心も染まる紅葉

写真

 赤、黄、オレンジ、緑が織りなすグラデーション。初冠雪の白、山腹の紅葉、山麓(さんろく)の緑のコントラスト――。
 「最近の紅葉は良くないという声を聞くことが多くなった。たとえば山岳の紅葉は、一部の標高帯の落葉広葉樹が色づくのみで、標高を下げるといまだ緑のままということが多い」と、日本の自然を撮り続けて50年以上の写真家、森田敏隆さん。それでも、息をのむような光景が日本列島の様々なところにまだあるのだといいます。
 『心も染まる紅葉』(光村推古書院)は、森田さんらが北海道から徐々に南下していく紅葉前線をまとめた写真集。この美しい1冊を手に、紅葉狩りに出かけてみませんか?

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    PROFILE

    森田敏隆(もりた・としたか)

    1946年生まれ、大阪府八尾市出身。64年、地図出版(株) 和楽路屋写真部に入社。75年、フリーの写真家として独立し、エムオーフォトスを開設。90年(株)エムオーフォト代表取締役就任。日本の四季彩豊かな自然風景に魅せられ、50年にわたって日本の大自然を撮影。中でも国立公園と一本桜の撮影には特に力を入れており、関連写真集も多数発売されている。日本写真家協会会員、日本写真芸術学会会員、日本棚田学会会員所属。

    宮本孝廣(みやもと・たかひろ)

    1963年和歌山県南部川村(現みなべ町)に生まれる。1981年和歌山県立南部高等学校卒業とともに森田敏隆に師事。現在、株式会社エムオーフォトスに所属

    BOOK

    心も染まる紅葉

    「心も染まる紅葉」
    (光村推古書院) 森田敏隆、宮本孝廣・著

    いつの間にかセミの声がしなくなり、日暮れも早くなる。朝晩に肌寒さを感じ始めると、ちらほらと紅葉の便りが届く。北国から、高山や高原から、秋は鮮やかな色彩とともにやってくる。深紅に色づくイロハカエデ、黄金色のカラマツ、光を受けて輝くススキの穂。燃える秋に心も染まる日本全国の紅葉写真集。1800円(税別)

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