Woman’s Talk

「本音でわかり合える関係がいいです」 米倉涼子さん(女優)

  • 2017年11月16日

  

 人気ドラマ「ドクターX」がシリーズ5回目を放映中。意志強くデキル女・大門未知子のイメージが定着した米倉涼子さんの素顔に触れたくて、10の質問をしました。

Q1『ドクターX~外科医・大門未知子』が放映中です。

 「5」まで続くとは思っていなかったので、本当に皆さんに支えられていると思います。未知子はこれまでの役の中でいちばん自分に身近でやりやすいです。お金に無頓着なところは私と違うけど(笑)。初めのころは『私、失敗しないので』という、あの自信に満ちたセリフが好きじゃなかった。でも、これは患者さんへ向けた言葉だとか、自分の背中を押すための言葉だとか、いろんな意味があると解釈してから、気持ちがラクになりました。未知子は私が理想とするカッコいい女性。責任を持ちながら言いたいことを言って、リラックスするときは大いに楽しむ。自分が信じるものを貫くという気持ちを、彼女から教えてもらっています。共演の岸部一徳さんは言葉少なで、最初は怖かったけど、今ではお父さんみたいな存在。居心地がいいんです。シリーズとしての期待が大きい分、頑張らなくちゃと気合を入れてます。

Q2 憧れの女性は?

 大好きな女性はたくさんいますが、特に誰という人はいないです。結構欲張りなので、色々な人の素敵なところを欲しいというか、正直に言えば、色々な人の魅力を真似(まね)っこしていると思います。でも最近、すごいと思わされた女性はブロードウエイで観(み)たベット・ミドラー! よく“存在が光っている”というけど、これなんだと。表情がどうではない。「信念」がある。そう思いました。

Q3 人生を変えた映画はありますか?

 『CHICAGO』です!(と、即答)。私は小さいころから意外と冷めてるというか心移りが早いというか、誰かの追っかけをするとか、しきりと聴いている音楽があるとか、そういうのが全然なかったんですけど、あれだけは一目惚れ! 一気に恋に落ちました。

Q4 最もくつろぐ時間は?

 お店に仲間が集まって、ごはんを食べたりお酒を飲んだりする時間。私は大きなパーティーとかあまり得意じゃない。それより気のおけない人たちと、言いたいことを言い合える時がいちばん楽しい。音楽家や料理人、弁護士、作家……スペシャリストの方々から、他業種の話を聞くのってすごく興味深いし、刺激を受けています。

Q5 落ち込むことはありますか?

 よくあります。私はもろい面もあるので、思わず言ってしまった言葉にすごく後悔することが多いんです。でも一人で考えていると迷うので、友だちに相談して聞いてもらい、立ち直って前に進める。信頼できる人たちの言葉に、すごく助けられていますね。

Q6 最近の買い物でよかったものは?

 ベッドと枕。朝、起きても疲れが残っていることがずっと気になっていたんです。テレビ番組を通して、マットレスを5ミリ単位で自分の体に合わせて作ってくれるメーカーを知ってオーダーしました。寝返りがずいぶんスムーズになって、すごく快適です。

Q7 毎日のスキンケアは?

 基本は化粧水とスキンクリーム、アイクリームをパパっと塗るくらいです。いろんなコスメにこだわるより、たくさん運動して汗をかくことが大切だと思っていて、これは小さいころからバレエをやってきたからでしょうね。唯一こだわっているのは冷え性だから体を温めること。白湯(さゆ)をよく飲むようになってから調子いいです。

Q8 掃除とお料理、どちらが得意?

 掃除は苦手だなあ。料理のほうが好きですね。親しい人たちと一緒にキッチンに立って作ることも好きです。肉と魚なら、ガッツリ肉料理のほうが多いです。魚なら鰻(うなぎ)とか、高タンパクなものが好き。

Q9 いつもバッグに入れている物は?

 ハンカチと、唇の乾燥を防ぐためのグロス、家の鍵、タクシー料金などを払うための「PASMO」を2枚。かなりサッパリ!

Q10 人生で最も大切にしていることは?

 自分の気持ちに嘘(うそ)をつかないということ。そもそもその場をとり繕ってうまくやることが苦手です。本音でわかり合える関係がいいです。

(撮影:渞 忠之/インタビュー:水田静子)

よねくら・りょうこ
 1975年、神奈川県出身。92年、第6回「全日本国民的美少女コンテスト」審査員特別賞を受賞し、芸能界に入る。以降、ドラマ、舞台、映画、CMと活躍。2012年と17年、ニューヨーク・ブロードウェイにてミュージカル『CHICAGO』の主役として舞台に立ち話題となる。代表作にドラマ「黒革の手帖」ほか。『ドクターX~外科医・大門未知子~』が10月よりスタート。毎週木曜、午後9時~9時54分、テレビ朝日系にて放送。

■この記事は、2017年11月10日付朝日新聞朝刊「ボンマルシェ」特集のコーナーの転載です。

[PR]

この記事を気に入ったら
「いいね!」しよう

今、あなたにオススメ

Pickup!