よなよなハンコ

消しゴムハンコを始めたときの気持ち

  • 文と絵 百世
  • 2017年9月29日

 先日のコラムで笛吹川くんを彫ったとき、早く彫りたい! 完成させたい! みたいな、夢中で彫っちゃう感じで仕上げたのですが、そのときに消しゴムハンコを始めたときの気持ちを思い出しました。

 消しゴムハンコを始めたのは、4年前。元々は手芸を始めてみようかな~と思い、とりあえず本を買おう!と意気込んで本屋さんに行ったんです。でも手芸は見てもいまいちピンとこなくって、ふっと右側をみたら、"消しゴムハンコ"の文字が見えて、「お!楽しそう!」と興味をひかれました。

 本を開いてみたら、必要な画材や消しゴムハンコの彫り方が紹介されていたんですが、私は画材のページにある"彫る専用の消しゴム"にすごく衝撃を受けたんですよね。「消す用じゃなくて、彫る用!? 何それっ!!」って一気に興味津々になって、早速画材を買いに行きました。しかもその消しゴム(厚さ1センチくらい)が、はがきサイズで更に衝撃でした。今や、はがき12枚分のサイズに挑もうと思っていますが……!

 そして家に帰って、早速やってみたら楽しくって楽しくって!!
 彫刻刀が消しゴムの上で滑って、うまく彫れないし、線がよれよれで下手だったけど、とにかく楽しかったんですよね。うまくなってやるー! って気持ちもすごかった。
 それから毎日アイデアを出して、夢中で彫るようになりました。アイデアは紙に向かって、目や顔を描いていると湧いてくることが多いです。全く何も浮かばない日もありますけどね。だんだんとアイデア通りに彫れるようになって、目に見えて上達していくのがうれしかったな。

 思い返してみたら、本当に初めて彫ったのは小学生のとき。授業で彫刻刀を使えるようになった頃で、確か消しゴムを彫るのがはやったんです。私もハマって、家族や知人の名前を彫って遊んでいました。そのときは一時的なブームで終わりましたが、"消しゴムハンコ"にひかれたのは、この時期があったからだったのかも……!

 勇気をだして、作品をまわりの人たちに見てもらうようになってから、この仕事がスタートしました。偶然本屋さんで、仕事にしたいような好きなことが見つけられて、本当によかったなと改めて思いました。

 今回の消しゴムハンコは、「花と魚とときどき宇宙」をテーマに最近彫った新作です。今グッズを作ろうと考えています。笛吹川くんのおかげで創作意欲が湧いたので、作品作りがいつもより楽しいです! この気持ちがあるうちに色々と彫ろうと思います!

 来月から、月2回の更新になります!! 月2回、みなさんに読んでもらえるような文章がちゃんと書けるのか……どきどきです。ではまた来月に。

百世

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PROFILE

百世(momoyo) 消しゴムハンコ作家

写真

消しゴムハンコ作家。東京都在住。
2013年1月より消しゴムハンコなどの創作活動を開始。
2014年4月、初の個展「一粒万倍 百世のモモ版画」を銀座のギャラリー403で開催。以後 忌野清志郎「ネズミに捧ぐ詩」の装画やファッションブランドZUCCaとの展覧会、CDジャケット、ロゴマーク、ドラマのタイトルバックやフェスのグッズなども手掛けている。
2017年9月には犬猫グッズの「わんコレ」からコラボ商品が発売予定。
https://www.momoyo-hanko.com/

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