きんゆう女子。お金の学校

<16>じぶんのお金を整理する

  • 鈴木万梨子
  • 2017年10月13日

  

 こんにちは!「きんゆう女子。」のまりこです。

 本格的な秋になり、今年も残すところあと3カ月。酉(とり)年は商売繁盛といわれる年なので、お金にまつわる話題が多いように思います。

 例えば、1月からはiDeCoの対象範囲が広がり、10月からは来年1月から始まるつみたてNISAの応募受付も始まりました。最近では、日経平均が20年ぶりの高値になり、いろいろな企業の株価も上がっています。また、以前書いたロボアドのように、ITを使った新しいお金のサービスもたくさんスタートしました。この1年でお金の置き場所や使い方が人それぞれに多様化し、今までの常識から変わってきていると感じます。

 みなさんは、このようなお金の話やニュースを見たり聞いたりしてどのような感想を持ったでしょうか?

 例えば、

 「金融って新しい世界、おもしろそう、もっと知りたい」

 「お金のこと本当に考えないといけないのね」

 「やっぱり面倒くさそう、手続き大変そう」

 「投資や運用が大事なのは分かったけど、何からやればいい?」

 「やっぱりイメージがわかない・・・」

 とかでしょうか。

 同じように、「きんゆう女子。」のメンバーからもいろいろな声が聞こえてきます。

メンバーれいさん:「お金について勉強したけど、いざアクションするとなると気が重いし、なかなかできない」

メンバーゆきさん:「家に帰ると忘れちゃう。お金のことに取り組みたい気持ちはあるけど、金融系のサイトをのぞくと手が止まる」

 私も情報をたくさんインプットしても、いざアクションするとなると先延ばしにしがちです…。だからこの声はすごくよく分かります。日々仕事も頑張っているから、プライベートのことはどうしても後回しにしちゃうんですよね。

  

 先日、元銀行員の方で、現在は金融商品の格付けをしている方にこんな話を聞きました。

元銀行員さん:「『虫歯がある人にはお金は貸さない』という格言が昔はあったんです」

まりこ:「え、それってちょっとひどくないですか!?」

元銀行員さん:「そう聞こえるかもしれませんが、虫歯は予防をしていれば防げる病気ですよね。だから毎日歯磨きをするという、ある意味、小さな当たり前のことがきちんとできているかどうか。ここがお金に対しても、きちんとできるかどうかの判断基準になるんです」

まりこ:「たしかにそうですね。以前、お金とデンタルをテーマにした女子会を開催したときにも、きちんと歯磨きして虫歯を予防するだけで、一生のうち300~400万円は節約できると聞きました。毎日の習慣をこつこつ続けることが、お金を借りることや節約することにもつながる。いいことづくしですね」

 メンバーからの声とこの話を聞いて、小さな行動の積み重ねが未来を創っていくと実感しました。そこで先日、『じぶんのお金を整理する』女子会を開きました。集まって情報交換するだけでなく、実際にアクションするところまでをみんなでやってみる会です。

 整理する内容、整理したい内容は人それぞれです。私なりに、こういう流れだとスムーズに実行できるという順番をまとめましたのでここで共有したいと思います。これまであまりお金のことを考えてきていない、でも資産づくりをスタートしたいという方がいたら、このTO DOリストを参考に整理してみてはいかがでしょうか。

<お金の整理、10のアクション>

 運用の前に!まずはお金をかけずにできる事、アクションしよう。

1)財布の中身を全て出す(いるものといらないものを分ける)

2)使っている金融機関のホームページをブックマークする(カード、銀行口座など管理できるように)

)給料明細を把握する(社会保険料など、何をいくら支払いをしているかを知る。また今後の収入を知る)

4)支払い明細を把握する(カードや奨学金の返済など支払い漏れがないか。毎月いくらいつまで払うのかを知る)

5)制度を活用する(ふるさと納税、医療費控除、iDeCoなど。年金はねんきんネットに登録する)

6)不要なものは売ったり、レンタルにする(使わないバックや洋服を売る。車をレンタカーやカーシェアリングにするなど)

7)お金の話ができる仲間や相手を見つける(複数のファイナンシャルプランナー、立場の違う人など3人くらい)

8)持っているクレジットカードを改めて確認、整理する(今の生活スタイルに合っているか確認。最近だと家賃もカード払いできることも。なるべく支払いはカードにひもづけ、不要なカードは解約)

9)ITサービスを活用する(ネット銀行の口座を持っていると振り込みや支払いのときに便利。家計簿アプリを使って家計の見える化。ウェブのシミュレーションサービスで資金計画も)

10)通信費はプランを見直す(格安SIMを利用するなど)

  

 当たり前で小さなことかもしれませんが、学生時代のときから変えていない方や、今まで整理をしていなかった方は、改めてチェックしてみてください。インターネットやさまざまな制度の力で、より楽にお金を整理できたり、把握できるようになります。

 向き合うと最初は、罪悪感を感じたり、自分はできていないな、だめだなぁなんて思うこともあるかもしれません。でも、現実を知るから、未来が見えてきます。投資への一歩はここから。  

 成長痛だと思って一緒にアクションしませんか。

 次回のテーマは、「年金」です。

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    ◇

 「きんゆう女子。お金の学校」は、お金のことワカラナイ女子のためのコミュニティー「きんゆう女子。」の代表・鈴木万梨子さんが、お金や経済にまつわるキーワードについて、その意味や、私たちに実際どう関係してくるのかを解説する連載です。

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PROFILE

鈴木万梨子(すずき・まりこ)TOE THE LINE Inc. 代表取締役社長

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獨協大学外国語学部フランス語学科卒。新卒でH.I.S.に入社し、法人営業として団体旅行の企画・営業・手配・添乗を担当し、海外を中心に約8千人にツアーを提供。起業を目指し2015年、金融系ベンチャーに転職。金融業界に入ったことでお金の知識のなさに衝撃を受け、「きんゆう女子。」を立ち上げる。2016年3月に起業し、Webサイト立ち上げ本格的に「きんゆう女子。」をスタートさせる。旅と服をコーディネート・手配するサービス「FIT the Local」を企画準備中。https://kinyu-joshi.jp/

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