水希三子

料理家・フードコーディネーター。レストランやカフェ勤務を経て独立。季節の食材を使ったやさしい味の料理が評判を呼び、雑誌や広告などで活躍中。器選びや盛り付けに至るまで、その料理の美しさでも注目を集めている。著書に『ONE PLATE OF SEASONS-四季の皿』(アノニマ・スタジオ)、『スープとパン』『さっと煮サラダ』(ともにグラフィック社)など。

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