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乾燥肌ケア「長め・多め・高め」に

  • ファッション・ビューティジャーナリスト 松田アヤノ
  • 2018年1月5日

いずれも大原広和氏撮影

 秋から冬にかけて、突然唇の乾燥が治まらない“ある日”が訪れる。リップクリームを一日中つけても、数日前の滑らかな唇には戻らない。手や足の甲のかさつきも同じ。こんな乾燥を放置すると、ついにはあごや頬まで……。普段のケアでは追いついていなかったのだとハッと気づく朝を迎える羽目になるのだ。

 この乾燥スパイラルから抜け出すために私の場合、年末年始の一晩でリセットする。まずは目標の設定である。憧れの肌を持つ女優さんやモデルさんでもいい、鏡の横に今の憧れの肌の写真を貼る。子供じみた方法かもしれないが、目標は大事。

 私は今年、ドリス・ヴァン・ノッテンの2017年秋冬のショーに登場した同世代のモデル、アンバー・バレッタ=写真右=とキャロリン・マーフィー=同左=を貼るつもりだ。目尻のシワや口元のたるみは年相応だが、肌はヘルシーなハリとツヤと透明感があって、血色も豊か。服は美しい色彩で、ゆるりとしたシルエット。こんな自然体の40代でいたいと思わせるスタイルだったから。

 そのうえで、いつもより“長め、多め、高め”の「一晩合宿ケア」。まずは肌の表面の余分な角質を取る。オイルで全身の肌を柔らかくしてから、いつもより長時間をかけて入浴してもいいし、角質ケア製品を顔だけでなく全身に使ってもいい。すぐにシートパックやコットンパックでこれでもか!というほどたっぷりの水分を全身に浸透させ、化粧水もふりかける。

 そして普段よりも高価なクリームやオイル、ワセリン類などの油分でしっかりコーティング。やることは一つ一つ基本のケアなのだけれど、かける時間や量、質を高めると足の先から髪に至るまで全身くまなくリセットされやすい。潤った肌や髪は浸透度が高まっているので、普段のケアに戻しても、冬の間、全身の潤いをキープできることが多いのだ。
(ファッション・ビューティジャーナリスト 松田アヤノ)

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PROFILE

松田アヤノ(まつだ・あやの)ファッション・ビューティジャーナリスト

写真

1971年生まれ。日本版「VOGUE」などを経て、2006年に独立。ファッションとヘアメイクのトレンドを取材している。

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