デンマーク皇太子も愛用する「ECCO」 銀座店を皇太子妃が訪問
- 2017年10月13日
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皇太子妃は豪州出身で、フレデリック皇太子との間に2男2女
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エコー・ジャパンの犬塚景子社長の案内で、店内を見学した
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商品を手にとって軽さを確かめる皇太子妃
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両国の外交関係樹立150周年を記念したシューズも
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銀座並木通りに面し、昨年12月にオープンした「ECCO銀座店」
デンマークのメアリー皇太子妃が12日、同国の靴ブランド「ECCO(エコー)」の銀座店(東京都中央区)を訪問した。店舗のデザインや商品などを視察し、同国企業の日本でのビジネス展開に関心を寄せていた。
皇太子妃は、日本とデンマークの外交関係樹立150周年を記念したイベントなどに出席するために、フレデリック皇太子と来日。この日は、デンマーク王室御用達のブランドとしても知られるECCOの日本での旗艦店を見学するために、銀座を訪れた。
ベージュのスーツ姿で来店した皇太子妃は、デンマーク国旗を持ったスタッフたちの歓迎を受けて、にこやかな表情。オーク材を基調とする店内を、エコー・ジャパンの犬塚景子社長から案内された。
まず皇太子妃が足を止めたのが、メンズのコーナー。フレデリック皇太子は、同社のランニングシューズ「バイオム」を普段から愛用しており、北極圏に行った際に履いた靴もECCOが開発したそうだ。
次に皇太子妃が手に取ったのは、ピンクのゴルフシューズ。鮮やかな色合いと革の質感を気に入っていたという。自身が好んで履くパンプスも、興味深げに眺めていた。
犬塚社長は「デンマークの強みである、デザインとイノベーション、クラフトマンシップを、日本でも発信していきたい」と説明。皇太子妃も納得し、激励の言葉を掛けていた。
フレデリック皇太子夫妻は、8日に東京・豊洲で開かれた「デンマークフェス&ウォーカソン」でも、同社のシューズを履いて5.6kmのコースを完歩。近くにある東京五輪の競技会場や選手村の予定地に興味を示し、下町の風景に感激していたという。
(文・北林伸夫)
