キレイのヒミツ

<7>毎日大事にしている、三つのこと 吉川千明さん

  • 2016年12月26日

イラスト/大橋美由紀

写真:吉川千明さん 吉川千明さん

写真:大正製薬 密 -hisoca- 柘榴(ざくろ)ボトルタイプ490mL(約50杯分)5000円(税別) 大正製薬 密 -hisoca- 柘榴(ざくろ)ボトルタイプ490mL(約50杯分)5000円(税別)

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 オーガニックコスメやアロマ(香り)の第一人者として活躍する吉川千明さんが大事にしているという美と健康の三つのモットーは、大人の女性なら誰でも心掛けたいことでした。詳しく教えていただきます。

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「冷やさない」「ためない」「植物のチカラを借りる」

―― 吉川さんといえば、オーガニックビューティーの先駆者的存在。日頃、実践している具体的な美容法を教えてください。

 ベースとして大事にしている信条は「冷やさない」「ためない」「植物のチカラを借りる」ということ。肌のお手入れなど外からのケアだけでなく、食べるものなど内側からの働きかけも、この三つを重視しています。

 まず、女性にとって冷えは大敵。体が冷えると血行が滞って全身のめぐりが悪くなり、老廃物をため込む体になってしまうから、夜ゆっくりお風呂に漬かるなど、体の中からも温めるようにしています。食事に関しては、マクロビオティックやローフードなどさまざまなものを試してきましたが、今は「バランスが大事」だと思って、それぞれのいいところを取り入れています。日本には、みそ、しょうゆといった体を温めてくれる優れた発酵食品があり、それを使った和食中心の食生活は、西洋発祥の食事法より日本人の体に合っているはずです。

 油を変えることもおすすめですよ。脂質はオメガ3、6のように異なる脂肪酸をとることが必要なので、比較的酸化しにくく加熱にも向くオリーブオイルを中心に、えごま油や亜麻仁油、ココナツオイルなど。ごま油も、焙煎(ばいせん)と太白をそろえておくといいでしょう。油は質も問われます。選び方は、たとえばオリーブオイルなら、産地が明らかで、低温圧搾で丁寧に作られたものを。私はいつも、オリーブオイルを納豆にかけたり、おみそ汁に少し垂らしたり。良質な油ってとってもおいしいの。それ自体が調味料になるんですよ。

ハーブを使ったドリンクでめぐりのいい体に

 サプリやドリンクなども取り入れます。おすすめは、大正製薬のドリンク「密 -hisoka-」。美と健康に関わる素材として注目の柘榴(ざくろ)を中心に15種類ものハーブが配合されていて、大人の女性の体をサポートしてくれます。私のオフィスでは、お客様にお出しする飲み物も、お茶やコーヒーではなくこの「密 -hisoka-」。お湯で割ってお出しすると、皆さん「おいしい」「飲みやすい」と気に入ってくださいます。

―― 「植物のチカラ」のドリンクですね。コスメのおすすめはありますか。

 フランス生まれのPHYT’S(フィッツ)のクレンジングミルクはいいですよ。私は以前から「泡洗顔はやめましょう」という提案をしていますが、泡洗顔は、洗浄成分自体も強いものが多かったりして、皮脂だけでなくうるおいも奪いがち。それが肌を乾燥させ、うるおいを保ち深部を守るといった肌本来の機能の衰えにつながるんです。シワやたるみ、毛穴の開きなどの肌悩みがある方は、泡洗顔はやめて、クレンジングミルクだけの洗顔に変えてください。フィッツのクレンジングミルクは100%天然由来成分、マッサージするように丁寧にクレンジングしていると、パロマローズの香りで心も癒やされます。

 今は世の中、時短や手抜き一辺倒ですけれど、はじめから手を抜くのが前提ってどうなんでしょう。大切な自分という存在に手をかけて、慈しむ。そんな心の持ちようから「きれい」は育まれると思っています。

前向きに「あきらめる」ことも大事

―― 何かとストレスも多い中、そうした心のゆとりを持つにはどうしたらいいでしょう。

 そう、信条の2番目に挙げた「ためない」というのも、気持ちの面こそ大事。生きていれば誰だって、悩みや不安はあるけれど、これはそもそも人間に備わった生存本能のようなもの。脳の働きとして「おびえやすい」性質があるんです。上手に流していきたいですよね。私は以前漢方薬局もやっていたので、漢方薬も使いますよ。イライラを鎮めるには「抑肝散加陳皮半夏(ヨクカンサンカチンピハンゲ)」や「半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)」など、メンタルに働きかけるいい生薬がたくさんあります。

 さらには、「あきらめる」ことも時には必要。後ろ向きの意味ではなくて、人は人、私は私、「まあいいか」と、執着するのをやめれば、人と比べてねたんだりすることもないし、「こうなったら嫌だな」ということがあるときは、「そんなこともよくあるさ」と受け止めてみる。そうすれば起きた時のことを想定して冷静にシミュレートすることもできます。そして何より、私は「身の丈」という言葉が好き。身の程、身の丈という自分らしいサイズを知るというのも、心を冷静にする手段。心の平和こそが健康、美容への一番の近道だと私は思います。

(文・野田まゆ)

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吉川千明(よしかわ・ちあき)

美容家・オーガニックスペシャリスト。ビオ代官山主宰・働く女性の保健室「さくら治療院」代表。1997年日本初のジュリークの旗艦店を立ち上げ、ほかに都内に7件のサロン、ショップ、漢方薬局をオープン・運営した経験を持つ。2008年オーガニックコスメのPRオフィス、ビオ代官山を設立。2009年ジュリークジャパンGM(外部契約)を経て、以降は数々の優良なオーガニックブランドのコンサルティング、教育を担当、現在に至る。CIDESCO国際認定エステティシャン&アロマセラピスト、NPO法人「更年期と加齢のヘルスケア」認定メノポーズカウンセラー、NPO法人「みんなの漢方」理事、「食の哲学」普及協会 理事長。著書は『これからの美しさの磨き方』(角川中経出版)、『美しくなれる自然療法』(主婦の友社)ほか多数。

ビオ代官山 http://biodaikanyama.com/

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