クリトモのさかな道

のどぐろの一夜干しを作ってみました

  • 文・写真 栗原友
  • 2017年9月26日
  • 完成品。油がうきまくってるー!

  • 卵だって美味しく食べたい

  • 卵ソース。キレイな色

  • 美しい! そしてかわいい顔

  • 対馬から来ました。行ってみたいな

  • 風通しのいいところでないと腐るので注意

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 夫が大きなのどぐろを買ってきました。今の時期ののどぐろは卵をたくわえているんだそうです。煮付けなどにして食べることが多いようですが、ちょっと違うことをやってみようということで面白い干物を作ってみました。

 たまごを袋から出してとしょうゆと酒とみりんを合わせてソース状にします。塩をして余分な水を出したのどぐろを半日干します。そして、その上に卵のソースを塗ってさらに半日干します。干す時は必ず風通しのいいところで。そして直射日光を避けてください。風が通らないと腐りやすいので注意が必要です。100円ショップで売っている干物用ネットが大活躍です。

 さて、できあがったのどぐろを魚焼きグリルで丁寧に焼くのですが、たまごの部分は焦げやすいので、弱火にセットします。約10分焼いたら完成。魚焼きグリルから出した途端、部屋中にいい香りが広がります。そして、おなかの部分からは脂がじゅわっとあふれ出していました。

 お味はどんなだったかというと、まるでチーズのようなコク! ふわっとやわらかいのどぐろの身は、干しているのでうまみも凝縮。味が濃い! いやー、これはいい! ちょっとお手間ですが、この一手間がおいしい魚をさらに特別なものにしてくれますね。

 炊きたての新米と一緒に食べたら最高なんだろうな~。新米、もうすぐですね!

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PROFILE

栗原友(くりはら・とも)料理家

写真

東京都出身。趣味の旅行や留学中に出会った外国の味を、日本でも簡単にアレンジできるレシピを紹介すると共に、旅と食の楽しさを様々なターゲットに向けて提案している。2012年から4年間、築地の斉藤水産で修行。現在は料理教室を中心に活動する傍ら、魚料理の啓蒙や魚を用いた食育に力を入れている。近著に『クリトモの大人もおいしい離乳食』(扶桑社)、『クリトモのさかな道 築地が教えてくれた魚の楽しみ方』(朝日新聞出版)。http://kuritomo.co.jp/

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