Woman’s Talk

「声で褒められると一番嬉しい(笑)」滝川クリステルさん(フリーアナウンサー)

  • 2017年9月21日

 

 現在、動物福祉の財団を立ち上げるなど、幅広く活躍している滝川クリステルさん。その素顔を知りたく、八つの質問をしました。

Q1 マルチな活動をされています。自分の資質に最も合っていることは?

 “伝える”ことだと思います。中でも声の表情で伝えられる、ドキュメンタリーのナレーションのお仕事が、自分でも好きですね。自然に番組に入り込めたとか、声で褒められると一番嬉しい(笑)。

Q2 好きな時間は?

 自然の中にいる時間。実は昨日も滋賀の山に登り、湖でカヌーを漕ぎました。自分は自然の中で生かされているちっぽけな存在だと実感させられるのが好きです。価値観がすべてひっくり返され、生き返る感じがします。海外に行くのも好きです。かなりリフレッシュできます。

Q3 動物福祉活動を行うきっかけは?

 小さな頃から家では鳥が飛び、犬や亀が歩き回る環境でした。母が“動物も人間も居心地よく生きる権利がある”と考える人でした。ですからペットショップで売れ残った動物が処分されているという話を耳にしても、それを信じたくない弱さがありました。でもニュースに携わり“事実を知る”ことが私の仕事になった。10年以上前の当時は、動物を取り巻く環境は悲惨な状況でした。

 その環境を変えていこうと活動を始めました。結局、私たち人間の心や意識の問題だと思います。動物に限らず、違和感を感じたことにどう対処するのか。私が立ち上げた財団の名前は“共に生きる”という意味です。人間が動物たちとどう共に生きていくかを、考えてもらえたら嬉しいです。

「アニマル・ウェルフェアサミット2017~動物と人の笑顔のために~」で講演する滝川さん。

Q4 落ち込んだ時、どうしますか?

 とにかく歩きます。でもなかなか一人では散歩できないので、2011年5月に浪江町のシェルターから引き取ったレトリバーのアリスに「行くよ」と声をかけて。不思議と気持ちがリフレッシュしてきます。普段も1日1時間近くはアリスと散歩しています。

Q5 おもてなしをする時に一番こだわることは?

 おもてなしはあまり得意ではありませんが(笑)、家によく人を呼びます。テーマを決めて、普段できないエンターテインメントを考えます。例えば、キットを買って流しそうめん、“スパニッシュ・デイ”と銘打って、部屋の飾り付け、料理、音楽、衣装をスペインづくしに。

Q6 おしゃれで一番こだわることは?

 個性を大事にしなさいとずっと親に言われていたので、今もそれが基本です。制服も私服もOKだった高校時代、私服でどれだけ楽しむかがお洒落のテーマでした。就活の時も、リクルートスーツではなく、自分の好きなスーツやタートルネックで面接に行きました。この子、個性があるな、と見られていたらしいです(笑)。

Q7 必ずバッグに入っているものは?

 身だしなみの一つとしての香水と女性ホルモンを高める効果があるというアロマオイル。あとは、鉄分とビタミンBと腸をキレイにするビフィズス菌。肌が弱くて外からは何もできないので、中からキレイにするしかないんです。そして赤いリップ。フランス人の祖母も、必ず赤いリップをつけていますが、私もお休みの日は化粧をせずに赤いリップだけ、ということもあります。それだけで全然違います。それからカメラ、財団のパンフレット、財団が販売しているチャリティーアクセサリー&Tシャツ。

Q8 2020年までに実現したいことは?

 私の財団のプロジェクトの一つでもある“アニマル・ウェルフェアに基づいた犬猫の殺処分ゼロ”です。できれば並行して、子どもたちを癒やす力の高いアニマルセラピー犬を増やすなど、人間と動物がつながる仕組みも構築していきたいと思います。

チャリティーのために販売しているアクセサリー。詳細は一般財団法人 クリステル・ヴィ・アンサンブル

(撮影:前康輔/インタビュー:木村由理江)

たきがわ・くりすてる
 フリーアナウンサー、一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル代表理事。1977年10月1日、パリ生まれ。青山学院大学卒業後、テレビの世界へ。2002年から10年間、報道に携わり、13年1月フランスの芸術文化勲章シュバリエを受章。14年5月に設立した財団で、動物保護と生物多様性の保全のために積極的に活動している。現在もテレビ、CMで活躍するほか、J-WAVE「NIPPON EXPRESS SAÚDE! SAUDADE...」(毎週日曜日、17:00〜17:54)にレギュラー出演中。

■この記事は、2017年9月7日付朝日新聞朝刊「ボンマルシェ」特集のコーナーの転載です。

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