水と雲と花と

写真

 7歳のころスコットランドで水平線を写して以来、自然の風景と向き合い続け、水、空、雲、山、花などを写真で表現しようとしてきた桝矢桂一さん。
 夕暮れの浮御堂のシルエット、月夜に浮かぶ月見亭、神秘的な安居川……。桝矢さんによって切り取られた写真は、時には絵画のように見えたり、詩的な言葉を連想させます。
 「ファインダー越しに現れた様々な被写体の繊細な姿と色彩を、写真を通して調和させる試みです」と語る桝矢さんの、個性的な世界の一部を紹介します。

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    PROFILE

    桝矢桂一(ますや・けいいち)

    1970年 京都府長岡京市に生まれる
    1976年 スコットランドのエディンバラに滞在し、写真を撮り始める
    1998年 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(人間・環境学)
    日本写真協会会員。神戸市在住

    BOOK

    水と雲と花と

    水と雲と花と
    (朝日出版社)桝矢桂一(著)

    枯れかけた足元の花々。夏の夜明け前の高山の眺望。嵐の前の雲。桝矢桂一が空間の広がりと時間の流れの中から一瞬の光と影を切り取るとき、単なる写実を超えた絵画的な表現が生まれる。ちょうど楽器演奏者の奏でる響きが、物理的な「音」ではなく、詩情豊かな「音楽」として聴かれるのと同じように。この10年間の作品、「桜 春夏秋冬」「幻想」「水と雲と花と」を収録。桝矢桂一の最初の写真集

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