進化するおせち 最新トレンドは?[PR]

  • 2017年12月1日

 お正月の食卓を華やかにしてくれる、おせち。有名料亭や憧れのレストランによるおせちも増え、選ぶのも楽しい。でも、バラエティー豊かゆえに目移りしてしまいがち。なんと900種類ものおせちをラインナップする高島屋のバイヤーが、「進化するおせち」の最新トレンドや、ワンランク上の選び方、楽しみ方を指南する。

洋のおせちでカウントダウン
和のおせちで新年を祝う

 黒豆に田作り、数の子……。これまでおせち料理といえば伝統的な和風が主流だったが、最近はフレンチやイタリアン、中華風のおせちも増えている。「トレンドはズバリ、欲張りに楽しめる『和洋折衷』です」と高島屋のおせちバイヤー桑原慎太郎さん。さらに、以前は三段、四段のおせちを三が日かけて食べる家庭が多かったが、ライフスタイルの変化もあり、「一段」や1人用の「個食」おせちの人気が高まっているという。

 「洋風と和風の一段おせちをそれぞれチョイスして、大みそかは洋風おせちでにぎやかにカウントダウンパーティー、元旦は和風おせちで華やかながらもおごそかに――。そんなふうに、シチュエーションに合わせておせちを上手に楽しむお客さまも増えてきています」と桑原さん。

 そこで、国内外の名店をラインナップする高島屋のおせちから、注目の和風と洋風の1段おせちをセレクト。和風は人気和食店「賛否両論」を切り盛りする笠原将弘さんプロデュースで、定番の松風焼きにフォアグラとレーズンを加えたり、栗きんとんにブラックペッパーをあしらったりと、気鋭の料理人ならではのアレンジが光る。

 今回は、この二つのおせち料理を盆や皿に盛り付けることに。すると、パーティーシーンにぴったりのテーブルコーディネートに早変わり。
 スタイリストの深川あさりさんに盛り付けのポイントを聞いた。

 「和風は、陶磁器だけでなく、漆器やガラス、銀食器、笹の葉などの素材を組み合わせると、お正月らしい雰囲気が演出できます」

「賛否両論」のおせち料理。器に盛りつけ、お重のときとは違った表情に
(スタイリング/深川あさり 撮影/田中宏幸)

 洋風は、イタリア・ミラノで愛され続けている高級食料品店「ペック」を選んだ。高島屋のデパ地下でも人気のショップだ。

 こちらはシンプルに、白を基調にしたプレートに盛りつけてみた。 

「ペック」のお重を、華やかなテーブルコーディネートに
(スタイリング/深川あさり 撮影/田中宏幸)

 「海の幸、シャルキュトリ、そして野菜など、彩り豊かな洋風のおせちは、シンプルなお皿に盛り付けると色合いが映えます。さらに小皿や脚のある器を組み合わせると、プレートの上に動きが出て、華やかさがアップします」

 和風なら松の葉や南天の実、洋風ならグリーンやハーブなどをあしらうとアクセントに。重箱の中の完成された小さな世界も美しいが、盛り付けることで料理一つひとつの表情がぐっと引き立つ。ゲストを招くパーティーのおもてなしにも最適だ。

 洋風おせちは、同じく高島屋のデパ地下で人気、フランス・パリの老舗「フォション」もおすすめ。鮑(あわび)の白ワイン煮やフォアグラテリーヌなどを詰め合わせた、エレガントなお重だ。

写真で自慢したくなるおせち

 品揃えも多く、ますます多様になるおせち。どれを選んだらいいのか迷ってしまいそう。そこで桑原さんが、四つのキーワードで上手な選び方を伝授してくれた。

 まずは「年末年始はフォトジェニックに華やかに!」。「思わずSNSで人に自慢したくなるようなおせちで、新しい年を迎えませんか?」

 そう話す桑原さんイチオシが、「パクチーの魅力おせち」。ガパオやグリーンカレーといったエスニック料理はもちろん、なんと数の子やブリ幽庵焼きといった定番おせち料理にもパクチーが使われている。パクチー好きにはたまらない個性派おせちだ。

 「パクチーの新しい魅力が重箱いっぱいに詰まっています。年末年始は、このおせちを囲み『パクチー・ニューイヤー!』で乾杯していただきたいですね」

 豊かな自然に恵まれた“農業水産王国”熊本県の食材や食品をふんだんに使った「熊本だモン ミニおせち」は、お重のふたと風呂敷、そしてお箸に、人気者「くまモン」がデザインされている。こちらもSNSに投稿したくなるフォトジェニックおせちだ。

 「和洋折衷の多彩な料理がそろいながら、一人前のミニサイズ。おせちは元旦の朝だけ食べたい、という方にもピッタリです。おせちを食べた後は、くまモンのお弁当箱として再利用できるのも魅力」

有名店とのコラボ

 次のキーワードは「有名料亭や人気レストランのコラボレーション」。老舗料亭、憧れのシェフ、話題の料理人など、それぞれのこだわりを味わえる料理がセットになっているコラボおせちも多数そろう。オススメは、東西の名店「たん熊北店×オテル・ドゥ・ミクニ コラボレーションおせち」。

 「多くの文豪に愛された『たん熊北店』の京料理の上品な味わいと、洗練されたナチュラルフレンチをモットーとする『オテル・ドゥ・ミクニ。一度は行ってみたい名店の味を一度に味わえる、まさに『饗宴』と呼ぶにふさわしいおせちです」

ヘルシーおせちで新年も健やかに

 三つ目のワードは、「ヘルシートレンドをおせちでも」。漢方ライフスタイルを提唱する「薬日本堂」が監修した「和漢おせち」は、健康にいい素材をバランスよく、さらに、素材が持つ本来の風味が引き立つようこだわっている。「健康、ヘルシー志向を叶えるおせち。新しい年を健やかに迎えるための智恵と工夫がお重の中に詰まっています」

元旦だけでもぜいたくに!

 最後のワードは、「普段はなかなか手が出ない特別なおせちで、非日常のスペシャル感を堪能する。そんなシーンに選びたいのが、「創作中華 一之船入」の「酒肴中華おせち一段」。オーナーシェフ、魏禧之(ぎよしゆき)さんによる創作中華おせち。伊勢海老、鮑、タラバカニ、フカヒレスープなど、高級食材をふんだんに使い、丹念に仕上げた一段おせちだ。

 「1段で5万4000円と決して安くはありませんが、素材、製法、仕上げの美しさにとことんこだわった『至福のおせち』です。とびきりリッチなおせちで、新しい年の門出をお祝いしてはいかがでしょうか?」

 おいしさはもちろん、内容や段数などが多彩になり、おせちはますます進化している。豊富な品ぞろえから、最高の年末年始を演出してくれるおせち料理を探し出すのも楽しそうだ。(文・中津海麻子)

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